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相場観も読みも必要なし

どんびきさん
>ランキング上位に「デイトレは甘くない」というブログがあります。僕はデイトレしてるので、相場の流れを読んで売り買いの判断をしている管理人さんをすごいなと見ていました。ところが最近負け続けています。デイトレーダーを目指す僕としては気になるところですが、負ける原因は何だと思いますか。

為替がどうの、相場がどうの、という記事を書いてると「すごいな~」と感心するのは初心者です。特に、デイトレに相場観も為替も決算も、まったく関係ありません。「上がったら買い、下がったら売る」ただこれだけのことなんです。

つまり彼が負け続けているのは、メンタル面でダメージを負っている。だから損が切れない。だから損をしている。と私は考えます。株価の動きなんか誰にも読めるものではありません。目の前のチャートが上がり始めたら「買い」、下がり始めたら「売り」、ただこれだけのことなんです。

たとえば、金曜日の彼のトレードを検証してみましょう。

「三井住友(3分足チャート)」
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一番左の○の部分で買って、一番右の○の部分で損切りしました。
買いはマド空け陽線ですから問題ありません。問題は損切りの判断です。
真ん中の○の部分でサポートラインを底抜けしたのですから、ここは迷わず損切りすべきなのです。ここで切れないのが、負け続けている人の悲しいところで、「上がって欲しい」「損したくない」という願望が「下げ止まる」というように見えてしまうということではないでしょうか。こういうところで機械的に切れるようになれば、もっと成果は上がってくると思います。

デイトレで成果を上げようと考えるのであれば、株価情報などに惑わされているより、無の状態で値動きに集中することを考えた方が良いと思います。

「トレードは、考えると判断が遅れ、決断を誤る」

そして

「こんなに考えたのに報われない」「素質がないのか」

と自分を責めて自信を失う。

これがメンタルダメージです。

株価は上がるか下がるか二つに一つ、一か八かの賭けに、読みも考えもあるはずがないし、当たったから素質があるとか、外れたから素質がない・・・なんて考える方がおかしいわけで、ツキがあったかなかったか、ただそれだけのこと。

トレードで成果を上げられるかどうかは、一か八かの賭けに当たったかどうかではなく、外れたとき、ツキがなかったとき、いかに早く負けを認められるかどうか。早く負けを認めて次の勝負でリベンジに燃える。すなわちメンタルにダメージを受けないうちに逃げることがポイントとなるのではないでしょうか。

メンタルダメージの回避

ギャンブラーさん
>チャートがすべて、チャートを信じると諏訪さんは言っていますが、それを信じているんなら、なぜ銘柄を絞ってロットを上げないのですか。ユアサなどに集中すれば大きな利益を上げられたと思いますが。

私はトレードはメンタルがすべてだと考えています。ですからウッチーにもトレードをする前にテンションを上げて気合を入れよと言っています。たとえば、気の乗らないとき、二日酔いなど体調不良のときなど、メンタル面が弱っているときにトレードしても思考がネガティブで強気になれない。

トレードは気合ですから攻める気持ちを失ったら、弱気弱気でしか動きを見られませんし絶対負けます。ということです。

たとえば、私は幅広く売っていますが、昨日のような下げ相場でも踏み上げられた銘柄もあります。すなわち「ユアサ」を一本売りしていれば大儲けかもしれませんが、「NPC」一本に賭けていたなら大損ということになるわけです。ですが、私は幅広く売っていたために、下げる銘柄もあり、上げる銘柄もありで、トータルで利益は膨らんだということです。

つまり「リスクとリターンは比例する」ということです。これも何度も言ってることですが「トレードで重要なのはメンタルダメージを受けないこと」、これに尽きると思っています。すなわちリスクを冒して大儲けしても一瞬での喜びにすぎませんが、大損してメンタルダメージを受けたら3日も1週間も引きずってトレードに向かうことはできなくなります。

きょうの利益ではなく、これから先も利益を求めようと考えるならば、メンタルにダメージを受けるようなトレードはしない方が良いということです。霧子さんの場合は、私と違って1銘柄に集中投資をしていますが、彼女の場合は、いかなる状況にあっても5日線で損切りしてしまうということでメンタルダメージを回避しているのだと思います。

これは損切りについても同じことが言えるでしょう。

「買った株を損して売りたくない」と考えるから損切りができないということでしょう。つまり目先の損得にこだわって大きな損をしてしまうということです。トレードは、きょう損したか儲けたかなど、そんなに重要な問題ではありません。「明日も儲けてやろう」「明日は絶対勝てる」という気持ちを残しているかどうかが重要なのです。

強い攻める気持ちさえ残していれば、明日も明後日も勝てるチャンスはあるわけです。強い攻める気持ちを失わないために損切りをするのです。5000円の損切りをしても「もう私はダメ」と落ち込んでしまう人はそんなにいないでしょう。ですが、5万円、10万円の含み損となったら・・多分誰でも自信を失ってしまう。それがメンタルダメージです。

メンタルがこうなると、もうあとは損するためにトレードを繰り返すという負の連鎖にハマって行くわけです。しかもそこから立ち直る方法などない。こうなるともうトレードから身を引いた方が良いということになるわけです。

繰り返します。

トレードは、きょう損したか儲けたかなど関係ない。明日も明後日も勝とうという気で向かっていけるかどうかが重要なことだということです。

勝つ方法などない

若葉マークさん
>いただいたマニュアルや、ここで説明されてるチャート解説などを見ても「なるほど」と思うのですが、実際のトレードで通用するのかという疑問があります(成果が上がらない)、市販されてる本に書いてあることこと何も変わらないし、諏訪さんが特別の手法を使ってるということではないんですね。

特別の手法とは、絶対勝てる方法ということなのでしょうが、そんなものは「絶対ない」と自信を持って言います。たとえば高額な投資商材などの業者が、絶対利益を出せると謳っていますが、仮に、そんなものがあったら誰もが大金持ちになっているはず・・ではないでしょうか。

株価は上がるか下がるか二つに一つしかないんです。すなわち儲かるか損するか、これが現実のトレードです。トレードをする人は、上がる方に賭けるか、下がる方に賭けるか、ただそれだけのこと。こんな二者択一の賭けに特別な方法も何もあるはずがない。ではないでしょうか。

株価はなぜ上がるのか?

それさえ分かれば勝てる方法もあるわけです。ですが、そんなもの誰にもわかりません。企業業績で株価が上がると考える人は、ファンダメンタルを分析してトレードすれば良いし、需給で上がると考える人はテクニカル分析でトレードすれば良いということです。

私は「株価は、売りたい人と買いたい人の需給関係で動いている」と考えています。そして「需給関係は、すべてチャートに現れる」と考えています。需給関係は、短期的にはローソク足に、中期的にはトレンドに現れていると考えるわけです。

そしてチャート分析こそが、初心者や素人でも株価判断ができる唯一の方法だと考えています。

過去チャートを用いて上がった理由、下がった理由を解説すれば「後付け講釈」と言う人がいます。これは当然です。将来のことなど誰にもわかりません。トレードに限らず世の中のことすべてが「後付け講釈」ではないでしょうか?

世の中のこと、すべてが「こうすればこうなる」という方法など有り得ません。ただ、多くの成功した人たちの生き方を見て、成功した人と同じようにしたら成功できるのではないかと考える。大学を出れば、安定した人生が過ごせる・・と多くの人が信じているから、みんなが大学に進学する。

それを見て「大学を出れば就職でいるのか」「中卒は就職できないのか」と考える人もいるでしょう。現実に「大学を出たがゆえに就職できない」という現実もあります。結論を言えば、一流大学を出てネットカフェに寝泊まりしている人も、高校中退で社長になっている人もいる。

すべては結果論なのです。

トレードの話に戻せば、「勝つ方法などない」←これだけが事実です。あとは、あなたが何を考え、何を信じて行動を起こすか・・・ただこれだけのことです。

何かを信じて・・・信じたら考えずに行動する。その結果が成功するとは限らないが、絶対成功する方法などないわけなら、信じていくしかない。自分を信じるか、他人の言うことを信じるか・・・私は、チャートの形を信じる。それで損するか儲かるかは分からないが、それしか方法がない以上、それを信じるしかない。

そう思います。

一番悪いのが、中途半端という信念の定まらないトレードではないでしょうか。「あ~すれば良かった」「こ~すれば良かった」と泣きごとをこぼす・・・そうした他人から見て、見苦しいことだけはしない方が良い。お金以上のものを失うことになります。

チャート分析で何がポイントなのか。儲かったか損したかということではありません。こうした形になると下げ止まる、こうした形になると上がる、こうした形になると下げる、という「形」を記憶することにあります。「形」を記憶して、次に同じ「形」が出たとき、どう判断するか?

それがチャート分析なのです。

チャート分析とは勝つ方法ではありません。

判断する重要な要素を探すということです。

買うべき株価位置

「4997 日本農薬(日足チャート)」
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買いより売りに重点を

霧子ファンさん
>はじめてメールします。前に霧子さんからの紹介でこちらに入会させていただいた主婦です。私はずっと霧子ファンで霧子さんのトレードを目指しているのですが、なかなかうまくいきません。霧子さんはたくさんメールが届くようなので、たいへん失礼だと思うのですが、霧子さんのトレードのポイントは何か?成功の秘訣は何か?先生のお考えをお聞かせ下さい。お願いします。

メールありがとうございます。トレードに対する基本的な考え方は、私も霧子さんと同じですから、私も霧子さんのブログは毎日見ています。

霧子さんのトレードのポイントは、「売りに重点を置いている」ということではないでしょうか。つまり本人が「5日線の女」「5日線にこだわりたい」と言っているように、いかなる状態であっても「5日線を割れたら売る」を徹底しています。これが結果的に利大損小、すなわちトータルで利益を出すにつながっているのではないでしょうか。

買いのポイントは、下値切り上げ型のチャートのもみ合いを上放れた位置で買うというのが霧子方式ですが、これは順張り投資のオーソドックスな買い方であって、特に変わったものではありませんし、買うタイミングもそれほどこだわりがあるとは思っていません。

いろいろな株の本を読んでも「買い」に重点を置いています。トレードを始めた人たちも「株で儲けられるかどうかは、買いのタイミングにある」と思い込んでいるように思います。ですが、現実のトレードで重要なポイントは、「売り」であって、売るべきところ、売りべき形こそ重視すべきと私も考えます。

霧子さんのトレードを目指しているというこであれば、順張り、すなわち上がって行く株を買って、売るべき基準を徹底して守るということを考えてみたらいかがでしょう。

売り手の気持ちになって

macさん
>お聞きしたいことがあるのですがトレンドは続くとおっしゃっていましたが、今日の寄り付き窓があけたと判断し成り行きでスターホールディングス(8702)を買いました。しかし寄り付き後下落しました。すぐに損切りしました。しかし急すぎて2パーセントできることができず結局6パーセント切りになりました。この買いと損切の判断は正解なのですか?それともある程度値段が上がっている銘柄は控えたほうがいいのですか?


わずか1週間ほどで株価2倍以上に化けた株ですね。
こうした銘柄を考える場合、売り手、すなわちあなたがこの株を150円ぐらいで買って持っていたとした場合、300円以上になったらどうするかと考えてみましょう。投資したお金が2倍以上になったのです。もっと増やそうと考えるか、もうそろそろ利益確定しようと考えるか。

このチャートを見た場合、あまりにも急激に上がりすぎているので、いったん利益を確定して、また下がってきたら買い直そうと考えないでしょうか。多分、大多数はそう考えると思います。

とした場合、こうしたチャートの株を買うことはギャンブルになります。たとえば「3859 シナジーマーケティング」もこれと同じような形のチャートですが、こちらはきょうストップ高まで上がりました。つまり大きな利益を手に入れるか、大損するかのギャンブルということです。

よって、こうしたチャートの株を買うのであれば、強弱感の対立が激しく、値動きが大きいので短時間のデイトレ専用としては魅力的だと思います。

売り買いのタイミングは、寄り付いたあとの動きから株価の方向性を見て「買い」、動きが止まったら「売り」とするのが良いでしょう。具体的には、ウッチーがブログで書いているとおりです。

負けたら逃げること

ms510723さん
>3321 ミタチ産業を9/28 455、9/30 459、各100 計200買いました。しかし 買ってすぐ急落 現在も持っています。これって 買い方が悪かったのでしょうか。お手数ですが 解説していただけるとありがたいです


「3321 ミタチ産業(日足チャート)」
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模範的な買いタイミングとすれば75日線をブレイクした位置となります。

チャートの左側に株価がもみ合った大きなブロックがあります。この過去にもみ合った株価位置は、株価の上昇を抑える「売り圧力」となります。つまり、あなたが買った株価位置は、天井となる可能性が高い株価位置ということになります。

すなわちあなたが買った株価位置は、上に行くか下に行くかの確率は50%、どちらに動いても不思議ではない株価位置となります。つまりこの左側のブロック(売り圧力)を上に抜ければ大きく上昇することになります。結果は、売りに押されてしまったという形になったわけです。

このトレードの問題点をあげてみたいと思います。

第一、450円~480円の価格帯は、売り圧力の価格帯にあたることから、買いの判断をするとき「下がることを想定すべき」となります。当然、今回の場合は、急落した時点で下に動いたわけですから迷わず損切りとすべきです。

第二、75日線が下降トレンドを描いています。これはすなわち株価が中長期期的に下がって行くことを暗示しています。であるならば、現在の持ち株は損切りして出直すのがベストの判断となります。

第三、このような出来高が極端に少ない銘柄の場合、株価の乱高下が激しいので、ギャンブルと割り切って、利益確定にしても、損切りにしても、短期で売買することを想定しての参戦が望ましいと思います。

第四、買いの判断をする場合、勝てる(上がる)確率が高いところで参戦するのが望ましく、上下どちらに動くか五分と五分という価格帯での参戦は避けた方が良いと思います。このチャートで上がる確率が高い位置とすれば、75日線をブレイクした位置、もしくは480円ラインをブレイクした位置となります。

感じたままに動くこと

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一昨日の昼休み、事務所で株価チェックしていたところ一人の若い職員が興味深げに覗き込んでいたので、この二つのチャートを見せて「どの株が上がると思う?」と聞いてみた。

「そりゃあ下のでしょう」「上のはまだまだ下がって行くように見える」と答えた。他のバイトの女性3人にも同じことを聞いてみたが、みな同じ答えが返ってきた。

この4人、誰も株はやっていない。

つまり損得を考えないニュートラルの状態で、どれが上がると見たとき、下のチャートが上がると感じるのが普通の人の感覚なのだろう。言い換えれば、それが本能が感じたままの自然な感覚であろう。

だが、少し株のトレード経験を積んだ人は、そうはならない。

「ぼんちゃん」のように、自然な感覚では上がると感じる下のチャートのような銘柄に空売りをかけたり、「カヨさん」のように、自然な感覚では下がり続けると感じるチャートの銘柄に買いを入れるというトレードをする。

つまり自然な感覚では上がると感じる下のようなチャートを見て「もうそろそろ下がるだろう」と考える。自然な感覚では下がると感じる上のようなチャートを見て「もうそろそろ上がるだろう」と考える。すなわちベテランになればなるほど、素直に物が見られなくなるということではないだろうか。

どちらが儲けられるか、ということを言うつもりはない。トレードの結果は誰にもわからないことであるから、間違いとか正しいとかではなく、自分の感じた素直な感覚に逆らったトレードは、自分の心を苦しめると言いたいわけです。

素直な感覚で上がると感じた株に空売りを仕掛ければ、踏み上げられて不安になる。つまり自分の気持ちと正反対の行動を起こしているわけですから不安に襲われるのは当然ということです。

私は、トレードは楽しむことが第一で、楽しんだ結果が少しでもプラスになれば、それがベストだと考えています。であるならば、自分の心が素直に感じたままにトレードをする、すなわち順張りの考え方でトレンドに乗って行くと考える方が、心にダメージを受けなくて済むのではないかと思います。

特に、初心者は上がる株を買う、ただそれだけを考えていることが、いろいろなことを考えるより成果は上がるのではないかと思います。ウッチーが素晴らしい成果を上げていますが、あれこそただ「単純に陽線で買って陰線で売る」を繰り返しているだけで、何も驚くようなことではないと私は思います。

あのような単純なトレードができるかできないかではなく、あなたがやるかやらないか、ただそれだけのことであって、やれば同じような成果が上がるということです。

使いなれたものが一番

凡くらさん
>チャートの分足について自分の証券会社は1.5.10分足しか無く1分は踊らされてしまうので、自分で3分足にするのも。。。5分は遅い気がして如何なものでしょうか?お教え下さい。なかなかうまくいかない日々です。

難しい質問ですね。模範解答をすれば、3分でも5分でも変わらないような気がします。すなわちチャートは道具ですから、自分が使いなれた道具を使い続けるのがいいのではないでしょうか。たとえば、同じ銘柄の日足チャートであっても、違うサイトのチャートを見ると違うものに見えてくることってありませんか。

すなわちチャートは図形ですから感覚で判断します。同じチャートでも縦長に引き延ばしたものと横長に引き延ばしたものでは、まったく別物に見えます。そして感覚として判断が変わることもあります。つまり人間の感覚とはそんなあいまいなものですから、自分の見慣れたチャート、使いなれたチャートを使い続けるのが良いのではと思います。

これは私の経験則ですが、うまくいかないときは何をやってもダメという時がありますし、うまくいくときはどんな買い方をしてもうまくいくときもある。トレードもキャンブルと同じで、すべては「ツキ(運)に支配されている」そんなことを思います。

だとしたら、人間にできることは、一つのトレード手法を自信を持って繰り返すこと、負けが続いても自分の手法に疑問を持たないこと、ではないかと思います。そういう意味で「霧子さんのトレード」は模範になるのではないでしょうか。

彼女は、5日線で利益を伸ばすという手法を取っています。その結果として先月、先々月あたりは5%ぐらいの含み益になっても利益確定せず、5日線割れで損切りとなったり、薄利で確定したりを繰り返していました。こういうスランプのときでも「あのとき5%で確定していれば・・」という自分の投資手法に疑問を抱くことはなく、5日線ルールを守り続けています。

私は「トレードは考えるな」と言いますが「考えるとは迷う」ことです。すなわち考える=迷うことによって、自分に自信をなくし、メンタルにダメージを受ける。メンタルにダメージを受けると、自分に自信を失い、トレードに一貫性を欠いてしまう。

一貫性を欠いたチグハグなトレードをしているより、自分のトレードのひとつ型を作って負けが続いても、それをやり続けることの方が、結果として残ってくるのではないかと、そう思います。いずれにしてもトレードで勝ち続けることなどできないというのが唯一の事実ですから「勝とうと考えるより、負けないことを考える」のが正解になるのではないでしょうか。

上がる株を買う

「あなたならどれを買う」とのタイトルでアンケートした銘柄の一週間後の結果です。

「トレンドは継続する」という基本的な考え方でチャートを判断すれば、この結果は予想できたのではないでしょうか。


「3639 ボルテージ(日足チャート)」
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2639円(1日終値)⇒ 2970円(週間最高値)⇒ +12.5%
2639円(1日終値)⇒ 2640円(8日終値)⇒  + 0.0%

「2138 クルーズ(日足チャート)」
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151500円(1日終値)⇒173900円(週間最高値)⇒ +14.8%
151500円(1日終値)⇒166000円(8日終値)⇒  + 9.6%

「3641 パピレス(日足チャート)」
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3270円(1日終値)⇒ 3300円(週間最高値)⇒ + 0.9%
3270円(1日終値)⇒ 3200円(8日終値)⇒  - 2.1%

「4575 キャンバス(日足チャート)」
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894円(1日終値)⇒ 933円(週間最高値)⇒ + 4.3%
894円(1日終値)⇒ 775円(8日終値)⇒  -13.3%

1本目陽線にチャンスあり

昨日のともママさんの質問への回答は、抽象的で実際のトレードの参考にはならなかったですね。自分で記事を読んでみて、そんなことを思いました。昨夜は、気分が乗ってなかったので失礼しました。

あと、アンケートに>形はクルーズですがウッチーちゃんのように寄りを確認できないので私的にはパピレス監視になります。 (女性/千葉) というコメントもありました。

そこで実際のトレードで参考になる考え方のヒントをかいてみます。

まず「株価の動きなんか誰にも読めない」、これが考え方の基本です。ですから「初心者だから読めない」のではなく、動きを読もうとすること自体が無駄だということです。

次が「トレンドは継続する」です。これも考え方の基本です。つまり「トレンドが転換したら一定期間そのトレンドは継続する」ということです。短期スイングにしても中期スイングにしても、これが基本です。

要するに、株価の動きなんか誰にも読めないんだから、そんなこと考えずに、陽線が出たら次も上がる、陰線が出たら次は下がる、と単純に見たままに売買すれば、いろいろ考えるより結果は出るんじゃあないかというのが私の考えなのです。

たとえば、前の記事に上げたチャートの事例で説明してみましょう。

前日の陰線の頭のラインを上に抜けた陽線引け(いわゆるトレンド転換)となった場合、逆指値の引け値で買って、翌日(2本目)、もしくは翌々日(3本目)の引け値で売った場合、その損益はどうなるかを検証してみましょう。買いはチャートに赤丸で示した部分です。

「3639 ボルテージ(日足チャート)」
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2060円(1本目陽線の終値)⇒2273円(2本目の終値)⇒+10.3%
2060円(1本目陽線の終値)⇒2386円(3本目の終値)⇒+15.8%

「3641 パピレス(日足チャート)」
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3195円(1本目陽線の終値)⇒3420円(2本目の終値)⇒+ 7.0%
3195円(1本目陽線の終値)⇒3565円(3本目の終値)⇒+11.6%

「2138 クルーズ(日足チャート)」
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136000円(1本目陽線の終値)⇒147500円(2本目の終値)⇒+8.5%
136000円(1本目陽線の終値)⇒139700円(3本目の終値)⇒+2.7%

「4575 キャンバス(日足チャート)」
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876円(1本目陽線の終値)⇒1008円(2本目の終値)⇒+15.1%
876円(1本目陽線の終値)⇒ 950円(3本目の終値)⇒+ 8.4%

陰線を陽線で抜いたとき、すなわち下降トレンドから上昇トレンドに転換したポイントで買えば、何も考えなくても3日は上がって行くということです。これが「トレンドは継続する」ということです。

すなわちサラリーマンなど、日中値動きを見ることができない人であっても逆指値を利用して買い、二日目、三日目に逆指値を利用して引け値で売れば、利益はあげられるということになります。

株の売買で儲けるなんて、そんなに難しいことではないのではないでしょうか。

コメント欄を解放しますので、みなさんの感想をお聞きできたらと思います。

勢いに乗ること

ともママさん
>ウッチーさんのトレードを見ていて入会させていただいたものです。資金30万円でSBI証券に口座を開き、チャートを眺めていますが、まったく動きが読めません。ウッチーさんは師匠が教えたとおりのことを忠実に守っているだけと書いていますが、値動きの読み方など、ポイントを教えてもらえませんでしょうか。

ともママさん、お待たせしました。
資金が30万円ということですので、ウッチーのように短期で資金回転させるトレードがベストだと思います。なぜなら、きょうチャートを見て明日上がるかどうかは80%程度の確率で当てることはできますが、それから先の確率はどんどん下がっていきます。であるならば当たる確率の高いところで確実に利益を抜いていくと考えるのが、もっともリスクの少ない投資手法となると思います。

そこでポイントは「明日上がるチャート形は・・」ということになりますが、次の4っつのチャートを示して「明日買うならどれを買うか」とアンケートしました。

「3641 パピレス(日足チャート)」
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「2138 クルーズ(日足チャート)」
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「3639 ボルテージ(日足チャート)」
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「4575 キャンバス(日足チャート)」
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結果は80%の人が「クルーズ」のチャートと答えています。つまり80%の人が買いと考えるならば、上がる確率は80%となるわけです。

ともママさんは「株価の動きが読めない」と言っていますが、株価の動きなど誰にも読むことなどできないと考えてよいでしょう。私はそう思います。動きを読むのではなく、どこで買っても80%の確率で儲かるわけですから買えばよいのです。「明日上がると感じた株を買って利益が出たら売る」・・これがウッチーがやってるトレードの基本です。

明日上がる株とは、80%の人が上がると感じるチャート形(ローソク足)をした株ということです。トレードは考えてはいけません。考えずに買う、そして売る、です。考えるとは、迷うということですから、何も考えないで、いかに勢いを感じとるかがポイントになってくるのではないでしょうか。
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諏訪真吾

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