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だからあなたは負けるのです

だからあなたは負けるのですというとても参考になる記事があったので、これに私の解釈を加えてみたいと思います。

>株価が動くことで注目が集まり、投資家・資金流入が増加し更に株価が動くという現実もあるのです。
これが「トレンドは継続する」という流れです。「機関投資家が買う⇒株価が動く⇒個人が買う」という流れですね。逆の見方をすれば「機関投資家にとって魅力がない株⇒株価は動かない⇒個人も買わない」ということになります。これを踏まえれば、個人の目を引くような動きをする株でなければ値動きが少なく、投資メリットはないということになるのでしょう。

であるならば、銘柄選択の条件は、人気上昇の銘柄、個人の目を引く銘柄ということになり、「信用売り残、買い残とも増加し、貸借倍率が拮抗した銘柄」、「ランキング上位に顔を出した銘柄」、「出来高急増銘柄」、「日々公表銘柄や信用規制をかけられた銘柄」は、その条件として銘柄をチェックしてみることも有効な手段になるのではないでしょうか。

>「投資家の心理と売買の結果がチャートを描画するが、そのチャートに注目が集まらなければ、その確度・機能性は低下する。そのチャートに注目が集まり、市場参加者の売買判断が一致するほど、チャートは機能する」、言いかえれば、チャートにシグナルが発生しても、そのシグナルに気がつかない投資家が多ければ、そのシグナルの的中率は低くなるということです。
チャートに現れる売りサイン、買いサイン、あるいはフシ目が機能するかしないかは、そのチャートを見ている人が多いか少ないかによって精度がまったく違ってくるということでしょう。つまりチャートに描かれるトレンドやローソク足のサインの形は同じであっても、ほとんど誰も注目していない(出来高が少ない)銘柄ではチャート分析の効果はあまりないとも言えるのではないでしょうか。

>株価が大きく動いた場合、投資家が抱く疑問は、「なぜこれほど大きく株価が動いたのか? 」というものでしょう。相場参加者の多くは、大きな株価変動時に、まず「何を材料に株価が動いたのか」を探します。そして、株価材料の好悪を判断し、その材料が企業収益やマーケットに与えるインパクトを想定し、株価変動率(値幅)を考えます。投資家は、現在のそして今後の自己のポジションを正当化し、自身を納得、安心させるために、株価変動の理由を求める傾向があるのです。しかし、株価変動を納得したい理由は、人それぞれです。
投資家とは、買った株価が上がれば上がったで不安になり、下がれば下がったで不安になるものです。ですが、上がった理由、下がった理由が分かれば不安が解消されます。そこで株を保有している投資家は、自分の不安を解消するために上がった理由、下がった理由を探しまわる。

専門家であるエコノミストたちは、個人と違って自分でその理由となる材料を見つけてくることができますから、日経平均が下がったときは、ネガティブな材料だけを取り出してきて「・・・だから売られた」と下がった理由を主張し、上がった時はポジティブな材料だけを取り出してきて「・・・だから買われた」と上がった理由を主張する。

ですが、現実には、株価にとってのネガティブな材料とポジティブな材料は、毎日混在しているわけです。日経平均が上がったときも、下がったときも何か特別なことが起こったわけではないのです。すなわち専門家であるエコノミストたちは、結果を見て、誰でもが納得でき得るネガティブ材料あるいはポジティブ材料の一方だけを根拠として引き出してくる。相場概況や相場観なんてものはそんなものでしょう。

>まず結論ありきで、その自己の結論を正当化・補強するために、自分に都合のいい情報だけを集めることです。例えば、買いポジションを持っている時に、「日経平均は上昇するはずである。なぜならば、中国の経済成長が世界景気を支え、米国の追加金融緩和策が金余りを生み、リスク志向を継続させるからである」、特におかしな相場観ではありません。一方、売りポジションを持っている時に、「日経平均は下落するはずである。なぜならば、米国の追加金融緩和策が金余りを生み、リスクマネーが新興国に流れ込み、中国ではインフレ警戒から金融引き締めの動きが出ている」これも特におかしい相場観とも言えないでしょう。前者も後者も、株価材料は殆ど同じです。しかし、上昇するはず、下落するはずという「結論先にありき」のために、株価材料の解釈が全くの別物となっているのが面白いところです。
たとえば、一人の人間の評価をしようとするとき、その人に好意的なグループに評価させれば、長所ばかりが並べたてられ優秀な評価がされ、逆にその人に敵対するグループに評価させれば、欠点ばかりを並べたて無能の評価をされるでしょう。その人が可もなく不可もない平凡な人であっても、優秀な人間として評価されたり、無能な人間として評価されたりするわけです。

株価の判断もこれと同じことですね。つまり買いで持っていれば、上がって欲しいという願望がまず最初にあって、それを満たすために自分に都合のよい材料や情報ばかりを探すわけです。たとえ悪材料を目にしたとしても、それは目に入らないわけです。そして「こんなに上がる材料があるのだから・・・」と思いこもうとする。そしてやがて「将来的にはきっと上がる」と自分を洗脳してしまう。

結果は・・・気がついてみたら買値の半値以下になっていたという笑えない話になるわけです。「うちの子供に限って・・」というのは、非行少年の母親の定例句のようなものですが、女性は特に塩漬けにする傾向が強いようです。これはトレードにおいてもこの「うちの子供に限って・・」という母性本能が強く出るのでしょうか。

>買いと決めたら売り材料を探し、売りと決めたら買い材料を探すことも、心理的バイアスを補正し、冷静に相場を見るためには有効でしょう。不都合なもの、気に入らないものを排除しようとすることは、投資家の、人間の性ですが、相場は広く、冷静に、バランス良く見たいものです。
「人に好意を抱いたら相手の欠点ばかりを探せ」と若い頃よく言われましたが、陰と陽の両面を見てこそ、その実像が分かるもの。株価チャートは、「売りたい売りたい」と売り目線で見ると下がるようにしか見えない。「買いたい買いたい」と買い目線で見ると上がるようにしか見えないものです。

「売りたい」と思ったら、まず「買う人はどう見るだろう」と買いの立場でも見てみる。「買いたい」と思ったら、まず「売る人はどう見るだろう」と売りの立場でも見てみる。こうして売り買い両方の立場でチャートを見ることができればチャート判断の確度は格段に高まると思うのですが・・・・


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スキルアップするためには

有加さん
>ただいま、ブログを一生懸命読んでいます。でも、眉間にしわを寄せながらではなく、楽しみながらですよ^^
>トレンドって物がよく判らない私は、諏訪さんがおっしゃるように、人と反対のトレードをやっていました。人が買うときに買い、人が売るときに売る。これの逆をやっていたのです。考え方、チャートの見方も改めて今後はやっていこうと思います。今日、早速、一銘柄買ってみました。7735、大日スクリーンです。窓を開けたら開けたほうに飛び乗れ・・。これの動きにしたつもりですが・・・。一応、スイングのつもりですが・・・。でも・・・どうなのでしょうね~・・^^;自分でもわかりません。いつもの私だと、絶対に、このような高値では買いません。順張りは苦手なのです。トレンドは継続する。一応、明日も上げると思い最初から持ち越しのつもりで買いました。明日下げそうなら、さっさと諦めるつもりですが・・・。どのように思われますか?


「7735 大日スクリーン(日足チャート)」
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陰線、陰線に続いてのマド空け陽線ですから・・・すなわち逆に動いた(行き違い線)わけですから買いの根拠はあり、買い方としては問題はありません。そこで今後のアドバイスとして・・・

第一、安心感のあるポイントで買う。
トレードは楽しまないと面白くありません。ですから恐怖を感じながら買っては楽しめません。そういう意味で、このチャートで言えば、右側の丸の部分。下降するトレンドラインをマドを空けてブレイクしたポイントとか水平のトレンドラインをマド空けブレイクしたポイントでの買いの方が安心感があるのではないかと思います。

第二、損切りの位置と損切り額の大きさも考慮する。
たとえば赤丸で示したポイントでの損切りラインは、トレンドラインとなります。すなわちトレンドラインを下に抜ければ損切りとなるわけですが、損切り額はマド空けたマドの部分が損切り額となるわけです。あなたが買った位置での損切りラインは5日線もしくはトレンドラインとなるわけです。つまり逆に動いた時の損切り金額が大きくなるわけです。

第三、逆に動かれたときのことも想定に入れて買う。
あなたの買い判断は間違ってはいません。下がったら損切りするという判断も正しいのですが、損して終わりではトレードは面白くありませんし、損切りばかりで損切り貧乏ということにもなりかねません。作戦を立ててトレードをする。これはまた損得以外の面白味が出てくるものです。

まず、下がるならどこまで下がると想定します。たとえば青いライン(下値サポートライン)まで下がると想定したなら、あなたが取るべき最善の方法は何かと考える。いったん損を切って、サポートライン付近での下げ止まりを見て再挑戦(買い直す)する作戦、含み損のまま下げ止まりを待ってナンピン買い増しする作戦、買い持ちしたままカラ売りをかけて両建てして下げ止まりを待つ作戦など、

上がったときのことは考える必要はありませんが、下がったときに取るべき方法をいろいろと考えてみる。そして試してみる。そういう思考錯誤が経験であり、そうした経験の積み重ねが上達につながっていくのだと思います。

株を買った。儲かった。また買った。損した・・・と、損した、儲かったとお金の損得勘定ばかりを考えていても、それは経験の積み重ねにはなりません。すなわち「想定する⇒行動する⇒検証する」という思考のないトレードを何十年繰り返してみても上達はしないし、トレードを楽しむということはできないのではないでしょうか。


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両建てはヘッジ(保険)

ヨシゾウさん
>諏訪さんは、よく同一銘柄を売り買い両建てにするようですが意味が理解できない。どうゆう考えからやってるのかな。

一言でいえば「損切りしたくないから」でしょうか(笑)
前にも同じような質問をいただきましたが、株価はトレンドが発生しないと利益を得ることはできません。そこで上に行くか下に行くか分からないもみ合いの状態になったとき、どちらに動いても良いように保険(ヘッジ)をかけるのが両建てです。

たとえば、このコマツの事例でいえば

「6301 コマツ(日足チャート)」
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赤丸(2240円)で買ったとします。しかし陰線のコマが出て下がっていくような雰囲気になってきます。ここで下がったときのために青丸付近(2245円)でカラ売りの保険(ヘッジ)をかけます。これで両建てですから、株価がここから上がろうが下がろうが損はしないということになります。

そして株価は天井ラインを突破して「行き違い線」となります。「行き違い線」は買いサインですから、ここは買いのポイントとなります。よってここで売り建てを外して、買い建て分に買い乗せします。そして右の青丸部分(2370円)で売ったとしますと・・・

2240円(買い)⇒ 2370円(返済売り)⇒ +130円
2245円(売り)⇒ 2280円(返済買い)⇒  -35円
2280円(買い)⇒ 2370円(返済売り)⇒  +90円

となるわけです。

これと逆に下がった場合はどうかといえば

「5541 太平金(日足チャート)」
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マド空け上昇した赤丸部分(700円)で買ったとします。ですが陰線2本で下がるような雰囲気になってきました。ここで下がったときのために青丸付近(706円)でカラ売りの保険(ヘッジ)をかけます。これで両建てですから、株価がここから上がろうが下がろうが損はしないということになります。

そして株価は下にマドを空けて急落します。チャートが崩れたのですから、ここ(660円)で買い建てを外して、売り建て分に売り乗せします。そして右の赤丸部分(660円)で買い戻したとすると・・

700円(買い)⇒ 690円(返済売り)⇒ -10円
706円(売り)⇒ 660円(返済買い)⇒ +46円
690円(売り)⇒ 660円(返済買い)⇒ +30円

となるわけです。

リスクを軽くしようとすれば、売り乗せや買い乗せをしなくても、トレンドが発生すれば、損を切って落とすだけでも利益になるわけです。これが同一銘柄を両建てする考え方です。


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逆指値活用の買い

ひろみさん
>最近入会して勉強させていただいています。ウッチーさんが昨日「師匠伝授の必勝パターン」という記事で二つのパターンをあげて、たったこれだけで素晴らしい利益をあげているということを書いていました。私は仕事を持っているので値動きを見ることはできません。あの必勝パターンはスイングでも通用するのでしょうか。

仕事を持っている人は、逆指値を使ってこうした方法を取ってはいかがでしょう。次の二つのチャートを使って説明します。

「2138 クルーズ(日足チャート)」
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「4288 アズジェント(日足チャート)」
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前日の夜にチャートをチェックします。
このチャートのようにトレンドライン(青い矢印)を引いてみて、株価がトレンドラインを上に抜けたチャートを見つけたら、逆指値で「前日終値以上だったら、引け成りで買い」の注文予約をしておきます。

すると、株価が上がっていれば前場の引けで約定しているはずです。あとは昼休みにでも、逆指値で「前日終値以下だったら引け成りで売り」の損切り予約を入れておけばリスクは軽減されるでしょう。

うまく含み益になったら、あとはウッチーのように陰線が出たら確実に利益を手に入れていく方法を取るか、もしくは、トレンドライン(赤い矢印)を引いて、トレンドラインを下に抜けないかぎり保有で利益を伸ばしていく方法を取るかということになります。

<注意事項>
出来高が極端に少ない銘柄、チャートが規則性を持たないでランダムに動いている汚い形のチャートには手を出さないのが原則となります。

やっぱり男ならイケメン、女なら美人、チャートも同じようにきれいなボディーラインを狙うべきだと思います。


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フシはテクニカル売買の基本

コロスケさん
>フシと言うのはどう見れば良いのか、どう使うのか、フシというのがどうにも理解できません。

チャート上のフシ目を読むことは、テクニカル売買では非常に重要なポイントとなります。上がったらどこまで上がるか、下がったらどこまで下がるかの目安となるのがフシ目ということになります。

初心者にでも分かりやすくこの「東京エレクトロン」のチャートを用いて説明してみましょう。

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まずこうして株価がもみ合った位置を四角で囲んでみてください。チャートの左側のように下がっていくときは青い四角、右のように上がっていくときは赤い四角で囲みます。するとランダムに動いていたように見えた株価の動きが、四角いボックスを積み上げながら動いているように見えないでしょうか。

つまり株価は、基本的に、上昇、もみ合い、上昇、もみ合いと、こうしてボックスを積み上げるように動いています。言いかえれば、株価がこのボックスの上辺もしくは下辺を上に抜けたり、下に抜けたときがトレンドが発生したときということです。

このチャートの赤い丸で囲んだ部分を見てください。株価が上昇しても前のボックスの上辺のラインで止まって下がっていきます。また逆に、株価が下がり始めてもボックスの下辺のラインで下げ止まって上がっていきます。

これがテクニカル売買の基本となります。

すなわちボックスの上辺のラインは株価の上昇を抑える抵抗ラインとなり、ボックスの下辺のラインは株価をサポートする下支えラインとなるわけです。これが株価の動く基本となりますので、買いの判断は、ボックスの下辺のライン付近、ボックスの上辺ラインを上に抜けた位置となるわけです。そして絶対損切りしなければいけない位置は、ボックスの下辺ラインを下に抜けたときとなるわけです。


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普通のことを普通に考えれば

株で苦しんでいる人のブログを読んでいていつも思うのは、なぜトレードというお遊びでそんなに苦しむのか?という疑問である。全財産を賭けた勝負なら・・・破算するか大金持ちになるかという大ばくちを打っているのなら胃潰瘍になるほど苦しんでも理解できるが、たかだか200万か300万程度のお遊び。損したからと言って1日や2日で全部持っていかれるわけじゃあない。そんなことに苦しんで何が楽しいのか・・・と思うわけです。

ガールズトークの掲示板で「諏訪理論」という言葉が何度か出てきますが、私は特別なことを考えているわけではなく、いかに心を苦しめないで、いかにトレードを楽しむか、ということだけを考えているだけのこと。ただ普通のことを普通にやる。誰でもが日常の生活の中でやっていることをトレードでもやる。これが心を苦しめない生き方であり、トレードの方法だと考えているわけです。

たとえば急上昇を始めた株価に空売りを仕掛ける人がいます。安値更新というような株価を買いに出る人がいます。いわゆる逆張りと言われる手法です。こういうみんなの流れに逆らった生き方が楽しいかどうかということです。上司が言うことにイチイチ逆らい、みんなの意見に絶対反対する。そんな人もいますが、そういう生き方をしている人は集団の中で孤立し、評価もされないでしょう。

それより上司の考えに素直に従い、みんなの意見を素直に聞き入れる。こうした生き方をした方が心を苦しめないし楽しく生きられるのではないでしょうか。ほとんどの人はそうして生きているのでしょう。

それが投資となると、裏読みをする、人の逆を行こうとする、危険を感じても逃げようとしない・・・・つまり心を苦しめない日常の生活での生き方とは正反対のトレードをしているのではないかということです。心を苦しめない日常の生活での生き方とは正反対のことをすれば、当然に心は苦しく、精神的ストレスを溜め、ダメージを受ける。

今までのトレードの経験で苦しんだことのある人は考えてみて欲しいのですが、自分の生き方がトレードに反映されているでしょうか。多分、日常生活での考え方の正反対のことをトレードでやっているのではないでしょうか。

「あそこのランチは美味しいよ」とみんなが言えば、自分も食べに行ってみる。「中国産は危険だ」とみんなが言えば、自分も買わない・・・ではないでしょうか。それがトレードとなると誰も見向きもしない安値圏に放置された株を買ってみたり、「含み損は危険だ」と分かっていても放置して塩漬けにしてみたり、日常生活での考えと反対のことをやるから苦しむことになる。そう思いませんか。

みんなが買ったら(陽線)買う。みんなが要らない(陰線)と言ったら売る。これが日常生活であなたがやってる行動ではないでしょうか。つまりそれが正しいか間違っているかではなく、みんなと同じことをやっていれば、心が傷つくことはないし、ダメージを負うこともない・・・というのが私の考えです。

たとえば「トレンドは継続する」とか「陰線の次は陰線」とか、私は言いますが、これも言葉や理論として覚える必要はないわけです。

あるパン屋さんのパンが人気になって行列ができるほどになったとしましょう。1年後にも行列ができているかどうかは分かりませんが、明日、明後日は必ず行列ができています。そこでどんなに「あそこのパンはまずい」とあなたが言ってみても、パンを求める人は行列をつくるでしょう。

人は、本能的に自分の心を苦しめないように生きています。人と同じような服を着て、人と同じようなものを食べる。人が動けば人と同じように動く。人と同じように動くことで、自分の心は安らぎ安心して生活しているということでしょう。であれば、トレードでも同じ考えでやれば心を苦しめることはないし、もっと楽しめる。楽しいから上達もするし、利益も残る・・・・と私は考えるわけです。


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資金管理よりメンタル管理

ひなこさん
>この間は、アドバイスありがとうございました。まだエントリー恐怖症は、完全に回復したわけではないけれど、依然よりは、かなり気持が落ち着きました。少し計画的なトレードをできるよう心がけています。最近株も上昇トレンドに入っていると思われる銘柄が、いくつかありますので買うことを、検討しています。資金管理はどのようにすれば良いのか教えていただけますか?

私は資金管理よりメンタル管理が重要だと考えています。つまり投資資金のすべてを失ってもメンタルダメージを受けずに新規に資金をつぎ込んで勝負できる根性のある人、すなわち叩かれれば叩かれるほど闘志が燃える人は、資金管理を考える必要はないでしょう。

ですが、ほとんどの人は大きな損を出す(失敗する)とメンタルにダメージを受けます。あなたが言うエントリー恐怖症とは、すなわちいまだにメンタルにダメージを負っているということでしょう。いつも言ってることですが、トレードは勝負ですから強気にメンタルを維持できなければ、弱気弱気のトレードをすることになります。

弱気弱気のトレードでは、上がるところを眺めていて下がってくるのを待つ。上がってしまってから買う。というようなトレードになってしまいます。すなわち損切りが怖くて安心感が出たところで買おうとするわけです。ところがトレードでは「安心感があるところが、一番リターンが少なくリスクが高い」ということになります。

言い換えれば、一番リスクが少ないところで買おうとする人が、一番リターンが少なくリスクが高いところで買っているわけです。この上昇相場では、安値圏でウロウロしているような銘柄を買う人より、新高値を更新し続ける銘柄を買う人の方が大きな利益を上げているわけです。

過去に大きな損を出した経験(メンタルダメージ)のある人は「高値つかみ」に恐怖を感じて高いところでは買えない。だから下がってくるのを待つ。ところが下がってくる株価は、さらに下がっていく。すなわち「トレンドは継続する」ということです。トレードは「トレンドは継続する」が大原則ですから上がっていく株を買わなければ儲けることはできないとなるわけです。

ゆえに、トレードで重要なのはメンタルコントロールこそがすべてだと私は考えるわけです。メンタルコントロールがすなわち資金管理に通ずるということになるのでしょう。

メンタルコントロールについては、精神力の違いや資金力の違いによって人それぞれですから一概には言えないでしょうが、私の考え(尺度)で言えば、次のようなことに配慮していけばいいのではと思います。

第一、株を買ったら損切り基準と利益確定の基準を想定しておく。特に、損切りの基準は明確に設定し、確実に実行する。たとえば、霧子さんのようにいかなる場合でも5日線でキッチリポジションを外してしまう方法は、メンタルダメージを回避できる方法だと思います。

第二、トレードの成功、失敗の判断を損益で考えないこと。トレードで勝つか負けるかは時の運です。そしてトレードで成功したか失敗したかは、自分の決めたルールを守れたかどうかということです。つまりたとえ損切りになっても自分の決めたルールどおりのトレードができたならば満足するということがメンタルコントロールということになります。言い換えればメンタルダメージを回避できる方法だと思います。

第三、投資資金の1/2以上の投資は控える。今のような上昇相場になると、あれもこれもといろいろな銘柄を買いたくなるものです。ですが、余力がないと人の心は余裕を失うものです。精神的に余裕をもってトレードをするためにも十分な余力は持っていたいものです。

資金管理の質問に対してピント外れの回答に思われるかも知れませんが、メンタルにダメージを受けるとは、すなわち損をすることだと思います。であるならば、資金管理とは、自分がメンタルにダメージを受けないためにはどうしたらよいかを考える。すなわちいかにメンタルをコントロールするかだと思います。

下降トレンド継続中

まつうらさん
>いつも拝見させて頂いております。8410セブン銀行を11月10日にダフルボトムをブレイクし押したところを150,200円で買いました。この買い方にご指摘頂ければと思います。宜しく、お願いします。


「8410 セブン銀行(日足チャート)」
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赤い丸で囲った部分(75日線で押し返される)から判断すれば16万円ラインのフシ(抵抗ライン)は、相当強力であることが試されたと言えるのではないでしょうか。

トレンドライン(青い矢印)はいまだ下降継続中であり強気にはなれません。三角ボックス継続中で株価の動きが収れんしている現在株価は、いずれ上か下のどちらかに放たれるわけですが、上げても16万円ラインまで下げたら再度底を試す動きになると判断します。

セブン銀行の週足チャートを見ると16万円ラインと18万円ラインに強力な売り抵抗ラインが控えていることが分かると思います。つまりカラ売り派の視点で、このチャートを見た場合、16万円から上、20万円ラインまでは売り安心感があります。

言い方を変えれば、16万円に近づくとカラ売りのチャンスということになり、16万円から上で買っていた買い方は損切りのタイミングになると言えます。よって買い方については、買いのポイントではなく、こうした上値に強力な売りの抵抗ラインが控えているチャートは買えないと考えるのがいいでしょう。

信用残も18.5倍と買い残の比率が非常に高く、株価が上がれば、この買いで持っている人が売りに出てくるということになります。貸借銘柄の株価は、買う人が多いから上がるとは言えません。買い残が多い、すなわち買って持っている人が多ければ多いほど株価が上がれば売ってくる(株価は上がらない)わけです。

逆にいえば、売り残、すなわち売りで持っている人が多ければ、株価が上がってくれば損切りの買戻しに動きます。つまり新規に買う人と売っている人の買い戻しで買いの力が強力となって株価は上昇していくということです。

私は、上昇トレンドを買えと言っているわけですが、上昇トレンドの株価には、こうした売り圧力が少ないという意味もあります。また貸借倍率も売り残と買い残の比率が1倍以下、もしくは買い残より売り残が多いという形になっていると思います。

単純に言えば「売り方の買い戻しがなければ、株価は上がらない」、特に、現在のように株式市場に新規の資金が流れ込まない状況の中では、「買いだけで株価は上がらない」と考えた方が良いでしょう。

11月に入ってからの株価の急上昇も新規の資金が流れ込んで(買い)上昇しているわけではなく、いままで日本株を売り叩いていた(カラ売り)ヘッジファンドの買い戻しがあって、株価が急伸しているという一面があります。その証拠に、いままで売り叩かれた輸出関連株やメガバンクの株が急伸しています。

株価形成は、業績ではなく、需給(テクニカル)で動くわけですから、初心者は「上昇トレンドのチャートを買う」ことを心がけた方が成果に結びつくのではないでしょうか。

「踏み上げ相場」 ⇒ 売り方の買い戻しを巻き込んだ上昇相場のこと


グッドタイミング

にすなさん
>最近入会させていただいたものです。今回自分なりにトレンドラインやフシを考えて11月18日に3606レナウンを222円で買ってみました。買いのタイミングとして良かったのか悪かったのか、トレンドラインやフシの引き方など教えていただけないでしょうか?


「3606 レナウン(日足チャート)」
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私の好きな買いの手法です。霧子さんも同じようなタイミングで買いますね。

考え方としては、いままで180円~220円の値幅でのボックス相場を形成して動いていました。そして現在の株価位置は、そのボックスの上辺に位置しています。この位置から押し戻されるようであれば、ボックス相場継続であり、現在の位置を上放れれば、現在の株価位置(220円ライン)はサポートラインとなります。

移動線すべてが株価の下に位置していること、200~220円で1週間以上もみ合っていること、の条件から判断すれば、底(サポート)は固いと考えられ、上に向かう確率は非常に高いと判断できます。

(注)株価の下にある移動線はサポートラインとして機能する。
(注)株価がもみ合った位置が、株価の下にあればサポートラインとして機能する。

トレンドラインやフシのラインは、このチャートに示したように引けばいいのではないかと思います。トレンドラインやフシのラインは、あくまでも判断の目安ですからアバウトに考えることがいいでしょう。

たとえば、高値、安値を基準にするのか、始値、終値を基準にするのか・・という質問をいただいたこともありますが、株価がキッチリ計算したように動くわけがないのですから、トレンドラインにしてもフシのラインにしても神経質に考えることに意味はないと言えるでしょう。

トレンドラインやフシのラインは、「この辺りを抜けたら買い」「上げたらこの辺りまで」「下げたらこの辺りまで」「損切りはこの辺り」というような、あくまでもアバウトな判断基準として考えるのがいいでしょう。

絶好のタイミングで買われたのですから、あとは5日線にそって利を伸ばしてみてください。上昇トレンドラインを下に抜けるか、もしくは霧子さんのように5日線を下に抜けたらロスカットすることがトータルで利益につながると考えるのがいいでしょう。

上は240円~250円のラインが次のフシとなりますので、その辺りを目標として考えるのがいいのではないでしょうか。

まず宝(買いサイン)探しから

ヨッピーさん
>先日は教えていただきありがとうございました。考え方としては漠然と分かったのですが、いま買いなのか売りなのかという判断が分かりません。仕事を持っているのでウッチーさんのようにはいかないのですが、何かいい方法はないでしょうか。

前の質問では「唯一儲けられる方法」として上昇トレンドの押し目を買うという方法を説明しました。ここでは、前日の夜チャートチェックして「明日買いかどうか」の判断の仕方を説明しましょう。

入会のときに配布したマニュアルの「ローソク足の買いサイン、売りサインの形」が重要なポイントとなるので形を覚えてください。

「4043 トクヤマ(日足チャート)」
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赤い丸で囲ったローソク足の形(たすき線)が買いサインとなりますね。ポイントは「マド」となります。すなわち、マニュアルに例示したローソク足の組み合わせによる買いサインの翌日マドを開けて始まれば、より上昇確率が高いと判断できるわけです。

現実のトレードにおいては、前日の夜に、こうした形を探し、買いサインを見つけたら、逆指値(前日終値以上なら成り買い)で発注予約しておき、昼休みにでもロスカットの逆指値(前日終値以下だったら引け成り売り)を設定しておけばリスクも軽減されるのではないでしょうか。

「8267 イオン(日足チャート)」
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これも同じですね。ポイントは青い丸で囲った売りサインが発生した時です。つまり保有している株が含み損であろうが含み益であろうが、売りサインが出たらいったん売ってポジションを解消しておくことがリスク管理となります。

あとはやるかやらないかだけですね。

123のタイミングで

理解できないオンナさん
>最近入会させていただいた者なんですが、いろいろブログも読ませていただいたのですがなかなか理解できません。うっちーさんが師匠の教えだと言って三本目四本目にチャンス有りと良く言っていますが、どいうことなのでしょう。すみません。頭悪いんで。

いろんなことを覚えようとするからわけがわからなくなってしまうのではないでしょうか。トレードなんて上がるか下がるかに賭けるゲームです。頭が良かろうが悪かろうが、トレードでの成功とは何の関係もないと、まず考えるようにしてください。

トレードは勝負です。勝負に勝つには「気合」です。私は絶対勝てるとの自信を持って向かわなければ、やる前から結果は見えているようなものです。「絶対勝ってやる」という気合でトレードに臨めば、上がって行く株に飛び付けるが、最初から負けるんじゃあないかとヘッピリ腰で向かえば、上がって行くのを指をくわえて眺めていて、下がってくるのを待ってしまう。

勝負は、攻めなければ負けです。攻めて攻めて攻めまくる。殴られようが投げられようが攻めまくる。つまり殴られる、投げられるという損切りを恐れているようでは勝つことはできません。一つ殴られたら三つ殴り返せば勝てるわけです。

あなたのメール文面に、自分に自信のない印象を受けたので、ちょっと精神的なことを書きました。気の持ちよう、心構えは、どんなテクニックより重要なポイントですから覚えておいてください。「私はダメだ」「私は下手だ」と思ったらトレードは休んでメンタル面の回復を待つべきだと思います。

そこで質問の「3本目4本目にチャンス有り」ということですが、考え方については「三の法則」という記事で説明しましたので読んでみてください。ここでは実際の売買でどう考えるかについて説明します。

「8001 伊藤忠商事(日足チャート)」
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このチャートの○で囲んだ部分に注目してください。

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左の丸の部分です。大陰線、つまり株価が下に向かって動きました。2本目、3本目と下がり続けます。そして4本目に反転上昇しました。これが3本目4本目にチャンス有りということです。実際のトレードでは、この4本目まで様子を見て、4本目が動いた方に乗るという手法です。4本目はマドを空けて上に向かったわけですから迷わず買ってみるということになります。

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次の丸の部分です。いったん上がり始めた株価も3本目4本目で変化日を迎えます。この場合は4本目で陰線となって下がりました。すなわちここが利益確定のポイントとなるわけです。

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次3っつ目の丸の部分です。「たすき線」の陰線が出ました。すると3本目まで下がります。そして4本目が変化日となるわけですが、このチャートの場合はさらに下げました。つまり4本目5本目で下げから上げに変化しなかったわけですから、さらに下がって行くと予想できるわけです。

次の4っつ目の丸も同じことですね。

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次に5つ目の丸の部分です。1本目の陽線が出ます。すると2本目3本目と陽線が出てピークアウトします。

当然、すべてがこうなるわけではありませんが、売買のタイミングや利益確定、あるいは損切りの判断において、3本目4本目の変化日を見極めるということは、効果的で重要度の高い手法になると思います。


楽しまなければ向上しない

面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として裏付けられた。玉川大の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らが15日までに行った実験の成果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。これまで心理学の行動実験では知られていたが、脳科学実験で確認されたのは初めて。教育上の参考になりそうだ。 松元准教授によると、勉強やボランティア活動をしている子供に、思い掛けない褒美をあげるのは励ましになる。しかし、最初から成績に応じた小遣いを約束すると、「やらされている」感覚が生じ、小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるという。

こんな記事がありました。
トレードにも通じるのではないかと紹介します。

この部分ですね。
>面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として裏付けられた。これまで心理学の行動実験では知られていたが、脳科学実験で確認されたのは初めて。

>勉強やボランティア活動をしている子供に、思い掛けない褒美をあげるのは励ましになる。しかし、最初から成績に応じた小遣いを約束すると「やらされている」感覚が生じ、小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるという。

これをトレードに置き換えると

初めてトレードを始めた人が思いがけく利益を得ると、それがたとえ1000円であっても、それが励みになって楽しみになりトレードに意欲がわいてくるが、トレードを続けるうちに「1日1万円以上稼ぎたい」「確実に利益を上げたい」というお金稼ぎが目的になってくる。

お金儲けが目的になってくると「儲けなければ・・」という意識が強くなり、「損してはいけない」という意識に縛られてしまう。つまり「損してはいけない」という義務感、責任感のような意識に縛られてしまって、トレードが面白くなくなってしまう。

その結果が・・・>小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるという ←これである。すなわち損した時、トレード意欲を失い、やる気をなくすということになる。

私は、人の心理の働きとして、「損得勘定でトレードすると損をする、トレードは楽しまなくっちゃあ」と言っていたのですが、脳科学における脳の働きとしてもそれが裏付けられたということであろう。

むかしから「どんなに好きな趣味でも仕事にすると辛くなる」と言われます。どんなに好きな趣味でも、仕事、すなわちお金儲けを考え始めると楽しいどころか辛く苦しいものとなるということを言ったのであろうが、これもこれもこの記事と同じことを言っているのであろう。

トレードでも、趣味でも、仕事でも・・・楽しくなければ向上しないし、やる気も出てはこない。楽しむためには「損得勘定をしないこと」、お金儲けを考えると、苦しいし、やる気も失うし、自分が向上することはない。そんなことを改めて思いました。

これは私が、ずっと前から言い続けていることですが、いろんなチャートを見て分析し、株価の方向性を予想する。このチャートを見て分析し、株価の方向性を予想することに楽しみを見つけなければ、トレードは苦しむためのものにしかならないし、トレードが楽しくなければ成果など上がるはずもないと改めて思います。

トレードとは、チャート分析の結果、上がると判断したら買えば良いし、下がると判断したら売れば良いだけのこと。そして判断が間違ったら損切りして、また挑戦すれば良いだけのこと。お金儲けに意識を縛られているとこれができない。

陰線になっても「上がってくるだろう」と持ち越す、あきらかに下降トレンドのチャートを「もうそろそろ上がるだろう」と買ってみる。「売った後に上がると悔しいから」と損切りができない。・・・これらすべてチャート分析による判断ではなく、自分に都合のよい損得勘定にしか過ぎない

トレードは楽しむことこそが第一であると思います。

唯一儲けられる方法

ヨッピーさん
>「株でおこずかいを稼ぎたい」と入会させていただいた女です。師匠の厳しい忠告に少しへこみましたが、株式投資を甘く考えていた自分に気づかされました。ブログをいろいろ読ませていただきましたが、さっぱり分かりません。でも「経験のない素人こそ成功できる」との師匠の記事を読んでウッチーさんのように、師匠の言うことをひたすら信じてやれば私にもできるのではないかという気になってきました。そこで質問なのですが、何の経験もなく、どうしたらいいのか分からない私が株をやりたいのですがどうしたらいいのでしょう。ウッチーさんと同じSBIに口座は開いています。

「何も考えない」「何の勉強もしない」「感情を捨てる」、これが第一条件です。これこそが経験のない素人の強みだと考えています。次が「チャートの形(買いの形)を覚える」ですが、これはいくつも覚える必要はありません。たった一つ、こうなったら買うという形を記憶し、その形を見つけたら迷わず買う。その形以外は手を出さない。これさえできれば素人さんでも儲けられると思います。

ここにその買いの形を掲載しますので、それを実行してみてください。

「8035 東京エレク(日足チャート)」
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<<絶対条件>>
上昇トレンドであること。

<<買いのポイント>>
上昇中の株価が下がり始めた時、株価の頭の部分を結んだトレンドラインを引いて監視します。この右肩下がりのトレンドラインを株価が上に抜けた時が買いのポイントです。ここでは迷ってはいけません。迷わず買うことが勝つための条件となります。

「3632 グリー(日足チャート)」
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<<失敗する事例>>
下降トレンドのチャートを買うと失敗します。

同じようにトレンドラインを引いて、株価がトレンドラインを上に抜けた時、同じように買っても、このチャートのように、さらに下がって行きます。これをダマシと言いますが、下降トレンドラインのチャートを買うとダマシが多く、損をすることになってしまいます。


いろいろなチャートを見て、上昇トレンドのチャートの銘柄を監視して、この形が出るのを待つ。出たら迷わず買う。利益が出たらあとは欲との闘いですが3~5%の利益で確定することができれば成功はより確実性を増すと思います。

下がることを想定する

ひなこさん
>過去に大損をしてしまって、現在でもトラウマになっていてチャンスがあっても、恐怖感が先に立ち、二の足を踏んでしましせっかくのチャンスを逃してしまってます。どうしたら、この状態を克服できますか?たとえば、上昇している株は、買うと下がるじゃないか、怖くって・・・ながめているうちに、ドンドン上昇、余計奈落のそこへ落ちていくような気持になります。なんとかこんな気持ちなる事から抜け出したのです。宜しくアドバイス願いいたします。

私の30数年の経験則を言えば「株価は自分の期待と逆に動くもの」と考えています。いわゆる「買えば下がるし、売れば上がる」ということです。私の投資に対する考え方は、これが前提となって成り立っていると言えるでしょう。

「株は買えば損をするもの」と考えて株を買うので、株を買ったら「どこで損切りをするかしか考えていない」ということになります。これが「儲けることを考えるな」「損しないことを考えよ」と言ってることなのです。つまり「損しなければトータルで利益は残る」という考え方です。

精神的ダメージの回復は、自信を取り戻すしか方法はなくアドバイスのしようがないと思いますが、ウッチーには「オンナを捨てろ」と言っています。オンナすなわち感情を捨てなければトレードでの成功は容易ではないと私は考えています。

たとえば、ここの会員さんにもファンがたくさんいる「ラブリートレード」の霧子さん、彼女が成功しているのは「オンナの弱点を捨てているから」だと私は思っています。決してタラレバ(泣きごと)は言わない。株価が上に飛び出したところで買って、5日線を下に抜けたらスッパリと切り捨てる。損切りしたあと上がって行ったとしても悔しいとは言わない。

つまりオンナの弱点である「感情を排除して、決まったところで買って、決まったところで売る」というトレードを繰り返しているだけ。その結果が損切りの連続になってもである。これができないとトレードで利益を上げることは難しいと思います。

あと、損切り基準についても何人かの人からメールをいただいていますので考え方を書いてみます。

まず「損切り」は、損したという過去が問題ではなく、利益を上げるために「損切り」をするという考え方が重要でしょう。上がること、儲けることしか考えていないから「損をした」ということになってしまうわけでなのでしょうか。私のように、株は買ったら下がるのが当然と考えていれば、逆指値を使って損切りばかりを繰り返すことはないと思いますが、いかがでしょう。

言いかえれば、上昇している株を買ったのであれば損をするための損切りはなく、儲けるための損切りしかないわけです。これが下がってくる株を買うから損をするための損切りをしなければいけないことになってしまうということでしょう。

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たとえば、こうしたチャートの株を買った場合、マド空けはトレンド転換だと考えて買ったとします。ここで「上がることしか考えていないとうろたえる」「しまった損したとうろたえる」わけです。

「株は買えば下がるもの」と下がることが当然と考えて買うのであれば、買う時に「下がったらどこまで下がるのか」と考えてから買うわけです。それが投資戦略です。作戦も考えないで買えば、下がったときにうろたえてしまうわけです。

下がることも想定に入れて「下がるなら下のフシまで」と作戦を立てて買えば、下がってもうろたえることはありません。いったん損切りしてフシで買い直すか、損切りしないで買い増しをするかという勝つための作戦を実行するだけのことです。この損切りが「儲けるための損切り」ということです。霧子さんの5日線で切るというのも「儲けるための損切り」ということです。

女性が「損切りばかりで損切り貧乏になった」というメールを何通かいただきますが、それは「損切り」したら、次に上がる株はないかといろんなものを探し始めるからではないでしょうか。「上がる株なんかない」「一つの株をジッと眺めてろ」とウッチーには言ってるのですが、いろんなものに目移りし始めると必ず、同じことを繰り返して損切りを繰り返すということになってしまいます。

株価は上げたり下げたりのトレンドを形成して動いているわけですから、いろんなものに色目を使うより、一つのチャートのトレンドを眺め下げ止まりを買った方が、儲けられる確率は高くなると思います。

「上がる株なんかないし、儲かる株もない」
「上昇トレンドのチャートの売買タイミングを考えた方が良い」
「儲けて喜び、損して泣く、そんな感情でやっても利益は残らない」

「作戦のない投資に勝利はない」
「作戦があれば大負けはしない」

と書いても、私の真意は伝わらないでしょうが。。。

異常な動きは触らない

ひなこさん
>今日は師匠のチャート分析の中に書かれている、移動平均線のした収束所でトレンドがどちらかに動く・・・・私にはした収束ようにみえたので、そう感じた所で、りそなHDを473円(成り行き)売りました。この株の場合損切りのポイントは何処と考えればよろしいのでしょうか?現在は直近高値の512円の逆指値にしています。宜しくアドバイス願いいたします。

「移動線が収束したところがポイント」というのがテクニカルの基本です。ですが、この大前提として「基本的な動きをしているチャートにおいては・・」ということがあります。つまり異常な動きをしたチャートには基本は通用しないということになります。

異常な状態とは、ストップ高、ストップ安といった状態です。こうした異常な動きをした株に乗るのはギャンブルですから基本は通用しない。大儲けするか、大損するかの賭けと考えた方が良いでしょう。

「移動線が収束したところがポイント」というのは、こういう形をいいます。

「4288 アズジェント(3分足チャート)」
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「2138 クルーズ(3分足チャート)」
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チャート分析の基本とは、あくまでも株価が基本的な範囲内で動いている状態において通用するわけです。たとえば、日常生活の中でも常識といわれる基本的な考えは、相手が常識ある人間なら通用するわけですが、刃物を持って暴れているような異常な人間には通用しないでしょう。

つまり「基本的に人と人とは話し合えば分かる」と言ってみても、異常な行動をしている人間には通用しないということと同じです。すなわち「異常な動きをするものには近づかない」これが基本的な考え方となります。

ザックリと流れを読む

macさん
>それと、もしよければ昨日のアズジェントとクルーズの3分足でトレンドラインをひいてもらえませんか?師匠のブログでトレンドラインのひき方をみて理解できたと思ったのですが、ごちゃごちゃとした変なトレンドラインになります。やっぱり理解できてなかったみたいです。理解力が低くてすいません。


アズジェント(3分足チャート)前場
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アズジェント(3分足チャート)後場
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トレンドラインとは、自分の売り買いの判断する位置、すなわち目安となるラインですから引き方にこだわる必要はないでしょう。どんなに正確に引いたとしても「株価が決まったように動くわけはない」のですから・・

チャート分析は「ザックリと大雑把に流れを読む」ことが重要であって、細かなことにこだわると大きな流れを見失ってしまいます。

フシ目での判断次第で

かっちゃんさん
>諏訪様、楽しく読んでいます。勉強するのではなく、目に焼き付けて形を覚える事に徹してみます。で、超低レベルな質問・・・・フシってなんですか?????


「フシ」とは、「節目」「変わり目」と考えるポイントになります。人生の節目と言えば、学生から社会人になる時、独身から主婦になるとき、妊娠出産して子持ちになる時、子供が成長して手から離れた時などに当たるでしょう。また、旦那との離婚、旦那の浮気発覚、子供の非行なども人生の節目となるでしょう。

つまり「節目」とは「変化する時」と考えれば理解しやすいのではないでしょうか。言いかえれば「決断すべき時」「悩み迷う時」が節目となります。人生においてこうした節目においての判断次第で、その後の人生が大きく変わってくるでしょう。これと同じように、株式投資においても「節目」での判断こそが重要なポイントになってきます。

株式投資におけるフシ目とは、売り勢力と買い勢力の力が拮抗したポイント、すなわち勢力互角での攻防戦が繰り広げられるポイントということです。言いかえれば、上に行くか下に行くかの分岐点になりうるということです。よって、このポイントで株価の方向性を見極めれば利益を得られるということになるわけです。

この{DeNA]の日足チャートでフシ目を考えてみましょう。

「2432 DeNA(日足チャート)」
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株価の動きに大きな影響を及ぼすフシ目として、私はトレンドラインと75日線を考えています。まずチャートにこのようにトレンドラインを引いてみます。すると、この株価は上がっていくのか、下がっていくのかの方向性が視覚として見えるのではないでしょうか。

つまり「買うべき時」とは、トレンドラインが上を向いている時であって、このチャートの右側の部分のように下を向いている時は「売るべき時」だということになります。株で損しているという人は、こうしたチャートの左側の部分、すなわち「売るべき時」に買っていないかとトレードを振り返ってみてください。

霧子さんのトレードした銘柄のチャートを見れば分かると思いますが、彼女が特別な手法を考えているわけでもなく、特別な知識を駆使しているというわけでもなく、銘柄選びがすばらしいわけでもありません。ただ、単純に、こうしたチャートの左側の部分、すなわち右肩上がりのチャートを買っているというに過ぎないということです。

右肩上がりのチャートを買って5日線というフシを下に抜いたら損切りであろうが利益確定であろうが売ってしまう。霧子さんは、ただこれだけのことを繰り返しているにすぎません。彼女のブログへの質問によく「銘柄選びが素晴らしい」というような質問が書かれていますが、これこそ大きな勘違いというものです。

銘柄選びではなく、上がるときに買っているというのがポイントなのです。

このチャートで買うべきポイントは、赤い星印を付した位置となります。左から「右肩上がりのトレンドラインを割り込まずに上に向かった位置」、次が「75日線を上に抜けた位置」、次が「株価の頭を抑えていた天井ラインを上に抜けた位置」となります。そして一番右側の「マドを空けた位置」となります。

次に絶対買ってはいけないポイントが青い星印を付した位置となります。つまりフシを下に抜けた株を買っては必ず損をするというのが、このチャートを見れば一目瞭然ではないでしょうか。

>それと日足で移動平均線が収束しはじめた銘柄ってどうやって見つけるのですか?私はSBI証券と楽天マーケットスピードを使っていますが何かよい方法はあるのですか?毎日100銘柄位を監視し続けるのかな???霧子さんは、どこかのサイトを利用していると以前おっしゃっていました。

初心者が有料情報サイトを利用するのはお勧めしません。ダメというのではなく、有料サイトに支払う情報料以上の利益を上げなければ無駄にお金を使うだけということになってしまいます。いつも言うように「上がる株とか上がる株」なんかありません。初心者は「有料情報サイトは上がる株を教えてくれる」と思っているようですが、上がる株など誰にも分からないということです。

たくさんのチャートを監視する必要はないと私は思います。たくさんのお見合い相手の写真を並べて「どれが良い」と言われても迷い悩むだけのこと。それより2枚か3枚の写真なら迷いは少なくなる。つまり選択肢が多くなればなるほど、あれもこれもと迷って決断ができなくなるし、目移りがして、いろんなものに手を出してしまう。だからウッチーには、一つか二つぐらいしかチャートは見るなと言っています。

トレードの目的は、銘柄を選ぶことではなく利益を得ることにあるわけです。利益を得るとは、株価の値幅を抜くことにあるわけです。どんな銘柄であっても動かない株はないわけです。ならば、あなたのトレードの目的が利益を得ることにあるのなら、あなたの好きな好感のもてる銘柄のチャートを見ていれば良いということになります。

「人間は迷えば迷うほど、考えれば考えるほど、自分の希望と逆の選択をする」そうです。トレードで言えば「損したくない、損したくないと、迷い考えた末に、下がって行く株を買ってしまう」ということですね。「私が買うと下がる」というフレーズもよく聞きますが、それは考えるから、考えると下がるチャートが上がるように見えるということになるわけです。

トレードでの成功の秘訣は「何も考えない」「単純に上がったら買う、下がったら売る」を繰り返すことにあると思います。霧子さんも口癖のように「単純な女ですから」と言っていますが、「頭を使わない」「感情を込めない」、単純に見たままにトレードをすれば霧子さんと同じような結果は出せると思います。

三の法則

macさん
>おはようございます師匠。今週はチャートを勉強させていただいてます(シュミレーションをしています)。トレードは来週からしようと思います。質問なんですけれども昨日ウッチーが3本目の陰線で売りをいれましたがなぜ3本目が売りと思ったのでしょうか?デイトレは3本目まで取引を様子見した方がいいのですか?


私は「3」という数字に「流れが変わる」という意味があるのではないかと考えています。たとえば、古くから「三日坊主」「仏の顔も三度まで」「三度目の正直」「石の上にも三年」などの格言があります。格言とは、多くの人が生きてきた中で感じてきた経験則の積み重ね(教訓)ですから、これらの格言は「3で人の心理は変化しやすい」ということを言ったのだと解釈しています。

「三日坊主」は、3日目で飽きてしまう人の心理を言ったものであり、「仏の顔も三度まで」は、どんなに好意的な人であっても3度迷惑をかければ見捨てられる人の心理を言ったものであり、「三度目の正直」とは、どんなに嘘をつく人でも三度目には本当のことを言うという人の心理を言ったものであると思います。

また「石の上にも三年」は、3年我慢すればどんなに苦しいことでも続けられるということではないでしょうか。私が就職したとき「3日、3月、3年」とよく言われましたが、これも「3」が変化日、すなわち3という節目で人の心理は変わると言うことを言ったのでしょう。

これらの格言すべてが「3が継続の限界点」であり、「3で人の心理が変化する」ことを言っているのだと私は解釈しています。これを私は「三の法則」と言っています。

チャートの陽線は買い方が強気になったことを表現したものであり、陰線は売り方が強気になったことを表現したものと考えれば、チャートとは買い方と売り方の人の心理を表現したグラフとも言えます。つまり陽線、陰線は人の心理の動きですから・・・人の心理の動きであれば3で変化すると私は考えるわけです。

これが私の「三の法則」と言っている考え方です。

短期スイングの場合、これを基本に考えていますのでデイトレなら「3本目にチャンス有り」、スイングなら「3日目にチャンス有り」と言っているわけです。すなわち言い方を変えれば「3本目、4本目が変化日になる」ということです。

この考えをベースにトレードをする場合、「1本目の陽線で買って3本目で売る」という考え方も出てきますし、デイトレなら「3本目の変化を見極める」という考え方も出てくるわけです。

日足チャートに示せばこのようになります。
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チャート分析の基本(5)

<二度目の戻りを狙え、二度目の反発に期待するな>

上がって行く株を追いかける順張り投資が良いか、下がって来る株の反発を狙う逆張り投資が良いか・・・一見、下がってくる株を買った方が良いように思える。

だが、それは「単なる安心感」にすぎないと私は考えている。

下がってくる株しか買えない人は、高値と言う目標が目に見える分「そこまで戻るだろう」「こんなに安くなったんだからもう上がるだろう」という買いに安心感があるだけのこと。大きくマドを空けて上がった株を買うときは「いったん下げるだろう」「下げそうで怖い」という恐怖心があって決断に迷うだけのこと。

そんなもの単なる「自分の感情に支配されているだけで、値動きを客観的に分析しているとは言えない。株式投資は、客観的に分析し、判断しなければ、高いところで買おうが、下がってきたところを買おうが損をするということになるわけです。

損切り貧乏になったという人がいます。
なぜ損切りばかりするのか?
そこが問題なのではないでしょうか?

つまり買うべき時に買ったのであれば、含み損になったとしても「売るべき時」までは損切りしない。もしくはいったん損切りして再度買い直す。そういう判断がなければ損切りするために株を買っているということになるのでしょう。
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このチャートの「買うべき時」は、赤の☆マークを付したところです。下げ続けた後にマドを空けて上に向かった位置です。ここがトレンド転換のサインとなります。「マドは空いた方に向かえ」です。

単なる感情ではなく、客観的に自分で上がると判断したのなら上がる前の安値を下回るまでは損切りしないということです。つまり「売るべき時」とは、このマドがダマシに終わったときになるわけです。

株価は、フシを抜けるとき、いったんフシを抜いたら押し目を作ります。この押し目こそが「絶好の買いのポイント」となります。このチャートに描いた赤い矢印の動きが株価習性の基本となります。

次に75日線を抜けていったあと下がってきます。そして75日線まで下がって、ここで反発して上昇します。この第一回目の反発狙いは買いチャンスとなりますが、このチャートのように上がりきれずにもう一度75日線まで下がってきます。

一回目の反発狙いで成功した人が陥る失敗が、もう一度反発を狙って75日線付近に買い指値をするわけです。そして買いと同時に含み損を抱え、こんなはずじゃあなかったと損切りもできずに含み損を抱え込んでしまうパターン。

つまり「柳の下にドジョウは2匹いない」ということです。2度目下がってきた青い星印の位置は「買い」ではなく「売るべき時」だということになります。売るべき時に買えば、当然損をするということになるわけです。

損切りばかりを繰り返している人は、「買うべき時」に買っているか、「売るべき時」に売っているか、を検証してみてはいかがでしょう。損切りとは、含み損になったから売るのではなく、売るべき時だから売ると考えてみる必要があるのではなでしょうか。

ラブリートレードの霧子さんは、その「売るべき時」の判断基準として5日線を活用しているわけです。逆の言い方をすれば、株価が5日線より下にあるときには買わない、ということになります。
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もう一個チャートを貼り付けておきます。

<二度目の戻りを狙え、二度目の反発に期待するな>を考えながら見てください。この形はチャート分析の基本形ですから記憶しておいて損はないでしょう。

トレンドとは

ヒロさん
>上昇トレンドの株を買って、下降トレンドの株は買うなとよく聞きます。ここでもトレンドラインとか出てきますが、トレンドがいまいち分かりません。恥ずかしい質問かも知れませんがよろしくお願いします。


トレンドラインはチャート分析の基本中の基本で、売買判断には欠かせない重要な要素となります。
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トレンドのラインの引き方は、安値Aから次の安値Bを結んだラインを引きます。このラインが右肩上がりなら株価は上昇トレンドを形成していると考えます。

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チャートにトレンドラインを引いてみると↑このようになります。こうしてトレンドラインを引くことによって「今が買い時かどうか」が判断しやすくなるのではないでしょうか。

スイングにしてもデイトレードにしても「トレンドの初動に乗る」ことがポイントであり、「トレンドの初動に乗る」ことでリスクも少なく、短期間に利益を手にすることができるわけです。

初動のポイントは、○印を付した位置となります。

左から「マドを空けたら飛び乗る」、次が「3本目にチャンス有り」ですね。そして水平移動から上へのブレイク、これも「マドを空けたら飛び乗る」ですね。

次は、見切りのポイントとなりますが、右側の二つの丸印、つまり株価の下を支えていたラインを下に抜けたら迷うことなく切り捨てるということです。投資で重要なのは「いかに儲けるか」だけではトータルで利益を出すことはできません。「いかに儲けるか」と合わせて「いかに損しないか」を考えることが重要なポイントとなってくるわけです。

「いかに儲けるか」だけを考えていると、こうした切るべきところで切れずにトータルで損をしてしまうということになってしまうわけです。買うべきところで買い、売るべきところで売っていれば、トータルで利益は残ってくると考えることが堅実に利益を伸ばすトレード法となると思います。

基本=安定したトレード

jyunさん
>日産自動車の質問に「売るべき時には買わない」という判断をしてましたが、75日線で跳ね返されて急上昇しました。さすがの師匠の判断も外れましたね。


「売るべき時には買わない」の記事のことですね。

前にも同じようなことを書いたような気がしますが、チャート分析で株価が上がるか下がるかを当てることはできません。いつも言うように「株価が上がるか下がるかは、誰にもわからない」ということです。

なら、なぜチャート分析こそがすべてと書いているのかということですが、チャート分析とは、基本的にこうした形になれば「上がる確率が高くなる」というポイントを探すということです。トレードは、何も考えずに買っても、上がるか下がるかは50%の確率で当たります。その当たる確率を70%、80%に引き上げれば、トータルで儲けられるはず・・というのがチャート分析です。

「7201 日産自動車(日足チャート)」
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これがきょうの日足チャートですが、このような動きはチャート分析では予測することはできませんし、誰にも予測することはできないでしょう。また、このような動きは何年に数回というような異常な動きであって、こんなものを狙って当てることはできないと考えた方が良いと思います。

基本的な動きを覚えて手堅く取って行くことこそがトータルで利益を上げることにつながるのではないでしょうか。

たとえば、このチャートの左側の丸部分、移動線が収束してきて株価が移動線の上に抜けてきました。こうした形が「買うべき時」となるわけです。こうした上がる確率70~80%の位置で買えば、たとえ含み損になっても損切りする必要はないし、我慢していれば含み益になってくるわけです。

仕事を持っている人や損切りをしたくない人は、こうした上がる確率が高いところで買うという基本の従ったトレードをするのが良いのではないでしょうか。

チャート分析の基本(4)

チャート分析の基本(3)のタイトルで移動線が収束したポイントが<デイトレードでの目の付けどころ>として書いたが、この手法は日足チャートによる1週間程度のスイングでも有効となるので、仕事を持ってる人には使える手法となるのではないだろうか。

「4751 サイバーエージェント」
5/21~7/29の日足チャート
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7/13~9/1の日足チャート
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9/7~11/1の日足チャート
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5日線、10日線、15日線、20日線、25日線の5本の移動線が収束してきた丸印の部分に着目すれば、そこがトレンドの起点となるということが分かるのではないでしょうか。

チャート分析の基本(3)

<デイトレードでの目の付けどころ>

デイトレには、ウッチーのようにワンチャンスに賭けるという方法もありますが、もう少しゆったりとしたトレードしかできないという人もいるでしょう。そんな人のために売り買いの目の付けどころを書いてみましょう。

「買いのパターン」
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株価が下降トレンドを描いて下がってきます。
トレンドラインを引いてトレンド転換のタイミングを待ちます。

株価が下降トレンドラインを上抜いたところで動きが止まります。
ここで損切り覚悟の打診買い。

当然、下に動けば迷わず損切りします。

そして大陽線発生。
この大陽線が何を意味するのか?

大陽線⇒大量の買いが入った⇒上がる
と考えるわけです。

大陽線が発生すると当然利益確定の売りが出てきます。
その売りが大陽線以降のもみ合いです。

株価はジリジリ下げますが、株価の下を移動線がサポートしています。
株価がこの移動線(下値サポートライン)を下に抜けない限り上を目指します。

そしてマド空けでトレンドラインをブレイクしました。
ここは「マドが開いたら飛び出せ」です。

迷わず買い乗せの場面となります。


<売りのパターン>
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株価は動かずヨコヨコの水平移動。
やがて5本の移動線が収束して1本の束になりました。

ここが目の付けどころとなります。
中短期の移動線は収束すると、株価は上下どちらかに大きく動きます。

動いた方向に乗る。
これがポイントです。

この場合、5本の移動線が収束したラインを下に抜けました。
ここは迷わず空売りのチャンスです。

打診売り。
さらに下げが確実となった時点での売り乗せと強気にいく場面です。

あとはトレンドラインを引いて
株価がトレンドラインを上に抜けてきたところで利益確定すればいいだけですね。

※ チャートは5分足でもOKでしょう。
※ 移動線は、私は5本、10本、15本、20本、25本、75本の移動線を設定しています。

売るべき時には買わない

かっちゃんさん
>7201日産自動車はどうでしょう。諏訪さんの、今日の75日線の説明の形にぴったりくると思ったのですが。昨日の時点で75日線で跳ね返されているのには 好感が持たれると判断してはいけませんか。円高の時の輸出関係株は買ってはいけないものでしょうか。


「7201 日産自動車(日足チャート)」
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現在の株価トレンドは、チャート分析の基本(2)に書いた「売るべき時」となります。

現在株価の位置は、ちょうど75日線上に位置し強弱感が対立するところとなりますが、あくまでもデイトレ、もしくは2、3日のスイング限定で反発狙いで損切り覚悟の買いは考えられますが、75日線のフシを抜けば一気に急落も高い確率で考えられる局面となります。

日中場を見ていられない仕事を持っている人や損切りがつらい人は、上がる確率が高い株価位置(買うべき時)で買い、下がる確率が高い株価位置(売るべき時)には買うべきではないと思います。

情報に頼ってトレードをする人は、円安になれば・・・と考えるかもしれませんが、「トレンドは継続する」が株価習性の基本ですから、上げてもせいぜい720円付近まで。つまりここまで値を戻せば720~750円での位置で買って含み損を抱えている人が売ってくる。

さらに720円から上は、テクニカル的に株価を抑える大きな抵抗帯になりますから売り方は空売りを仕掛けてくる株価位置となるわけです。すなわち買い方は利益確定の売りを出し、売り方はカラ売りを仕掛ける。そう考えたとき、買いの力と売りの力のどちらが強いか?

これがチャート分析の基本となります。

チャート分析の基本(2)

<トレンド(流れ)を読み解き、買うべき時に買って売るべき時に売る>

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このチャートのパターン形は↓このようになる。
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株価が急上昇して75日線にぶつかって反落。
再度75日線に挑戦するも押し返される。

こうしたチャート形の場合、一度目の押し目は買いとなるが、前の高値を抜けずに下がってきた2度目の押し目は狙ってはいけない。つまり2度押し返されたという形を見たとき、下降トレンド入りする確率が非常に高くなるということである。

そしてこのチャート形の重要なポイントは、上昇トレンドライン(赤い矢印)を下に抜けた位置にある。ここは迷わず売りが正解となる。利益確定であろうが、損切りであろうが、何も考えずに売ってしまうことである。すなわちこのポイントが「売るべき時」なのである。


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次に買いのチャートのパターン形
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ポイントは下降トレンドライン(青い矢印)を株価が上に抜けたときが買いの注目ポイントとなる。ここからいったん下げて下降トレンドライン(青い矢印)付近で下げ止まりが確認できたら買いということになる。

また、下降トレンドライン(青い矢印)を株価が上に抜けたときに買ってしまった場合、下げたとしても下降トレンドライン(青い矢印)を損切り基準とするべきで、このような場合は押し目買い(ナンピン買い乗せ)が有効となる。

つまり「損切り」とは「損したら売れ」ということは違うということです。これが売るべき時には売って、買うべき時には買うということになる。

損切りを徹底してたら損切りばかりで・・・という話もよく聞きますが、損切りを損したら売ることが損切りではなく、絶対売らなければいけないときに売るのが損切りだということは理解すべきだと思います。

「買うべき時に買って、売るべき時に売る」のがトレードの基本ですから、このチャートの左半分の位置で買うのは、売るべき時に買っているということになり、右半分の位置で売るのは、買うべき時に売っているということになります。

チャート分析の基本(1)

最近、ウッチーの好調さに刺激されてか、初心者の方の入会者が増えてきました。私の方も仕事が終わってお気楽生活に入っていますので、チャート分析の基本中の基本を書いてみたいと思います。

重要なポイントは「絶対勝てる方法などない」ということです。

トレードは理屈や理論などの知識ではありません。

あなたがやるかやらないか、ただそれだけのことです。

トレードで儲ける方法とは、裏返せば損する方法でもあるわけです。

「買うべきときに買い、売るべき時に売る」

ウッチーはひたすら私の言った↑これを徹底して実行しているだけということです。

株価には動く習性というものがあります。この基本的な株価の動きの習性を知ることで判断はしやすくなると思います。ですが、この世の事象すべてにおいて基本通りの動きをするとは限りません。予測不能の動きも当然出てきます。

そんな不測の事態に、いかに判断できるか?

常に不測の事態に備えて心の準備をしておく。
そうすることで最悪の事態を回避することができるわけです。

具体的にいえば、上がると判断していた株価が急落したときどうするか。

今までに損した経験のある人はおわかりでしょうが、「少しでも戻ってきたところで損切りしたい」「明日まで待ってみよう」と考えるわけです。ですが、少し戻ってくれば「同値撤退まで」と考え、プラマイゼロになれば「利益が出たら」と考えるわけです。

その結果、切れなくなって、大きな含み損を抱えてしまうか、泣く泣く大損切り決行ということになってしまうわけです。

こうして損する人の負ける原因はただ一つ。

「判断基準を持っていない」

「売り買いの基準がないから値動きを眺めているだけ」


ということになってしまうわけです。

人間なんて「欲の塊」ですから欲に際限がない。
上がればもっと上がれと願い、下がれば上がって欲しいと願う。

株価が人間の思うように動くわけがない。
むしろ人間が願うことの逆に行くと考えた方が確率的に高い。

私は、今までの経験則でそう思うわけです。

そこで重要なポイントです。

「売るべきときは、絶対売る」ということです。
それが利益確定であろうと損切りであろうと・・です。

損切りした後に上がって行った。
「ああ~~損切りしなければ良かった」と悔しがる。

この感情を捨てなければ、あなたは絶対株で儲けることはできません。

売った株など、あなたには関係ないのです。

あなたに重要なのは、判断基準を守ったかどうかなのです。

トレードに重要なのは・・・成功か失敗かは、儲かったか損したかではありません。
自分が決めた基準通りに売買できたかどうかが重要なのです。

この判断基準の目安となるのがチャートということになるわけです。

つまりチャート分析とは、株で勝つ方法ではなく、どこで買って、どこで売るかの基準を考えるということです。ですからチャート分析を覚えれば株で勝てるわけではなく、あなたが基準を設定して、その基準を守ったトレードができるかどうかということなのです。


以上のことを踏まえて、次回からチャート分析の基本中の基本を書いていきたいと思います。

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