移動平均線
サンクスさん
>ヘッジファンドとかの海外投資家も、移動平均線というのは判断材料として見ているものなのでしょうか。巨大な資金力にものを言わせて相場を動かせるでしょうから、全く別の論理でもって動いているようなイメージがあるのですが。
ヘッジファンドの成り立ちや投資理論について
塩漬けマンの株奮闘記の塩漬けマンさんが読んだ本のあらすじを書いていますので参考に。
http://shiodukeman.blog.fc2.com/blog-entry-1158.html
http://shiodukeman.blog.fc2.com/blog-entry-1167.html
http://shiodukeman.blog.fc2.com/blog-entry-1184.html
>巨大な資金力にものを言わせて相場を動かせるでしょうから
ヘッジファンドが1社のみなら相場を思い通りに動かすことができるでしょうが、ヘッジファンドだけでも複数社あります。そして信託銀行とか証券会社などの金融機関も同じ相場の中で戦っています。
巨大な資金力を持った機関投資家同士がせめぎ合うのが相場ですから、当然それぞれが作戦を立てて動いています。
株価はフシに接近すればもみ合いになり、フシを抜ければ急速に動きます。
つまり、ある価格帯に大量の空売りを仕掛けているヘッジファンドがいて、、、同じ価格帯に大量の買いをぶつけるファンドがいるということですね。その価格帯をフシと呼ぶわけです。
フシでの攻防で買いが負ければ、買い勢は損切り撤退(売り)しますので「売りが売りを呼ぶ」という状態になり、買いが勝てば、空売り勢は買戻しに動くので「買いが買いを呼ぶ」という状態になるわけです。
ちなみに機関投資家の売買の99%以上はシステム売買だと言われています。
つまりコンピュータシステムが自動的に売買をしているということですね。
たとえば、大量の売りが降ってきたり、大量の買いが入ったりするアルゴリズムという現象、これも人間の判断で行っているわけではなく、コンピュータがあらかじめ組み込まれたプログラムを実行しているに過ぎないということですね。
ということを踏まえて。。
機関投資家も移動線を判断材料としているのか、、ということですが。。
移動平均線とは、理論でもなんでもなくローソク足と同じ現実の表示だということです。
移動平均値とは、過去の株価の平均ですから、、たとえば25日線なら過去25日間の平均株価ということになります。よって、現在株価が移動平均線より下にあれば、過去25日間に株を買った人のほとんどは含み損を抱えているということになります。
株価が上昇して来たら、含み損を抱えている人がどんな行動をとるのか。
含み損が減る、もしくは含み損の解消がされれば持ち株を売るという行動に出ます。
これは機関投資家でも同じです。
すると株価としてどう動くか。
下がってくる25日移動平均線に株価が近づけば、株価は移動平均線に押し下げられて下がるという形になります。
大量の資金を運用する機関投資家なら移動平均線など無視して買い上げることができるという考え方もできますが、そうはいきませんね。カラ売りするヘッジファンドなどが、この移動平均線(フシ)でカラ売りで待ち構えていますから。。
要するに、機関投資家であっても、現在の相場は、売りが有利か、買いが有利か、を判断して投資作戦を立てています。よって、株価が移動平均線より下ならほとんどの投資家は含み損と判断できるわけですから、相場は弱いということは当然わかります。
弱い相場、買いでは不利という相場で、強気で買う、言い換えれば負ける確率が高いという投資戦略を立てる、機関投資家はいないのではないでしょうか。
こうしたことを踏まえれば、移動平均線と株価の位置は重要な判断の要素だと思います。
>ヘッジファンドとかの海外投資家も、移動平均線というのは判断材料として見ているものなのでしょうか。巨大な資金力にものを言わせて相場を動かせるでしょうから、全く別の論理でもって動いているようなイメージがあるのですが。
ヘッジファンドの成り立ちや投資理論について
塩漬けマンの株奮闘記の塩漬けマンさんが読んだ本のあらすじを書いていますので参考に。
http://shiodukeman.blog.fc2.com/blog-entry-1158.html
http://shiodukeman.blog.fc2.com/blog-entry-1167.html
http://shiodukeman.blog.fc2.com/blog-entry-1184.html
>巨大な資金力にものを言わせて相場を動かせるでしょうから
ヘッジファンドが1社のみなら相場を思い通りに動かすことができるでしょうが、ヘッジファンドだけでも複数社あります。そして信託銀行とか証券会社などの金融機関も同じ相場の中で戦っています。
巨大な資金力を持った機関投資家同士がせめぎ合うのが相場ですから、当然それぞれが作戦を立てて動いています。
株価はフシに接近すればもみ合いになり、フシを抜ければ急速に動きます。
つまり、ある価格帯に大量の空売りを仕掛けているヘッジファンドがいて、、、同じ価格帯に大量の買いをぶつけるファンドがいるということですね。その価格帯をフシと呼ぶわけです。
フシでの攻防で買いが負ければ、買い勢は損切り撤退(売り)しますので「売りが売りを呼ぶ」という状態になり、買いが勝てば、空売り勢は買戻しに動くので「買いが買いを呼ぶ」という状態になるわけです。
ちなみに機関投資家の売買の99%以上はシステム売買だと言われています。
つまりコンピュータシステムが自動的に売買をしているということですね。
たとえば、大量の売りが降ってきたり、大量の買いが入ったりするアルゴリズムという現象、これも人間の判断で行っているわけではなく、コンピュータがあらかじめ組み込まれたプログラムを実行しているに過ぎないということですね。
ということを踏まえて。。
機関投資家も移動線を判断材料としているのか、、ということですが。。
移動平均線とは、理論でもなんでもなくローソク足と同じ現実の表示だということです。
移動平均値とは、過去の株価の平均ですから、、たとえば25日線なら過去25日間の平均株価ということになります。よって、現在株価が移動平均線より下にあれば、過去25日間に株を買った人のほとんどは含み損を抱えているということになります。
株価が上昇して来たら、含み損を抱えている人がどんな行動をとるのか。
含み損が減る、もしくは含み損の解消がされれば持ち株を売るという行動に出ます。
これは機関投資家でも同じです。
すると株価としてどう動くか。
下がってくる25日移動平均線に株価が近づけば、株価は移動平均線に押し下げられて下がるという形になります。
大量の資金を運用する機関投資家なら移動平均線など無視して買い上げることができるという考え方もできますが、そうはいきませんね。カラ売りするヘッジファンドなどが、この移動平均線(フシ)でカラ売りで待ち構えていますから。。
要するに、機関投資家であっても、現在の相場は、売りが有利か、買いが有利か、を判断して投資作戦を立てています。よって、株価が移動平均線より下ならほとんどの投資家は含み損と判断できるわけですから、相場は弱いということは当然わかります。
弱い相場、買いでは不利という相場で、強気で買う、言い換えれば負ける確率が高いという投資戦略を立てる、機関投資家はいないのではないでしょうか。
こうしたことを踏まえれば、移動平均線と株価の位置は重要な判断の要素だと思います。
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