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下げるを想定しての分散買い

>THKを1月21日に1900円で300株買いました。長期(1ヶ月)、目標2300円、1700円損切り予定で買いました。その後、2月4日に戻したので売ってしまおうとしましたが指値の入れ方が悪くて失敗し、悩みながら今に持ち越しています。
>昨日1800円を割らないで終わったのでここまできたらいまさら売っても、と思ってみたり、せっかく1800円まで戻したから最後のチャンスだと思ってみたり、どう見たらよいのかわかりません。どこで損切りすべきでしたか。それとも1700円で拾うべきでしたか??


「6481 THK」
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ポイントとしては、1900円での買いはそれほど悪いとは思いませんが、高値圏で陰線もたくさん出てのもみ合い状態であることから、この位置での買いは「下げることを前提とした打診買い」と考えることが妥当な判断、すなわち上げても良し、下げたらナンピン買い増しという考えのもと買うべきなのです。ここで2300円目標と考える思考は「上がることしか考えていない」ということになるのでしょう。

つまり上がることしか考えてないから300株も買ってしまったということになるわけですが、ここは100株だけ打診買いして急落後の陽線で残りの200株買い増しするのがベストの買い方となります。

次のポイントは、マドを開けて急騰した青丸の位置で指値をして売れなかったという部分。多分、利益を見込んだのでしょう。ここは100株残して200株は同値撤退すべきでした。そして翌日、前日比マイナスで始まったわけですから迷わず200株を成り行きで損切りするのがベストでした。もし上がったらのために100株は残すということです。

次のポイントは損切りラインを1700円に置いていること。このチャートを見たとき1700円ラインは下値サポートラインとなっており、しかも75日線があります。こう考えたとき1700円は損切りではなくナンピン買い増しのラインとなります。損切りラインは1650円を割り込んだらという設定がベストということになります。

今後の方針としては、2/3戻しを目標として100株づつ損切りして保有株を100株に減らして、下げたらナンピン買い増しで買い単価を下げると考えるのが良いのではないでしょうか。

中期チャートトレンド(週足)は、上昇トレンドであり1700円ラインは堅いと判断できます。吹き上げたら売り、下げたら買いという考え方で臨むのが良いのではないでしょうか。もしくは一年程度の長期方針で保有するのも一つの方法だと思います。1650円割れは強制損切りです。

目の前の利益は確実に取る

>前場終わった休憩中ですが、少しランキングやチャートを見ると、目に留まったのが、J.フロント リテイリングです。ゴールデントライアングル突破?とても気になるチャートでした。本来、後場引けまで待たないと陰線で終わるかもしれないのですが、何となく陰線にはならないような気がしました。とても強く感じました。
>午前中確か、514円ぐらいまで上がり、507か508ぐらいで前場終了でした。後場の始まる前見ると、507か508ぐらいで決まりそうでしたが、2つ下505がとても少なかった、1万株なかったので、そこへ1000株買いを入れました。すぐ505で約定。あとは怖いので見ませんでした。
>3時前、見るとどんどん上がっている!胸がどきどきしてパニック状態!値幅の計算もしていない・・・・・どうしよう・・・もうすぐ3時・・・明日はもっと上がる!と楽しみにしたいけど、初心者なんだから欲を出さずこんなに上がっているのだから、利確すべき!と悩んで、3時前516で売りました。諏訪さんがチャートは感性で見るものとおっしゃるのが、何となくこういうことなのかなーと思っています。


「3086 J.フロント リテイリング」
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これが「3086 J.フロント リテイリング」の日足チャートですが、この大陽線の値幅をうまくすべて抜きましたね。おめでとうざいます。

チャートテクニカルで説明すれば、あなたが買われる前々日、前日とコマが並び、陰線に対する「はらみ線」となっていました。「はらみ線」は、寄り付きが高く始まれば買いとなりますから、このチャートの場合は寄り付きでの成り買いでもOKだったわけですが、あなたはこれを後場寄りで買われたということですので、前場高値を付けて始値近辺まで落ちてきたということでしょう。

そしてそこで拾われた。ラッキーだったと思います。でもツキも実力のうちと言いますから、これからも自信をもって挑戦すればいいのではないでしょうか。

木曜日に利益確定してしまったことについては、結果論として持ち越していればさらに利益を取れたということになりますが、「初心者なんだから欲を出さずこんなに上がっているのだから、利確すべき!」この謙虚さを忘れないことが重要だと思います。

ここで「ああ~~売らなければ良かった」と後悔すると、必ず次の売買でやられることになります。「目の前の利益は確実に手に入れていく」これを常に忘れないことは重要なポイントとなるでしょう。

今後の動きとしては、金曜日が気迷い十字線となってしまったので、マイナス始まりになれば宵の明星形となり、いったん下げることとなるのでしょうが、500円ラインは下値サポートラインとなりますので押し目買いの注目ポイントとなります。


仕手崩れに手を出すな

>「4100 戸田工業」2009年12月765円で買い、塩ずけ中。損切りもナンピンもできず、チャ-ト鑑賞中です。買いタイミングもわるかったのでしょう。よろしくお願いいたします。

「4100 戸田工業」日足チャート
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まず買いの基本原則を覚えてください。

「仕手崩れに手を出すな」
この株はリチウム電池関連として185円(2008/12)から972円(2009/10)まで5倍以上に大化けした銘柄です。いわゆる仕手材料株と呼ばれる銘柄です。このような仕手材料株は、急上昇中に飛び乗るのが基本で、下がり始めたら絶対手を出さないのが基本となります。「ユアサ」も同様です。

「下がる株を買うな」
このチャートを見ればわかるように、あなたの買われた位置は、買ってはいけない株価位置だったと考えてください。その理由は・・・

75日線を割り込んだ直後の陽線を買ったのだと思いますが、この場合、すぐ上に75日線がありますから翌日の値動きを確認してからというのが正しい判断になります。買うタイミングの位置としては、前の安値でのもみ合いの株価位置720円、もしくは75日線をブレイクする陽線となります。

そして次がもっとも重要なポイントですが「安値ラインを下に抜けたら何も考えずに損切り」ということです。つまりこのチャートの場合、720円ラインが安値ラインですから、これ以下になったら迷わず損切りするということです。これが「下がる株を買った場合の鉄則」となります。

今後の方針ですが、仕手崩れの銘柄はナンピンしない方が良いと思います。現在の株価は安値からまだ3倍以上の位置にあります。となるとまだ下がる余地はあります。よって600円割れは強制損切りが妥当な判断になるのではないでしょうか。

自分に納得できる基準を作る

>当時初心者の私は,「少しでも多くのニュースをとらえないと,聞かないと」と,いろいろな情報かき集めては,不安にかられ,慌てて売ったり買ったりしていたように思います。これは,大きな落とし穴だったのですね。自分の意思ではなく周りから売買をさせられていたのではと。
>確かに,大きく指数が動くような影響事項があったときは,上昇チャートであっても引っ張られることも,投げがあって落ちることもありますが,サインを出したチャートは,軌道を戻すのもはやく,「強い」という印象をうける銘柄を多く感じました。その反対も然りでございます。


右肩下がりトレンドの株価は、どんな好材料のニュースが流されても一瞬の反発で終わり大きな流れとしてのトレンドは変わらない。右肩上がりの上昇トレンドのチャートは、たとえ全面安で一時的に下げても、大きな流れとしてのトレンドは変わらない。ここがポイントになると思います。

トレンドを無視した情報に頼った投資をすると、高値をつかまされることになるということが理解できたことは一歩前進ではないでしょうか。株価トレンド(移動線の方向)はその株価に対する人気度ですから、人気の出たもの、すなわち買いたい人が多いかどうかの判断基準となる指標ですから、これを重視することは必要だと思います。


>ところで,このマニュアルに出てくるLCの設定の考え方,「尻をわったら」の「尻」は,ヒゲの部分は考慮しないと考えてよろしいのでしょうか。チャートの形状によりけりなのでしょうか。

これに基準はありませんが、私は前日のローソク足の実態部分の頭と尻を判断の基準に置いています。すなわち前日のローソク足の頭のラインを上に抜ける陽線が出たら買い、尻のラインを抜けた陰線が出たら売りとしています。この基準をヒゲ(高値、安値)においても良いと思います。

株価の動きはきっちり計算通りに動くわけではありませんから当然に誤差は生じます。私は、この誤差を1.5%と設定しているのですが、逆指値で損切りをするのであれば、前日の下ヒゲ(安値)より-1.5%下に置くのが良いのではと思います。

ただ、それでは損失額が大きくなってしまうので、逆指値を使わずに前日のローソク足の尻のラインを下に抜けた陰線が出たら損切りすることにしています。みなさんそれぞれがいろいろなチャートで検証してみて、自分なりの基準を作り上げることが重要だと思います。


私の株の師匠と考え方

私のローソク足のとらえ方が「酒田五法」とは違うんではないか?との指摘をいただきましたが、私は、いつも言っているように、何かの投資理論を勉強したこともなく、マニュアル本など立ち読みするぐらいで買ったこともありません。ましてやセミナーなどに通ったこともありません。ですから、たくさんの本を読んで勉強した人には幼稚なものに見えるかもしえません。

私が株に入るきっかけは、入社した時の女性上司が株をやっていたことが始まりです。私が19歳、彼女が23歳。彼女は父親の影響を受けて中学生のころから株を始めていたそうです。彼女が昼休みになるとグラフノートを取り出して眺めているのに興味を持って聞いたのが始まりで、そのグラフが値動きを表すチャートだと知ったのもそれが初めて。

「私は、こずかいはすべて株で稼いでいる」この言葉に引き寄せられ、教えてもらうことになったのだが、彼女が教えたのはローソク足の書き方のみ。

「株で簡単にお金が儲けられるなら誰も働きに出ることはしない」
「投資は、人に使われて働くことより苦しいことだからみんなが働きに出ている」


と教えられ、

「まずは3年間、投資資金を貯めながらチャートグラフを書き続けよ」
「チャートグラフ書きを3年間続けられなかったら株に手を出すな」
「そんな意志の弱いヤツが株をやると売り買いを楽しんで損するだけ」


と忠告を受けた。

毎日毎日、新聞の株式欄を見ながらグラフ用紙にグラフを書きこんでいく単純な作業が最初の一年間は苦しかった。だが一年ぐらい続けると株価のトレンドが見えてきて「これからどう動くのだろう」という好奇心がわいてくる。そして株価トレンドの転換点には必ず同じようなチャートサインが現れることに気づいた。

そうしてチャートを引き続けて三年間。なんとか株を買えるだけの資金も貯まり、その女性に今まで書いてきたチャートを見せて「新日鉄」の株を買ってみたいと相談。そのときの彼女に答えは・・・

「株が上がるか下がるかなんて誰にもわからない」
「あなたが今までチャートを書いてきて、上がると感じたのなら買えばよいし、そうでなければ買わない方が良い」
「投資とは、人生と同じだから、すべては自分が本能で感じたままにやるしかない」
「損するか儲かるかは、すべて自分の判断次第」


と判断は示してくれなかった。

そして・・・当時交通課にいたのでこんなたとえ話をしてくれた。

「株は、生きることと同じだから理屈や自分の考えどおりには動いてはくれない」
「自動車学校の教習コースでは、青信号は進めと教えるが、実際の道路では青信号で進んでもぶつかる」
「たとえ青でも自分で状況を判断して進むのが事故を起こさない運転の仕方」
「株もこれと同じことで、上がると判断していても、下がりそうと感じたら逃げる」
「自分が感じる心を重視して、目標や期待を捨てることが成功できるコツ」
「目標とか期待とかは、しょせん欲にすぎない」


ほとんど私がいま言っていることと同じ。つまりは私は、彼女の考えをそのまま引き継いでいるということである。

彼女は現在63歳のおばさんとなり、近所に住んでいる。先日、コーヒーを一緒した時、リーマンショックの話になり「投資信託や外債も含めて一千万円ぐらいやられた」と私が話すと、彼女は「あんなチャンスになんで損するの?」と笑われてしまった。

彼女は、一億円ぐらいを株で運用しているのだが、あの時「ヤバイ」と感じたので、すべて処分し、五百万円ぐらいの損切りをして、日経平均が7000円台になってから下げたら買いで買い集め、一時は一千万円ぐらいの含み損を抱えたが、ここが勝負どころと自宅を抵当に入れて五千万円を借金して買い続け・・・・

そして一年後、昨年の夏ごろにすべてを処分して三億円ほどの利益をあげたという。

「大儲けをしたいのなら、大ばくちも打たないと儲けることなどできないよ」
「いまの生活を捨てられないのなら、大儲けなど考えずに楽しむのが一番だろうね」


と笑っていた。

「大儲けのチャンスは、三年に一度ぐらいしかないから、今はジッと様子見してる」

のだという。

彼女はインターネットはやらないので、いまだに新聞を見ながらグラフ用紙にチャートを書き続けているそうで・・・

「私の場合、お金には興味がないので、チャートを書くことだけが唯一の趣味」
「リーマンショックで10年分の利益をもらったから、これから10年はチャートを楽しんでいるだけで十分」


そんなことを言っていた。

私と4歳しか違わないのに・・・しかも女性でありながら・・この余裕とこの度胸である。私には、絶対に彼女を抜くことはできない。そう考えた時「儲けることより、今の生活を大切にして、楽しむことに重点を置きたい」と考えるわけです。

新日鉄のチャート判断

>さて、新日鐵ですが、 330円で 買いました。以前は少し上がると嬉しくて、すぐ売ってしまいましたが、諏訪さんの教えどおり、上昇中なので、保有中です。今後の見通しなど教えてください。

「5401 新日鉄」
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きょうゴールデントライアングルをブレイクしました。
高値395円~安値317円の半値戻しの位置が356円となり、ちょうどその位置に75日線があります。この75日線が上昇のネックとなりますが、このフシをブレイクできれば、2/3戻しの370円までは狙えるのではないでしょうか。

いまの閑散相場で75日線を一気に抜けていくことは想定しづらく、値動き次第では75日線付近で利益確定して様子見するのもひとつの手。保有したまま75日線ブレイクに期待すのも一つの手だと思います。底値は堅いと判断されるので下げたら損切りよりも5日線付近での買いが妥当な判断となるでしょう。

天井と底値は誰にもわからない

>マニュアルに掲載されておりますチャート部分,過ぎ去ってしまえば,「あーここが下だったんだ」とわかるのですが,「現在進行形」での日々の中,どのような目線でチャートをみればよろしいのでしょうか。

これは「ユアサ」のチャートです。

1002.png

現在の株価が天井か底かは誰にもわかりません。ですから株価判断としては推測するしかないわけです。このチャートを事例として判断の仕方を説明すれば、高値を天井、安値を底と設定して、現在の株価がどの位置にあるかを考えます。

するとこのチャートの場合は、ちょうど高値と安値の中間に位置しています。いわゆる半値戻しの位置に当たっているわけです。この位置での売買判断は、売り買いが拮抗する株価位置に当たりますから、上下どちらに動くか判断が難しい場面となるわけです。

よって売買判断は、新規なら様子見、含み益での保有株があるならいったん利益確定との判断になり、600円ラインまで下げれば買いと判断するわけです。そしてその判断の根拠となるのがチャートサインということになるわけです。


>自称投資銀行に勤められていらっしゃったという霧子様,そのような職場心得がない初心者の私どもでも霧子様の見方位はできるようになるのでしょうか?

霧子さんのような企業分析は、なかなか素人には難しいと思いますが、チャート分析の判断は、基本さえ覚えれば、どんな初心者にもできると思います。要するに、分析の基本は、高値から安値までの値幅の2/3、1/2、1/3が目安となりますから、現在の株価位置がどこにあるかによって、利益確定か、もう少し利益を伸ばすか、もしくは損切りの判断をしているわけです。

ですから、霧子さんは、利益確定してから株価が上がっても「もう少し持っていれば・・・」とか「売らなければ良かった」などとは言いませんよね。つまり「ここまでは上がる」と想定し、そこまで上がったら利益確定をする。それ以上のことは誰にもわからないということなのです。

霧子さんの場合は、私が想像するに・・・10%の利益(上昇)が見込める株価位置まで下がる(押し目)のを待って買い、そして10%の利益で確定、目標の10%に達しなくてトレンドが転換したと判断した時は薄利、もしくは損切り確定させてしまうという手法をとっていると思います。

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諏訪真吾

Author:諏訪真吾

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