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すべては結果論です

株初心者さん
>いただいたマニュアルを読ませていただいた感想は、すべては過去の結果論をかいているだけのこと。これが正直な感想です。

それが正解です。これはトレードに限らず、人の生き方、世の中の仕組み、すべてが結果論。つまり「将来のことが分かるわけがない」ということです。ですから、上がるか下がるかと考えたとき、正解は「分からない」しかありません。

勉強して一流大学を卒業する⇒安定した人生を送る、結婚して子どもを産む⇒幸せな人生を送る・・・一般的には、こう考えられているのではないでしょうか?マニュアルのチャートサインは、これと同じです。

一流大学を出て路上生活をしている人もいれば、結婚して子どもを産んだがために不幸になる人もいる。人生すべてが結果論、「こうしたらこうなる」という法則など存在しないということです。

ですが、多くの人は一流大学を卒業すれば人生の成功者になれる、結婚すれば幸せになれる、と信じて、多くの人は勉強し、結婚相手を探そうとする。マニュアルのチャートサインもこれと同じことと言えるでしょう。つまり、あなたがそれを信じるか信じないか・・・ただそれだけのことです。

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たとえば、このチャート。「毛抜き底」と「毛抜き天井」が出現し、このサインで売り買いすれば、往復で利益を稼げたことになります。ですが、あなたの判断でいけば、これもすべては結果論。となれば、あなたは、何を判断の基準として売り買いするのかということです。

「毛抜き底」の場合、二本の長ヒゲが出た(赤丸部分)ことで買いサインとなるわけではありません。二本の長ヒゲが出た翌日に株価が上昇して初めて、二本の長ヒゲが「毛抜き底」となるわけです。そこで買えるか、買えないか・・・「下がるかもしれない」と考えれば買えないし、「毛抜き底完成だから上がる」とチャートサインを信じれば迷わず買えるわけです。

損するかどうかは誰にも分からない・・・が、何か信じられるものがなければ、何も決断できない。人生の決断すべき時においても、これは同じではないでしょうか。

含み損は持ち越すな

私の考え方の中に「含み損は持ち越すな」と言うのがある。

たとえば1万円の含み損になった時、翌日上げれば1万円の含み損など簡単に消えるし、損切りしなくても利益確定できるかも知れない。つまり結果として、損切りするのが良いのか持ち越すのが良いのかは誰にも分からないが、「トレンドは継続する」と考えるなら、陰線引けで1万円の含み損となったのであれば、翌日の含み損はさらに増えることになる。

1万円の含み損が切れなくて持ち越し、翌日2万円の含み損になればますます切れない。こうして含み損が5万円、6万円と膨らめば膨らむほど損切りはできなくなり、やがて放置してしまうことになってしまう。これが普通の人の心理であろう。

私は、2万円までなら損切りしても精神面にダメージを負うことはない。だが、5万円となるとダメージを受けるし後悔もする。損切り10万円ともなれば、自己嫌悪に陥ってしばらくはトレードする自信さえ失ってしまう。・・・・つまりトレードにおいての最大の損失は、金銭ではなく、精神的ダメージだと考えるのです。

金銭は失っても、また儲ければすぐに回復するが、メンタルでの意欲をそがれたら回復することは難しくなる。たとえば、1万円の損切りをしてもすぐに取り返せるが、10万円もの含み損を抱え込むと、1万円の利益確定ぐらいでは何も変わらず、やがて虚しくなる。そして含み損を取り返そうとしてさらに大きな利益を求める。

大きな利益を求めれば求めるほど、損するリスクは高くなってくるわけですから、せっかくの1万円2万円の含み益を確定せずに、やがて含み損に変わってしまう。いわゆる「負の連鎖」に陥るわけです。言葉を換えれば、「勝つ人は勝ち続けるし、負ける人は負け続ける」ことになるということです。

これはトレードのみならず生活においても同じで、私が見てきた多くの人の人生を振り返って見たとき、借金を抱えた人の大半は借金生活で人生を終え、貯金を抱えた人の大半は、借金をしないで人生を終えるのでしょう。つまり借金で車を買う人は、その借金が無くなれば必ずまた借金して車を買いますが、貯金で車を買った人は、貯金が貯まるまで車を買いません、これも人の心理だと思います。

トレードに置き換えれば、いつも含み益で株を持っている人は、含み損を見ることが苦痛で仕方がありませんが、いつも含み損ばかりを見ている人は、含み損は気にならなくても含み益が気になるものです。つまり含み損は大きくなっても気にならないから放置して、含み益になると気になって仕方がないから、すぐに確定してしまうわけです。これが負の連鎖に落ちいる人の損大利小の心理ということです。

自分がなぜ「損大利小」のトレードを繰り返しているのか・・・を、考えるには、この人間の心理を理解することが必要でしょう。含み損を眺めていて苦痛に感じない人は、永遠に「損大利小」のトレードを繰り返していくと言うと言い過ぎでしょうか。つまり借金生活をしている人が、永遠に借金生活から抜け出せないのと同じことなのです。

それはトレードの手法とか技術ではなく、自分の心理が損をする方向へ行動を誘導するということです。

私は、昨日この「旭硝子」を赤丸の位置で買いました。
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そしてきょうはギャップダウンで青丸の位置まで下がっています。ですが、連続陽線を続けており、下のラインは堅いと考えて買い方針に変わりはありません。

寄り付きで-17000円の含み損です。迷わず826円損切りです。そして下げないのを見て825円で買いです。

これを見て「上がると考えているなら損切りする必要があるのか」と考える人、「損切りしたのなら、なぜ同じ値段で買いなおすのか」と考える人がいるでしょう。これこそがメンタルダメージを回避するために私がとっている方法です。

820円がサポートラインだと私は考え、方向性としては上がると考えています。ですが、現在-17000円の含み損となっています。含み損のまま保有していても-17000円、ここで確定しても-17000円です。実質損は同じでも目の前の保有株の評価は0円となりました。つまり-17000円の損には変わりなくても精神的には楽になったと言うことです。

すなわちトレードで重視すべきは、「金銭ではなく、メンタルダメージの回避」ということです。

たとえば、ここから10円上がったとしましょう。含み益は+10000円となります。ですが含み損のまま保有していたらまだ-7000円の含み損です。つまり+10000円の含み益の株を持っているのと-7000円の含み損の株を持っているとで、どちらがモチベーションが高まるかということです。

逆に、10円下がったとしましょう。いったん清算した場合は-10000円の含み損となります。含み損のまま保有していた場合は-27000円と含み損はさらに大きくなります。ここで10000円の含み損を切り捨てるのと27000円の損を切るのとで、どちらがメンタルダメージを受けるかということです。

金銭重視で考えれば、どちらも27000円の損をしたのですから同じと言うことになりますが、メンタル重視で考えれば、比較にならないほど損した気持ち、すなわちメンタルダメージは少ないということになります。

トレードは、損するか儲かるかは誰にも分からない。すなわち神のみぞ知るですが、「明日も頑張って儲けるぞ」というメンタルを維持さえできれば、必ず勝てるもの。つまり「また負けるかもしれない」「勝てる気がしない」という精神状態でトレードに臨んでも勝てるはずはないが、「きょうはきっと勝つ」という精神状態で臨めば勝てる目も出てくると私は考えるわけです。

信じる者は救われる

ピコピコさん
>ウッチーさんのトレードを見ていて2.3日前に入会さてていただきました。たぶん同じぐらいの歳だと思うんですが、同じ女性でありながらなぜあんなにピタリピタリと予想が当たるのか正直なところ疑っています。あんなにうまくいくもんなんでしょうか。

人が100人いれば100通りの考え方があります。私の考え方と正反対の考え方で成果を上げている人もいるでしょう。つまり考え方に正しいも間違っているもないということです。あなたが何を信じるかただそれだけのことです。

ウッチーはまったくの素人です。そして私が教えた通りに初めてのトレードをして成功した。この成功体験で私の考えが正しいと信じた。何も考えず、私の教えた通りにやっていれば儲かると信じ込んだ。そして何の疑いも持たずに、私の教えた通りにやっている。ただそれだけのことだと思います。

ある程度、トレードを経験した人は、チャートを見て「この形は上がる」と言っているので「買い」と考えて寄り付きを見る。寄り付きの株価は激しく動く。その株価の動きを見ていて「上がると言ってるけど、売り板が厚いから下がるんじゃあないか」と迷う。そして買えない。あなたはそんなトレードを繰り返しているんじゃあないでしょうか。

ウッチーは、売り板が何か、買い板が何かも知りません。ただ、前日のローソク足の判断だけで、売り板が厚かろうが、売り気配で寄りつこうが、私が買いサインだと教えた株価は、何の迷いもなく買います。「信じる者は救われる」と言いますが、まさにウッチーは、チャートサイン信じ切って成功しているということでしょう。

ピタリピタリと予想が当たるのが疑問とお考えのようですが、チャートサインを見れば、明日の値動きは、高い確率で予想できます

具体的に説明しましょう。

トレードの条件は・・
買いサインが出たら寄り付きで買って、引けで売る。
買値から-2%で損切り。

「3632 グリー(日足チャート)」
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<行き違い線>6500円⇒ 6370円(-130円)
<つつみ線> 6500円⇒ 6660円(+160円)
<行き違い線>7000円⇒ 7190円(+190円)
<つつみ線> 6640円⇒ 6510円(-130円)
<たすき線> 6710円⇒ 6740円(+ 30円)

3勝2敗、+12000円


「6101 ツガミ(日足チャート)」
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<明けの明星>527円⇒ 577円(+50円)
<つつみ線> 591円⇒ 579円(-12円)
<つつみ線> 528円⇒ 530円(+ 2円)
<つつみ線> 500円⇒ 527円(+27円)

3勝1敗、+67000円

「寄りで買って、引けで売る」という単純なトレードでも、この程度の成果は出ると言うことです。つまりウッチーには、これだけを教え、ただこれだけを信じて何の迷いもなく機械的にトレードしているだけということです。何も驚くほどのものでもないし、それが信じられないと言うあなたの方が、自分のトレードを考えなおしてみるべきではないでしょうか。

マネーよりメンタル優先

まゆははさん
>こんにちは。お世話になっております。4月に入会した者です。
>某投資顧問の強気推奨銘柄(東証2部)を、強気で買ってしまい、翌日、ストップ安になり、80万ほど、損をしてしまいました。投資顧問を、まるっきり信じてしまっていた自分が、情けないです。信じるべきは、諏訪様の教えと、チャートでした。諏訪様は、今まで最大どれくらいの損失を出したことがありますか?その時、どうやってモチベーションを復活させましたでしょうか??

まず商売とは何か?と考えてください。商売とは、客からお金をいかに巻き上げるか?お客をいかにその気にさせて(騙して)お金を巻き上げるか?で業績が決まってくる。それが商売と言うものです。

たとえば、スーパーなどでも「お客様第一を考えて値下げしました」と言いますが、これなども、お客のことを考えて値下げしたのではなく、本当のところは下げないと売れないから値下げしているだけのこと、つまり、いかにお客のことを考えて商売しているかのように見せかけて、いかにお客からお金を引き出すかを考えているわけです。

会員さんの中には自営業をやってる人もいますので、ちょっと言い訳をしておけば、それが悪いと言うのではなく、それが商売なのだということを言っています。言い方を換えれば、本心からお客のことを考えて商売をやっていれば、採算的に成り立たなくなって潰れてしまうということです。

商売とは、そういうものだということを前提に、投資顧問や証券会社の推奨銘柄について考えてみましょう。投資顧問や証券会社は、客に儲けさせることを商売としてやっているわけではありません。お客からいかにお金を引き出すかを考えている。すなわちそれが投資顧問や証券会社の商売だということです。

投資顧問の強気推奨で買い、翌日ストップ安で大損したということですが、その投資顧問は、ストップ安になるという情報を前日に聞きこんだ。その銘柄を抱え込んでいる。このままでは大損をしてしまう・・という状態になった時、出来る限り高い値段で処分してしまいたい。・・・こう考えるのが商売でしょう。

そこで下がるのが分かっているのに「上がる」と強気推奨する。その客寄せの広告に吸い寄せられたお客に、自分の保有株を引き取ってもらう。そしてストップ安となりますが、投資顧問はすべてお客に引き取らせてしまった後だから損をしなくて済んだ。

これを詐欺だと言う人がいますが、そうではなく「それが商売なのだ」ということです。原価10円のものを100円で売る。原価10円のものを1000円で売る。これが商売上手であって、お客様のためにと10円で仕入れて5円で売っていたら、誰もが馬鹿だと言うでしょう。

会員さんの中にも「投資顧問や投資情報に騙された」と感じている人はたくさんいると思います。でも、それが「詐欺」だと怒っているのなら、ちょっとそれは勘違いです。商売とは何かと言う基本的なことを知っていれば、投資顧問などの商売人が他人に儲けさせるわけがないということは分かるはずではないでしょうか。

あと大損した話ですが、私は、IPO祭りで浮かれていた頃、新興株を全力買いしていた時期があります。だから資金を7倍に増やせたということにもなりますが・・・その頃、いまは潰れてしまってもうない新興株を全力買いしていて、2日連続ストップ安で売るに売れず、60万円ほどの損切りをしたことがあります。これが1銘柄、1売買で損した記録でしょうか。

この経験があって、今では、ご存知のように買いにしても売りにしても、一銘柄に集中せず、最低単位の株を複数銘柄保有すると言う分散投資に徹しています。利益は少ないが、損失も軽く済むという考え方です。

わずか2日で60万円もやられた時のメンタルダメージは、相当強烈で半年ほどはトレードもほとんどできずチャートばかりを眺めていました。そして気がついたのが、チャート判断をしていたつもりでいたトレードは、上がることしか考えていなかった。自分に都合の良い解釈をしてチャートを見ていた・・・ということに気がついたわけです。

そして現在のような考え方になったように思います。つまり大負けをしないことだけを最優先に考える。薄利であっても勝っているうちに逃げる。勝ってさえいれば、メンタルは常にポジティブに維持できるし、メンタルがポジティブに維持できていれば、強気でトレードに臨める。

トレードの目的の第一は、楽しんでいるか、楽しめているか・・というメンタル面の満足感であって、金銭の多寡ではない、というところに思い至ったわけです。苦しんで苦しんで、ストレスを貯めて10万円の利益を得るより、予想を楽しんで5000円、1万円の利益を確定した方がトレードは楽しい。

そういう考え方に今はなっています。

下がる不安におびえながら含み益が10万円になるのを待つのと、予想を楽しみながら1万円を10回抜いていく。私は、後者のトレードを心がけています。ウッチーのトレードは、私の目指す方向と言うことです。

チャート判断はネガティブに

Reiさん
>いつも楽しく学ばせて戴いております。資金を30万にして,再出発!と,元気に言いたいのですが,どうも頭でっかちになりすぎてしまっていた自分に気付き,しょげております。諏訪様から御質問の方への記事,それだけを読みますとわかりやすく…フムフムなのですが,自分が監視しております銘柄におとしてみますと,見えるものが見えないという状態に陥ってしまっています。たとえば,今,カゴメに入っておるのですが,17日に陽線で,25日線,75日線を越え,翌日窓をあけたため,寄りで入り,終値で5日線割れなかったので,そのまま静観しておるのですが,皆様からの質問を拝見していますと,1630位から1650の間に売り圧力があるのかな?っと思ったとき,持ち続けているという選択肢はどうなのだろうと…他の銘柄もそうです。どのチャートをみてもマイナス思考でしか目にうつりません。初心にかえろうと思いましても,余計な雑学がいつのまにかついてしまったのか,素直な澄んだ目でチャートをみられなくなっている自分がいることに気付きました。


「2811 カゴメ(日足チャート)」
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あなたの判断のとおり1630位から1650の間に売り圧力があると考えるのが妥当な判断だと思います。天井の青いラインには週足チャートの52週線が売り圧力として存在しています。ですが75日線より下には買い圧力があると考えられ、ここから75日線を割れて下がっていくという判断もないでしょう。

つまり現在の株価位置は、売り勢力と買い勢力の力が均衡した位置と考えられ、この付近でしばらくもみ合いを続けるとの判断が妥当な判断になると思います。

ただ一つ考えに入れるべきは、この「カゴメ」にしても「サンリオ」にしても優待銘柄や高配当銘柄は、優待取り、配当取りの買いで、決算期に天井を付けて急落すると言う株価習性があるということです。この「カゴメ」は9月決算ですから9月初旬までは、買い安心感があっても9月中旬以降は急落するということになります。

メールの内容で気になった点について、私の考えを書いてみます。

「マイナス思考で目に映る」ということに、ネガティブなイメージを持っているようですが、私は「マイナス思考でチャートを判断する」ことは良いことだと考えています。すなわち「儲けることより、損しないことを優先する」ということです。

次に、投資資金300万円程度あれば、利を伸ばすという考え方もあるのでしょうが、30万円と言う少額資金での投資の考え方は、利を伸ばすと言う考え方はしない方が良いでしょう。利を伸ばすためには、ある程度の含み損に耐えないと利を伸ばすことはできません。わずか30万円の資金で含み損に耐えると、失敗した時、次の投資に資金的余裕が無くなってしまいます。

少額資金での投資の場合、トレンドに乗るという考え方ではなく、ウッチーのように上がったら売る、下がったら売るというように利益を積み上げると考えた方が成功の確率は高くなるのではないでしょうか。

たとえば、この「カゴメ」の場合、マド開けしたところを成り買いしたと書いてありますが、買ってすぐ利益が出たら、確定して手の中に入れてしまうと考えた方が良いと思います。すなわちチャートのトレンド判断ではなく、ローソク足判断でのトレードの方が良いと考えます。

確率の高いところで買う

カズエさん
>日本電工のチャート判断、勉強になりました。売り方と買い方の戦いなんですね!実は、16日に 4997日本農薬 5563 日本電工 6997日本ケミコンの3つをリストにあげました。それで買ったのが日本ケミコンです(包み線)、5%の利確はできました。・・・私って逆張りですね? 日本ケミコンのチャート判断を諏訪さんがするとどうなりますか?よろしくおねがいします。7/23にも買って5%利確しました。(はらみ線)


「6997 日本ケミコン(日足チャート)」
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短期スイングで利を積み重ねるという考え方であれば、ローソク足の判断によって一定の利益を抜いていけば良いわけですから逆張りも順張りもそんなに考える必要はないと思いますが、トレンドに乗って利を伸ばすという考えであれば、逆張りより順張りの考えをしないと大きく利を伸ばすことはできないのではないかと考えます。

このチャートで説明すれば、一番右に株価がもみ合った部分(青丸)があります。ここが株価トレンドの大きなフシとなります。つまり株価がこのフシより下にあれば、青いラインは戻り売りの位置となり、株価がこのフシより上にあれば、青いラインは押し目買いの位置となります。

このように明確にトレンドで動いているチャートの場合、買いのポイントは、フシを抜けた株価位置(左の赤丸)、フシで下げ止まって反転上昇した株価位置(中、右の赤丸)となります。

現在の株価位置は、フシより下にあり、かつフシに近づいていますから、ここから先はリスクを伴うと考えるのが妥当でしょう。すなわち戻り売りの株価位置に近づいていますから、ここから先は今までのように上がっていくと考えるのではなく、戻り売りに押されて下げることも覚悟する必要があるということです。

ここから先は、様子見として、フシを上に抜けてから買いとするのが基本的なチャート判断となります。「上がる確率がもっとも高いところで買う」これが基本となります。

なぜ上がると分かるの?

ピコリンさん
>先日入会させていただいたばかりの超初心者のピコリンです。お弟子さんのウッチーさんのトレードをうらやましく見ていて入会させていただいたので、師匠と慕ってすべてを信じ切ってトレードの勉強をさせていただきたいと思っていますのでよろしくお願いします。そこで昨日の記事にあった日本電工を寄り付き成り行きで買ってみました。こんな経験は初めてですが、師匠を信じなければ始まらないと師匠の判断に賭けてみました。結果は師匠の予想通りの急上昇。うれしくてうれしくて(^0^~
>そこで質問させてください。なぜ上がると分かったんでしょうか。私のような超初心者でもわかるようになれるんでしょうか。

結果が出せて良かったですね。ただ私の予想が当たるばかりとは限りませんので、そのことだけは気をつけてください。もし私の判断がすべて当たるとしたら私はとんでもない資産家になってるはず。そうなっていないということは、予想が外れて損することも多いということです。

「日本電工」の株が、なぜ上がると判断したのかについてチャートで説明してみましょう。

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まず株価がもみ合った位置に注目します。株価が下がってくる途中でもみ合った株価位置は「売り勢力が結集している場所」と考えます。つまりその位置まで株価が上がれば、売り勢力と買い勢力の激しい攻防戦が始まる株価位置と言うことになります。

このチャートを見ると一番下の売り勢力は一気に蹴散らされました。つまりマド開けの部分です。売り勢力が一気に蹴散らされたということは、買い勢力が勢力を増してきたということが想像できます。次の売り勢力の拠点は600円台の位置になります。ここはその勢力の大きさから比べて、最初の売り勢力とは比べ物にならない大軍勢です。

そこで激しい攻防戦に成ります。買い勢力も一進一退を繰り返しながらも売り勢力を押し返しています。それがチャートでは連続陽線ということになります。下げても戻し下げても戻すという形ですね。つまりここはまだ買い勢力が勝つ(上昇)のか、売り勢力が勝つ(下落)のか判断ができない株価位置となるわけです。

そして昨日(8/19)、大陽線でもみ合いから抜けだしました。つまり買い勢力が売り勢力に勝ったということになります。買い勢力が勝つ、すなわち株価は上昇するということになります。

そして今日は前日比マイナスで始まりました。つまり売り勢力の敗残兵による最後の抵抗があったということです。言い換えれば、売り勢力と買い勢力の関ヶ原合戦の決着がついてしまってから、敗残兵がいかに決死の突撃をしてみても大勢は変わらないということになります。

であれば、株価は上昇するしかなく、きょうのように下げて始まった場合は、寄り付きでの成り買いでオッケーだったわけです。

これがチャートの読み方です。株のことなんか知らない中高生でも株価判断はできるというのは、これを言ってるわけです。寄り付きを見て「下がるかもしれない」と考えると買えない。株価が上昇を始めると、ますます買えない。中途半端にトレードの経験のある人はこうなるのでしょう。

このチャートのように買い勢力が強い。株価は上がると判断したら迷わず買う。もし下げたら売れば良いだけのこと。株のことを知らない超初心者は、そうするでしょう。ウッチーは、株のことは何も知らないから、この単純なトレードができる。ただそれだけのことです。

いろいろなチャートを見て、ここに説明したような考え方で株価判断をしてみてください。あとは、その自分の判断を信じられるかどうかというだけのことだと思います。


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長ヒゲの鉄則

umeharaさん
>いつもお世話になってます。ウッチーさんの所で上に髭が伸びると上へ下なら下がると読めるのですが、たくり線とは反対ですよね。混乱してきましたので解説して欲しいです。

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あくまでも「きょうどちらへ動くか」という判断です。この二つのチャートの丸で囲んだ部分のことを言っています。ウッチーのところから借りてきた図のようになってませんか。解説というより見たまんまということです。

考えず、単純に

ヘタッピー主婦さん
>お弟子さんのウッチーさんのトレードを見ていて私が求めているトレードはこれなんだと思っている主婦です。資金はわずか30万円でこんな相場でも利益を上げ続ける素晴らしい成績を上げています。私はと言うと資金を減らし続けていてカラ売りができないから損して当然と相場のせいにしています。師匠から見てウッチーさんが勝てている理由はなんだと思いますか。私もウッチーさんを目指したいと思いますのでよろしくお願いします。


ウッチーのトレードは、すばらしいと私も感心しています。私は、ず~っと以前から「我流でトレードを経験してきた人より、トレードを知らない中学生、高校生の方が好成績を上げるんじゃあないか」と考えています。そういう意味で株のことを何も知らなかったウッチーは、私の考えを証明できる格好のモルモット?でした。

私が彼女に教えたのは・・

「陽線の次は陽線」「陰線の次は陰線」、すなわち「トレンドは継続する」ということ。
「長ヒゲの鉄則」ということ。
「自分の取り分は5%、3%、それ以上は求めるな」ということ。
「2%以上の損はするな」ということ。
「含み損は持ち越すな」ということ。

ただこれだけのことです。

彼女のトレードの経験はまだ1ヶ月程度ですので、私の言ったことを機械的に実行しているだけということでしょう。言い方を換えれば、こうなったら買い、こうなったら売りと言うシステムトレードを実行していると言ってもいいのでしょう。

トレードの経験を積んでくるとトレンドを読もうと始めます。そして含み損になっても自分に都合の良いトレンド分析をして上がってくると考える。そして切るに切れない大きな含み損を抱えることになってしまう。逆に、上がり始めれば、もっと上がる、もう少し上がると欲をかき、結局薄利しか取れない。

つまり知恵をつけて考える人より、何も考えないで単純に売買する。ここにヒントがあるのかも知れません。

ポジション売買

ピーコさん
>日経225上場投信を1万円割れした頃から買い始めて含み損を抱えています。9900円~9700円ぐらいの頃にたくさんナンピンしたので平均単価は9800円ぐらい。いろいろな人の相場解説を読んでいても悲観的なものばかりで暗くなるばかりです。資金はまだ余裕がるのですが、今後どのように考えたら良いと思われますか?


「日経平均(月足チャート)」
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過去5年間の日経平均株価のチャートです。日経平均株価は、今年の4月に1/3戻し(11400円)を達成して1万円割れとなってしまいました。そして現在株価は、9000円というサポートライン上にあります。日経平均株価の長期的な値動き予想としては、1万円を挟んで長期間もみ合ってしまいましたので、このラインは半年から1年程度、天井となってしまうことを覚悟しなければいけないでしょう。

さらにこのサポートラインの9000円を割れることがあれば、一気に8000円を目指すトレンドが発生することは予想されます。すなわち相場解説などで悲観的な解説がされるのは、この9000円ラインを死守できる材料が見当たらないということを言っているのだと思います。

現在、好決算企業が続出していますが、株価は売られ続けています。つまり現在の好決算は、エコカー減税、エコポイント、子供手当の支給など、大量の税金を国民にばらまいた結果であって、本格的に景気が回復したわけではないと市場は判断してるということでしょう。つまり今の好業績決算は、見せかけの好業績であって、減税が打ち切られれば撃沈。すなわち3月決算は悪いと市場は判断しているということだと思います。

それを踏まえて、日経225上場投信への投資方針を考えるわけですが、上がることより8000円まで下がることを想定した対応を取る必要があると考えます。すなわち購入単価を引き下げることを考えると言うことです。

日経平均株価は短期的には9500円~9600円程度までの戻しはあると考えられますので、9400円から上はポジション調整の売り(損切り)で資金を回収し、9000円付近でポジション買い(買い戻し)を繰り返すわけです。つまり新規の資金は9000円割れに備えて、新規資金を使わずに買い単価を引き下げていくわけです。

たとえば、日経225上場投信を9800円×300株保有していたとします。
9800円×300株⇒現在9100円(-210000円)

これを9500円台に戻ったら
9500円×50株(ポジション売り)⇒9800円×250株(-75000円)
ポジション売りします。

そしてまた9100円台になったら
9100円×50株(ポジション買い)⇒9683円×300株(-174900円)

次に9400円台に戻ったら
9400円×50株(ポジション売り)⇒9683円×250株(-70750円)
再びポジション売りします。

そしてまた9100円台になったら
9100円×50株(ポジション買い)⇒9586円×300株(-145800円)

こうして新規に資金をつぎ込まないで買い単価、すなわち損益分岐点を引き下げておけば、9000円を割れたときにも対応できますし、仮に上昇トレンド突入となったときには大きな利益を得ることもできます。ですが、いまは「下げる」を前提に相場を考えた方が良いと私は考えています。

両建てでトレンドを待つ

龍之介さん
>おはようございます。
諏訪さんの現在の持ち株銘柄を拝見すると同じ銘柄を両建てしていますが、同じ銘柄の両建てのメリット、デメリットって何でしょうか?下落基調の銘柄を空売、上昇基調の銘柄を買いならわかるのですが。。お時間のあるときで結構ですので、解説をお願いします!

私は、短期でいつまでも保有していることができないので両建は成功していませんが、2~3ヶ月程度の中期スイングなら効果を発揮すると思います。メリットとしては、上がっても下がっても損をしないこと。デメリットは常に利益はゼロ(諸経費のみマイナス)ということです。

活用方法としては、数日間トレードができないときに、買いなら売り、売りなら買いに、両建てしておけば、急落にも損はしないし、逆に急騰した場合に悔しい思いをしなくてもいいということになります。つまりほとんどの人は、数日間トレードができないときは、保有株をすべて清算することでリスクを管理するわけですが、売りを建てて両建てにしておけば、保有株を手放さなくても済むということです。

ご質問のように両建ては「下落基調の銘柄を空売、上昇基調の銘柄を買い」が理想だと思いますし、株投資のマニュアル本などにも書いています。ですが、これは理想であって現実に「上がる株、下がる株」の判断ができるはずはないということです。たとえば上昇トレンドの株を買い、下降トレンドの株を売って両建てとした場合、買い建てた上昇トレンドの株が天井を売って下がり始め、売り建てた下降トレンドの株が底をうって上昇を始めた場合、損失は莫大になり、両建てがリスクヘッジの役割を果たせません。

つまり「両建てとはイコールリスクヘッジ」であって、売り買い両方で儲けようという考えではありません。いかにリスクをコントロールするかと考えるのがリスクヘッジであり、両建てということです。

「2138 クルーズ(日足チャート)」
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両建ての考え方を説明してみましょう。
たとえば(A)の株価位置、下に向かっていくようにも判断できるし、移動線が作用して反発してくるとも判断できます。ここで下がると判断してカラ売りをかけたとすると大きく踏み上げられて大損ということになります。そこで自分の判断と逆に動いた時の保険(ヘッジ)のために「買い」も入れておく。すなわち売りと買いの両建てとしておくわけです。

そしてトレンドが発生した時、このチャートなら(B)のフシ抜けブレイクを確認したポイント、すなわち買うべきポイントで、売り建てを外せば、うまく上昇トレンドに乗れるということになります。つまり売り建てた分は損切りとなりますが、買い建てた分で損切り額相当の含み益が出ていますから実質損は出ていない状態。さらに(B)から上の部分は利益となるわけです。

(C)の部分、ここも30万円ラインが大きなフシになっていますので、ここを抜ければ新高値更新というような急騰も考えられますし、このフシに抑えられての急落も考えられる場面です。こうしたどちらに動いても不思議ではない株価位置、こうした場面で売りと買いの両方を建て、トレンドの発生を待つというのが両建て作戦です。

このチャートの場合は、連続陰線で急落しました。つまりフシを抜けられないと判断した時点で買い建てを外せば、買い建てを外した時点以降は、利益となるわけです。私が両建てしているポイント(D)は75日線を割れるかどうかのポイントとなります。

これは参考ですが、あのリーマンショックで株を保有していた人は、ほとんどの人が大損をしたことと思いますが、この両建ての手法をとっていれば、下へのトレンドが発生したわけですから買い建てを外してしまえば、売り建てていた分で大もうけをしたことになります。

投資手法の一つの考え方として参考になるのではないでしょうか?

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私も損切り続きです

高木さん
>ご無沙汰しています。7月に続き、8月も損切りが多く、悩んでいます。諏訪さんやウッチーさんのブログにもよく出てくるクルーズ、8月5日の引けで25日線を割ったので、256000円で空売りを入れたところ、本日も踏み上げられています。7月28日に終値で32万を越えられなく、上値は抑えられており、25日線を切ったら20万まで一気に行くと信じている分だけ、損切りタイミングが遅れました。8月5日の268100円を越えなければ下へのトレンドが継続していると思って、本日の引けで268100円以上であれば損切り、もしくは25日線の275000円で指値しており、損切りを考えています。損切りのタイミングはこれでいいのでしょうか?クルーズは値動きが激しいので、自分には向かないかなと思っています。


「霧子のラブリートレード」の霧子さんも言ってるようにトレンドの乗る売買では、売りは新安値更新銘柄、買いは新高値更新銘柄とするのが効果的、効率的だと私も思います。

たとえば、この「8035 東京エレクトロン」

「8035 東京エレクトロン(日足チャート)」
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新安値ラインを割り込んだところでインすると一気に買い方の投げが出て、短期間で利益になります。また、株価の上に幾重にも上値のフシが重なってきますので、たとえ踏み上げられてもどこまでという計算が立つことから売り安心感があります。

そして問題の「クルーズ」ですが、完全なる上昇トレンドの人気株です。こういう株をカラ売りで入って、いつも苦しんでいるのが「ぼんちゃんの株と恋の日記」のぼんちゃんということになります。

つまり株価は上昇トレンドにありますから、この株を買っている人の大多数は含み益になっているということです。そして利益確定した人は「下がったら買いたい」と下がるのを待ち構えているわけです。そう考えたとき、特別な悪材料でも出ない限り一気に下げると考えることは妥当ではないということになります。

「2138 クルーズ(週足チャート)」
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ですが、週足チャートを見ると13週線を割り込んで下降トレンドに移行する可能性も出てきました。30万円を超えたら「買い」、24万円を割れたら「売り」と考えるのが客観的にみた投資判断となるのでしょう。

損切りの判断は、25日線、13週線がともに278000円となります。よって、この278000円という株価ラインは大きなフシ目ラインと考えられます。このラインがフシとして機能するとしたら、28000円は「買い」であり・・・ということは、終値で278000円を維持したら「買い」、すなわちカラ売りの場合は、買い戻しとするのが妥当場判断となります。

逆指値の損切りする場合、逆指値を278000円に置くと長ヒゲで損切り後に急落と言うことも想定されます。つまり戻り高値で損切りして下げていくとパターンが想定されるわけです。よって、278000円以上になったら引け値で成り行き決済とするのがベストの判断となるのではないでしょうか。

ウッチーもローソク足のみの判断で、うまく利益を抜いていますが、レディース掲示板のマッキーさんも
>綺麗なトンボがでたグリ-、思いどうりで、15000円ゲット!
>6815 ユニデン!10回 お尻を揃えてトンボが出てからの上昇、これは、かたい!と10000円、ゲット

と、ローソク足のみの判断でうまく利益を抜いています。

つまり、トレンドを読むより単純にローソク足による株価判断で、デイもしくは1泊2日程度で利を抜いていく方が成果が上がるような気もしています。

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行き違い線

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前日比プラス始まりが買いの条件。
マイナス始まりなら前日比+1.5%での逆指値買い。
陰線引けなら損切り。


毛抜き底とはらみ線

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いずれも前日よりマドを明けて始まることが買いの条件。
寄り付きでの成り買い、陰線引けなら損切り。

短期スイングでの武器

トレンド相場で強い威力を発揮するのが移動線であるならば、デイトレもしくは2~3日の短期スイングで威力を発揮するのがローソク足によるサイン。

ローソク足のサインとは、言い方を換えれば、超短期(2~3日)でのトレンドに乗ると言うことであり、現在のように中長期のトレンドが発生しないボックス相場においては、ローソク足のサインに注目して2~3で利を抜いていくと考えた方が有効な投資法と言えるのではないだろうか。

ということで「目の付けどころ」というカテゴリーを新たに作って、こちらでサイン発生銘柄の検証をしていきたいと思います。超初心者の人には、実戦で通用する実用的なコーナーになるのではと思います。

少額個人の大きな勘違い

先日、道に迷ったおっさんが「大津(滋賀県)に帰るには、どう行ったら良い」と道を尋ねに来た。横柄な物言いで、ちょっとムカついたが、地図を広げて堤防道路から高速インターに入る道を案内。

すると・・・
「俺は地図は信用しない」「だからナビも付けない」「だいたい道路を聞いているのに、堤防を教えるとは何事か」と怒り始めた。

そこで「地図を信用しないのならどうして目的地にいけるのか」と逆質問。

「そんなもん磁石で東西南北が分かれば、どこでも行ける」と言う。

「じゃあ、こんなとこで道を聞いてないで磁石で帰ってください」
と追い払う。

「岐阜の人間は不親切だ」
「こんなことで観光客が来るはずがない」
と捨てセリフを吐き捨てて帰っていった。

トレードにおいて株価チャートは、株価の方向性を指し示す地図である。チャートとは、そもそも海図の意味であり、右も左もわからない海を航海する船長が目的地を目指すための海図がチャートということ。

つまり上がるか下がるか予測のつかない相場の大波の中で、儲けると言う目的地を指し示すのが株価チャートということになる。だが、この道を訪ねた滋賀のおっさんのように「地図なんか信じられるか」という考えの人は、トレードをやってる個人には多い。

だが、チャート(地図)を信じられないヤツが他人の言葉を信用する。銘柄推奨をされれば、それを信じて買い、そして損をする。そしてだまされたと言う。この滋賀のおっさんと同じである。「地図を信用できないヤツが、他人の言葉をよく信用できるものだ」と思うのは私だけだろうか。

少額の資金でトレードをしている個人投資家が、証券会社などのセミナーを受講する。すると講師は「四季報などで業績を調べ、好業績銘柄の安いところで買え」と言う。いわゆる「RBR、PER、ROEなどの指標が割安となっている株を買え」と教える。

「RBR、PER、ROEなどの指標が割安となっている株」というのは、チャートで判断すれば完全な下降トレンドで、新安値を更新中のような銘柄がほとんど。セミナーで聞いてきた話が正しいと信じた、少額の資金でトレードをしている個人投資家が、そんな株を買う。

もう底だと思った株価はどんどん下がる続ける。含み損はどんどん膨らみ続ける。そこで考える。「こんな好業績の・・・こんな一流企業の株がこんなに下がるはずはない」・・・と・・・、そしてナンピン買いして、さらに損を膨らませる。

これこそ地図(チャート)を信じないで、他人の言葉を信じる、そしてトレードで損する典型的なタイプである。

証券会社や銀行は、個人など客だとは考えていない。一千万円以上の取引額がない個人は、・・・業界用語で「ゴミ」と呼ばれているのである。要するに、セミナーでの話は、お客様(一億円以上の資産家)を対象に話をしているのであって、ゴミ(一千万円以下の個人)を相手にしているわけではない。

証券会社からすれば、ゴミなんか相手にしていたら経費ばかりがかかって会社の利益にならない・・・つまり、そんなゴミには来て欲しくない・・・それが証券会社や銀行の本音ということです。

「株価は、企業業績が反映された価格」と考えるのは、ど素人。
「株価は、需要と供給が均衡した価格」と考えるのが、ベテラン。


これはそんなに変った理屈ではなく、常識で考えれば、株に限らず、すべての価格形成は、需要と供給によって決まってくる・・・当然である。

原価500円で製造された商品が100円で販売される。(農産物など)
原価1000円で製造された商品が10万円で販売される。(ブランド品など)

株価形成もこれと同じことである。業績=株価と考えるのは、一般的常識に欠ける考え方だと、考え方を改めた方が正しい株価判断ができることになると思います。株価の需給関係を表すグラフがチャート図であり・・・すなわちチャートグラフが示す方向が株価の将来を指し示すということになるわけです。

あなたは、地図を信じるか、他人の言葉を信じるか?

株で儲けるのは簡単です

レイナままさん
>ランキングで偶然たどり着いたチャート教室のウッチーさんのトレードを見ていて入会させていただきました。ありがとうございます。育児休業中の専業主婦のおこずかい稼ぎにとオークション感覚で始めて二カ月目ですが、資金は減るばかりで、とにかく基本を覚えねばとこちらに入会させていただきました。いろいろ読ませていただきましたが、ほとんど理解できません(涙)私にもウッチーさんのようなトレードができるようになるんでしょうか。

「なれるんでしょうか」と言われても、私はあなたの性格や考え方など、あなたの人物を知りませんので、気心の知れたウッチーと同じことができるかどうかは分かりません。すべては、あなたが私を信じ切れるかどうかということでしょう。ただし、私を信じ切ったとしても、それで儲かるということにはなりません。

私は自分の考えが正しいと信じ、自分が正しいと考える投資法を継続すればトータルで負けないと考えてトレードをしています。それによって市場から退場することになるかどうかは、神のみぞ知るということです。

「トレードで儲ける方法を教えてください」と言うのは、「お子さんが幸せになれる方法を教えてください」と言うことに等しく、あなたが何を信じ、どう判断していくか、ただそれだけのことで、その結果として、幸せになるか不幸になるかは神のみぞ知るということと同じです。

たとえば、あなたがうらやましがるウッチーにしても、今は順調だから私に忠実に従っていますが、世の中はそんなに甘くはなく、やがて負け続けるときも来るでしょう。損し続けてもなお私を信じ切れるかどうか。その時こそが彼女の人間性が試されるときだと思っています。

と・・・抽象論を話していても具体的にどうすれば良いのか分からないでしょうから、素人が簡単に売買判断できる投資法を紹介しておきましょう。

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これはマニュアルで配布した考え方と同じです。つまり何も考えず「チャートサインのみを頼りに売買する方法」です。ウッチーに教えたのは、ただこれだけです。

たとえば、この「グリー」のチャートで「包み線」「たすき線」「行き違い線」が出たら買い、5%の利益が出たら売り(+5%に到達せずに陰線が出たら売り)という単純な売買を繰り返したとしたら・・・・というシミレーションをした場合・・・

右から・・・
「包み線」  +29000円(+5.0%)
「たすき線」  -8000円(-1.4%)
「行き違い線」+31000円(+5.0%)
「たすき線」 +35000円(+5.1%)
「行き違い線」 +8000円(+1.1%)
「行き違い線」 -7000円(-1.1%)
「行き違い線」+35000円(+5.1%)

となり、トータルで +123000円(+2.7%)となります。

つまり、トレードについて何も知らなかったウッチーに、これだけを教え、ただひたすらこれを信じて売買するように言っただけということで、彼女は、これを基本としてトレードしているということです。

ただ、トレードを繰り返していると知恵がついてきます。人間、知恵が働き始めると考え始めます。そして裏読みして、やがて損をし始める。・・・ということになります。彼女の場合も、いつまで基本に忠実にトレードできるかということにかかっているのでしょう。
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