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みんなの気持ちを読み取る

昨日説明しました「三の法則」について、三本目四本目の変化日がチャンスだと説明しましたが、それに関して・・・「どこに損切りの逆指値を入れれば良いのか」とか「買ったけど逆指値で強制損切りさせられることが多い」などいう質問をいただきました。

私は損切りの逆指値は使いません。なぜなら「逆指値による損切りは、損するための方法」だと考えています。上がるという「確信を持って買ったのであれば損切りなど考えるな」ということであり、「上がると判断した自分を信じてみろ」と私は考えます。

「仕事を持っていて場が見られないから儲けられない」という人もいます。ならば「仕事を辞めて日中場を見ていれば儲けられるのか」・・・儲けられるはずはない。

つまり「人としての基本的な考え方」こそが問題なのです。

言い訳をする、失敗した時の逃げ道を作っておく、自分の判断間違いを転嫁する、・・・・すべては「自分の判断に対して、責任を負おうという覚悟がない」ということです。管直人がその典型的な人間ですが、自分に厳しくない人が成功できるはずがない。

というのが私の考えであり、私の師匠の教えでもあります。

たとえ仕事を持っていたとしても昼休みは誰にでもあります。逆指値など使わなくても昼休みにチェックして陰線だったら売れば良いわけです。後場引け間際のトイレ休憩で陰線だったら売ってしまえば良いし、陽線だったら買っておけば良いわけです。

つまり仕事を持っていたとしても方法はいくらでもあるわけです。ならば逆指値など使わずに、自分の判断を信じてみる、それで損が出たとしても、それは自分の判断が間違っていただけのことで、判断を間違えた検証をすれば良いだけのこと。

そう思います。

ちょっと余計なことを書きましたが、株価の売買判断などシンプルであればシンプルなほどベストです。どうせ株価なんて上がるか下がるかだけのことですから。そんな単純なことを複雑に考えるから判断に迷うわけです。

たとえば「三本目四本目の変化日のチャンスを見極める方法」にしても、こう考えれば良いわけです。
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この陽線で100人の人が買ったとします。そして陰線、陰線で50人の人が利益を確定(売った)したとします。まだ残り50人の人は含み益となっていますので保有しています。そこで利益を確定した(売った)50人の人はどうするか?と考えるわけです。

「下げたらもう一度買い直したい」と考えているわけです。このような人の心理状態の中で3本目のローソク足が形成されるわけです。この3本目で陽線となれば、買い直したいと考えていた50人は、買い遅れてはならじと買いに走るわけです。こうして2本目の陽線が形成されるわけです。

つまり、これが「1本目の陽線にチャンス有りと」いうことです。そして3本目が変化日とは、陽線3本目で前の高値に接近します。ここでまた利益を確定しておきたいという弱気の何人かの人が出てくるわけです。その弱気の人数が多ければ、また陰線となるわけです。

弱気の人が少なければ4本目も陽線、5本目も陽線となり「3本目で変化しなかった」わけですから買いとなるわけです。こうして上昇トレンドが形成されていくわけです。

次は、上昇トレンドンドの逆パターンです。
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大陰線で100人の人が売ってきました。そして陽線2本で逆張りの人が買ってきました。「三本目四本目が変化日」で、次の3本目が注目となります。

逆張りで陽線で買った50人は利益確定をしようと考えます。そして100人が売ったとき、損切りできなかった人は、ここで逃げておこうと損切りを考えます。そんな弱気の心理状態の中で3本目のローソク足が形成されるわけです。

弱気の心理の中で陰線となれば、逆張りで買った50人は利益確定売りを急ぎます。そして逃げ遅れていた50人も損切りを始めます。そうしたとき1本目の陰線の次のローソク足が形成されるわけです。当然陰線となります。そして陰線3本目で底に到達しますので、ここでまた逆張りで利益確定をした人は買いに入ります。

ここで買う人が多ければボックストレンドとなり、売る人が多ければ、3本目で変化しないで4本目5本目も陰線と下降トレンドを形成していくわけです。

要するに、株価判断とは「上がるだろうか、下がるだろうか」と考えても分かるわけがないし、ましてや「儲かるか、損するか」などと考えていては、それは株価判断をしているのではなく、単に損得計算をしているにすぎないということです。

世の中すべて損得計算をすれば、肝心なことが見えなくなるし、大勢を見失って孤立してしまうことになります。物品販売などの自営業をやっている人は、よく分かると思うのですが、目先の利益追求に走れば客足は遠のくし、人の心を読んで、心をくすぐってやれば人は集まってくる。トレードもこれと同じで、目先の利益追求に目がくらんでいては成功はできない。

ローソク足を見て、そのローソク足はどのような人の心理で形成されたのか?カラ売りで待っている人は、このローソク足を見てどのように考えているのだろうか?買いで待ってる人は、どのように考えてこのローソク足を見ているのだろうか?とみんながどう考えているのか人の心理を読み取ることが重要なのです。

世の中のこともトレードも同じことなのです。
「私がどうしたいか」ではなく「みんなはどうしたいのか」を考えないと世の中では孤立し、トレードでは流れの中に取り残されてしまうということです。

3本目4本目に変化あり

「4751 サイバーエージェント」
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私は「三の法則」という考えを基本にトレードの売買を考えているわけですが、そしてそれに基づいて「3本目4本目が変化日(チャンス)あり」と言ってるわけです。

ここでお断りしておきますが、この「三の法則」とは、専門家とかが言ってるわけでもなく理論的な根拠もなありません。ただ単に私が言ってるだけです。

そこでこの「三の法則」の考えの元に「サイバーエージェント」の売買判断を考えてみましょう。
赤い丸で囲んだ部分を見てください。

陰線2本で陽線に変化しています。これを言いかえれば「陰線2本もしくは3本で陽線に変化する状態」であれば株価は上昇トレンドにある、すなわち3本目、4本目の陽線を買えば勝てるということになるわけです。

そこで現在の状態はどうなっているかと言えば、陽線2本で3本目が陰線に変化しました。つまり赤丸で囲んだ部分との逆ですね。つまり上昇トレンドの逆ですから下降トレンドに入ったと判断できるわけです。

と考えれば、ここからは買い目線ではなく売り目線で「陽線2本目、3本目の次を注目していく」、すなわち戻り売り方針で監視していくのが基本的なテクニカル分析の方法となるわけです。

利を伸ばす必要はない

チャートクイズや掲示板の書き込みを見ていて感じるのは、みなさんいかに利を伸ばすかに意識が集中しているように感じられる。利を伸ばすことが本当にトータルで利益を残すことになるのだろうかと私は考える。

みなさん誰でもが5000円の利益確定をすることは簡単にできるのではないか?ならば簡単に毎日5000円ずつ抜いていけば、確実に利益は増えていく。私は、それがトレードの基本的な考え方だから、利を伸ばそうとは考えていない。

たとえば、1ヶ月(20日)保有し続けて10万円の利益を得たとしよう。これを利を伸ばすと考える人は、保有し続けることが利益が増えることだと考えるのであろう。

だが、1日5000円を確実に抜いていけば、5000円×20日=100000円の利益を得ることになる。
と考えたとき「利を伸ばすことが利益を残すこと」にはならない。

トレードで考えなければならないのは「リスクに見合う利益が得られるかどうか」であり、損するリスクは保有すればするほど大きくなる。たとえば、あの大震災で大損した人は利を伸ばすと考えていた人で、1泊2日程度で5000円~10000円を確実に抜いていくと考える人は、ほとんど暴落の影響を受けていない。

トレードは「いかにリスクを少なく、確実に利益を得る」ことを考えるべきだと私は思う。いかに「リスクを少なく・・・」という面において「早めの損切り」もこの考えのなかにあるわけです。ウッチーが成功できているのは「利を伸ばそうと考えていないこと」と「たとえ1000円でも確実に取っていく」というところにあると私は考えています。

むかし競馬場に入り浸っていた頃の友人であるプロの馬券師が「取ろう取ろうは取られる元」と言っていた。また、私に麻雀を教えたプロの雀師は「1000点で上がるのがプロ、役満を狙うのは素人」と言っていた。

ギャンブルの世界で生きている彼らの教えの共通項は「大きく狙うのは素人で、プロは確実に取れるところで取っていく」ということだということだろう。言いかえれば、確実に取れるところで取っていくからこそギャンブルで生活できていると言えるのではないだろうか。

簡単に取れる5000円の利益で満足できない人は、トレードを楽しんでいる、遊んでいる、ということであり、遊びでやっているのであれば、当然、遊んで楽しんだことに見合う対価(損)は支払うことになるのであろう。

初心者は短期スイングから

未経験者さん
>資金50万円でトレードをやってみたいと考えて入会させていただきました。そこで先生のお考えをお聞きします。初心者の場合、デイトレが良いのかスイングが良いのか?またスイングなら利を伸ばすのが良いのか、短期で利益を確定してしまうのが良いのか?よろしくお願いします。

私の経験則を踏まえて回答させていただけば、初心者さんは1泊2日、2泊3日程度の超短期スイングが大きな損を出さずに、ある程度の利益を出せる方法だと思います。

まずデイトレですが、瞬間的な判断力が求められますので、その成否には個人の性格や思考の機敏性が大きくかかわってきます。ですから一概には言えませんが、初心者がトレードの基本を覚えるには、スイングから始めるのが良いと思います。

次に中長期スイングで利を伸ばすという方法ですが、利を伸ばすとは、言いかえれば「利益の追求に重点を置く」という思考になります。「利益の追求」に重点を置けば、その反対側に「大きな損を出す」というリスクを抱えているということになります。初心者の多くが株で儲けられないのは、「利益の追求」に重点を置いているからであって、その裏側にある「大きな損を出す」というリスクを考えていないからだと私は思います。

100万円程度の少額資金でのトレードでは「いかに損をしないか」を重視すべきで、「いかに損をしないか」を考えることが利益を積み重ねていけることにつながっていくというのが私の考えです。この私の「いかに損をしないか」を重視したトレードを実践しているウッチーのトレードを見ていただければ分かるのではないでしょうか。

中長期スイングで利を伸ばすという考え方のデメリットとして、私の経験則を言えば、保有期間が長くなると、その銘柄に対する集中力を欠いて、判断力が甘くなってきます。判断力が甘くなると「どこで利益確定しよう」とか「どこで損切りしよう」とか考えずに、ただ漫然と持ち株の値動きを見ているだけになってきます。

そしてどんどん膨らむ含み損に気付いたとき、初めて「どうしよう」と考える。つまり初心者が株で損をする原因はここにあるわけです。傷が浅いうちは何も考えずに眺めていて、重症になって手の打ちようがなくなってからあわてる。ところが死ぬ寸前にまで放置していたものが元に戻るはずはありません。こうして初心者の多くは死んでいくわけです。

私がなぜ超短期のスイングを勧めるかと言うことですが、人の集中力は3日間は持続できるということにあります。たとえば、自動車でもパソコンでも買って3日間は、気になって仕方がないくらいに興味もあり意識も集中します。ですか日がたつに従って興味も薄れてくるものでしょう。

トレードもこれと同じです。株を買えば、値動きが気になって仕方がない。気になるということは、値動きに意識が集中しているということですから、常に「どこで利益確定をしよう」とか「どこで損切りをしたら良いか」と考えているわけです。こうして「株価の動きに意識を集中して判断力を働かせている」これが重要なのです。

株を買ってから3日も過ぎれば、少しずつ集中力が散漫になってきます。やがて株価が上がっても下がっても売ろうという判断力が働かなくなり、「明日まで様子見しよう」「もうちょっと待ってみよう」と言い訳しながら何もしないで過ごしてしまうわけです。これが初心者が大きな損を出す最大の原因だと私は思っています。

よって、買った株価に集中力が持続しているうちにワントレードを終了させた方が「自分の判断力を働かせる」「自分の判断力を鍛える」と言う面でも、これから先のトレード技術を向上させていけると思うわけです。

あなたの場合、50万円と言う少額資金でのトレードですから「金儲けをしてやろう」と考えても、今の時代に50万円が1000万、2000万となるはずがありません。そんな不可能な夢を見るより、その50万円は授業料と考えて、自分の判断力を鍛えることや勝ち残る方法を思考錯誤しながら実戦で試すと考えた方が、これから先の将来につながっていくと思います。

上がる株を買う思考を

kayokoさん
>シンプルに見てみると三菱電機(売り?)もツガミ(買い?)も同じトレンドに見えてしまいますが・・・ブツブツ・・・・納得いかなくて・


見える物も人それぞれと言いますが、この二つのチャートが同じトレンドに見えるのでしょうか?

逆張りで下がった株が上がるとの思考の人は、三菱電機のチャートが買いとなり、順張りの思考の人は三菱電機は戻り売りにしか見えません。

考えは人それぞれで正しいも間違っているもありませんが、その思考で利益を出しているのであれば何も問題はありませんが、利益を出せないのであれば、まず思考そのものを変える必要があるのではないでしょうか?

「6106 ツガミ」
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「6503 三菱電機」
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トレンド転換を狙うべし

なおきさん
>諏訪様いつもお世話になります。4751サイバーを監視していて本日陽線でしたので週明け窓開けたら買いかとも思っていたのですが、諏訪様のポジションでは売りとなっています。どのように考えたらよいでしょうか。また似たようなチャートで7717Vテクノロジーもあります。御指導いただければと存じます。


きょうは全面高でしたから、ほとんどの銘柄のチャートが1本目の陽線となっています。
まず入会のときにお渡しした「ボックス分析法のマニュアル」でも説明してありますが、1本目の陽線とは言ってもチャート全体のトレンド(流れ)を見ることも重要です。

「4751 サイバーエージェント」
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こうしてトレンドラインを引いてみれば、ハッキリわかると思いますが、サイバーAのチャートやVテクノロジーのチャートは、このように株価のトレンドはまだ下を向いています。

「6106 ツガミ」
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では、きょうウッチーが買ったツガミも1本目の陽線ですが、これにトレンドラインを引いてみると株価が下降トレンドラインを上に抜いています。すなわち下降トレンドから上昇トレンドにトレンド転換したと見えるわけです。

株価はトレンドで動いていますから、右肩上がりの上昇トレンドの株価を買わなければ儲けることはできません。いつも言うように「上がる株を買え」「下がる株を買うな」というのは、トレンドのことを言ってるわけです。

この二つのチャート、サーバーエージェントのチャートは下がる株価であり、ツガミのチャートは上がる株価ということになります。いずれにしてもこの二つのチャートを「見たまんま」で判断した時、どのように見えるかと言うことです。

初心者の勉強方法

あまみさん
>初心者がトレードを始める前の勉強方法として霧子さんが
「実際に投資しなくてもノートに株価予想を書き込んだり、どう動いたら買うべきか、売るべきかということを書き込んで、実際の動きを確認したりすればじゅうぶん勉強になります」と書いていましたが、師匠はどのように思いますか。

私は前にも何度か書いたことがありますが、チャートをプリントアウトして「なぜ上がったのか?」なぜ下がったのか?」を記録することで、株価が動く習性とか特徴というものを自然に体で身につけていくことが重要と言っています。
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たとえば、このようにチャートをプリントアウトして株価が上がる前の特徴としての共通点がないかと考えてみるわけです。「上昇する前には陽線が出る」とか「上昇する前にマドを空ける」とか、いろいろなチャートを見て、思いついた特徴を書き込んでみるわけです。

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また、このようにトレンドラインを引いてみて株価とトレンドラインや移動線の関係に注目してみるわけです。そして「こうなった時は上がる」とか「こうなった時は下がる」という株価の習性をチャートにメモして残すわけです。

こうしたことを繰り返すだけで、実際にトレードをしなくても株価予想をする判断力は十分身に着くと思います。多分、霧子さんも同じことを言っているのだと思います。ネットの掲示板で何か良い情報はないかと探し回る時間があったらチャートをプリントアウトして眺めている方がトレード上手になれると思います。

一本目の陽線にチャンスあり

「1本目の陽線にチャンス有り」
株で儲けるには、ただこれだけでいいんです。


「2109 三井製糖」  +6.59%高
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「6937 古河電池」  +8.17%高
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トレードの基本とは

このブログへの入会希望でのコメントで多いのが、チャートの基本を勉強したいとかメンタルが弱いとか。。。しかし、トレードで利益を上げることにメンタルもチャートの勉強も何も必要ない。

損する人は「ただ頭が良すぎるだけ」のこと。
「頭が良い」のと「賢い」のは、まったく別物。

頭が良い人とは、考えて、考えて、赤く見える物に黒色だと言う理屈をつけてしまう人を言う。だから、上がると分かっている株価に、下がる理屈を考えてカラ売りをかける。これが頭の良い人である。

賢い人とは、みんなが赤だと言えば赤だと思い、黒だと言えば黒だと同調する。すなわち自分で考えずに人に同調して流れに乗る世渡り上手を言う。だからトレードでも、見たまんま、何も考えずに素直にトレンドに乗れる。

トレードで利益を残せるかどうかは、頭が良くてはダメ、賢くなければダメ。いまだに利益を出せない人は、頭を使って考えているから。賢い人は、確実に利益を出しています。

「陽線を買う」「マドを買う」「陰線を売る」
トレードで利益を残そうと思うのなら、ただそれだけのことをやっていれば確実に利益は残っていく。それはウッチーが実証している。・・・・・と言っても頭の良い人は、それでもまた考えるのであろう。


「9984 ソフトバンク」
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「2229 カルビー」
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結果で判断しないこと

T.Sさん
>早くの回答ありがとうございました。先生がいつたように・トクヤマ434空売りし428で買い戻し、6621の銘柄を355空売りし353で買い戻し・しましたが少し早かつたかなと思いますが。最後までまつたほうが良いのでしよか・先生のいつてる事。流れに逆らうな・気合だけといつている事がなんとなく分つたような気がします

「買戻したのが良かったのかどうか」とか「持ち越した方が良いのかどうか」とかは、人の力の及ぶところではなくすべてが結果論になります。結果論で判断する思考を変えないと必ず自信を失い失敗します。すなわち結果を見て「ああしたら良かった」「こうしたら良かった」と考え始めると、結局「どうしたら良いのかを見失ってしまう」わけです。

結果は、人の力ではどうすることもできないし、人の力でどうにもならないことを考えること自体が愚かなことと考えて、たとえ失敗したとしても「自分の判断はすべて正しかった」「運が悪かっただけ」と割り切ることが、迷ったり、ブレたりしない一貫性のあるトレードを続けることができます。

トータルで利益を残すためには、失敗してもブレない一貫性のあるトレードを続ける以外に方法はないと考えますので、結果で物事を判断する考え方そのものを変える努力をしてみてください。

ゆみさん
>師匠は買いでも売りでも幅広い銘柄を買い足していく、もしくは売り足していく、という方法をとっているようですが何か理由とかはあるのですか。私だったら何銘柄も持ち込むと判断できなくなってしまうんですが。

幅広い銘柄を買い足していく理由の一つは、含み益の保有株に買い乗せ、もしくは売り乗せして、それが損切りになったとしたら精神的にダメージを負うということがあります。すなわちメンタルダメージを受けないためです。二つ目は、幅広い銘柄に分散することでリスクを分散するというメリットがあるということです。

たくさんの保有株を持ちこむと監視できないということですが、私の場合、一つ一つの個別株すべてについて損切りとか利益確定とかを考えてはいません。保有株すべてトータルで含み益か含み損かの判断をしているだけで、含み損になった株は切り落とす。含み損になりそうな株は切り落とすという判断をしているだけのことです。

ざっくり段ボール一箱でミカンを仕入れ、腐ったミカンや腐りそうなミカンを廃棄して、形や色艶の良いミカンを高く売ることで、段ボール一箱で仕入れた現金より、たくさんの現金を回収するという考え方でしょうか?

つまり、廃棄すべき腐ったミカンや腐りそうなミカンが損切りであって、ここで損切り(廃棄)を惜しんで持ち続けると、結果的に高く売れるミカン(含み益)をも腐らせてしまうということになり、仕入れた現金を回収できないということになってしまうということです。

トレードも商品を売る商売と同じですから、個々の商品それぞれで利益を取ろうと考えるのではなく、損して売る商品もあり、仕入れ値より高く売る商品もある。トータルで利益が残るかどうか。。。それが商売だと思いますが、トレードもこれと同じで、捨てる物は捨てないと商売として成り立たないということだと思います。

三の法則に従って

「三の法則」についての説明はこちら


「6674 GSユアサ」( 1本目の陰線は試し売り)
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「6473 ジェイテクト」(2本目の陰線は確信売り)
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「1712 ダイセキS」(1本目の陽線は試し買い)
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「1813 不動テトラ」(2本目の陽線は確信買い)
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素人こそ成功できます

みちこさん
>今年に入って初めて株を買ったド素人です。私にもなじみのあるパイオニアを2月の中頃に買って、どんどん増える利益にウハウハ状態だったんですが、あの大震災の暴落で一転して大損になってしまいました。株って怖いものだと身にしみました。それで勉強しようと入会させていただいたのですが、私のような素人でもできるトレード方法ってあるんでしょうか。

みなさん、あの大震災で大損したとおっしゃいますが、私に言わせれば「欲に目がくらんで、利益を追求した結果」というだけのことで、すなわち「リスクとリターンは等しい」という当然の成り行きだったと思います。

あなたの場合も利益は多ければ多い方が良いとの思いのみにとらわれ「もうそろそろ売ろう(確定)」という考えはなかった。「欲を追求すれば大損をする」、あの地震で大損した人は、あれが地震のせいで損をしたのか、自分の欲が深かったから損したのではないのか、そういう視点で考えて見ることも必要でしょう。

これについては以下の記事も参考にしてみてください。
「地震のせいで損するわけない」
「そうしてすべてを失ってください」
「物事の考え方こそが重要」

そこで素人のあなたがこれからのトレードをどう考えたら良いかについて説明しましょう。
「6773 パイオニア」
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あなたが買ったパイオニアのチャートで売買判断の事例を説明してみましょう。
チャートは、こうしてイメージで見ることが重要なポイントとなってきます。陽線は上に向いた矢印、陰線は下に向いた矢印をイメージすると、これからの株価の方向性が見えてくるのではないでしょうか。そして私が言ってる「陽線の次は陽線」「陰線の次は陰線」がより理解できるのではないでしょうか。

このチャートの左側部分(丸印)での売買判断です。
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陰線、陰線と出て3本目が陽線でした。当然ここは「3本目、4本目のチャンス有り」で買いとなります。ところが翌日は「陽線の次は陽線」とならずに陰線でした。当然ここは損切りとなります。
426円(終値買い)⇒409円(終値売り)⇒-17円(損切り)

損切りした陰線の翌日は陽線でした。ここは「陰線の次は陰線」にならなかったのですから当然に買いとなります。その翌日はマドを空けての始まりです。ここも「マドは買え」ですから買い乗せとなります。そして3本目が陰線です。ここで確定売りとなります。
420円(終値買い)⇒438円(終値売り)⇒+18円(利益確定)
422円(始値買い)⇒438円(終値売り)⇒+16円(利益確定)
これで差し引き⇒34円(利益確定分)-17円(損切り分)⇒+17円
となります。

次に真ん中の丸の部分です。
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3本目の陽線ですから「3本目、4本目のチャンス有り」で買いとなります。翌日はマドを空けての始まりですから「マドは買え」で買い乗せです。その翌日は「はらみ線」ですから確定売りとなります。その翌日は陽線ですが「はらみ線」の下放れですから買いとはなりません
419円(終値買い)⇒428円(終値売り)⇒+9円(利益確定)
424円(始値買い)⇒428円(終値売り)⇒-4円(損切り)
これで差し引き⇒9円(利益確定分)-4円(損切り分)⇒+5円
となります。

そして最後が急落後の赤丸の部分です。
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陽線は買いです。その翌日もマド空けですから買い乗せとなります。そして3本目が陰線ですから確定売りとなります。
337円(終値買い)⇒380円(終値売り)⇒+43円(利益確定)
344円(始値買い)⇒380円(終値売り)⇒+36円(利益確定)
これで差し引き⇒43円(利益確定分)+36円(利益確定)⇒+79円
となります。

あなたが大損したと言ってるパイオニアであっても、私が言ってる「陽線を買え」「マドを買え」「陰線を売れ」さえ守っていれば、あの大震災の急落は大儲けできたということになります。

「あの大震災の暴落があったから大損した」というのは、単なる言い訳であって自分の欲が深かっただけのこと、自分の判断が悪かっただけのことではないでしょうか。「大震災だったのだから損したのは仕方がない」と自分が損したことを地震のせいにしてしまえば、それでお終い。

それ以上の進歩もなければ、また同じことを繰り返すわけです。たとえ何が起ころうが「自分の判断に間違いなあったのか、なかったのか」を考えることで進歩していくのだと思います。

チャート分析はアバウトに

T.Sさん
>先生が5日線とか75日線の言葉がよく出てきますが翌日の株価はどのように計算すればよいのですかよろしくお願いします。


ご質問の意味は、翌日の5日線、75日線の株価位置のことだと思いますが、翌日の5日線、75日線の株価位置は翌日の株価が決まらない限り計算はできませんので、一日のタイムラグが発生することになります。

ただトレードにおいて、5日線、75日線の計算上の株価位置がそれほど重要な意味を持つとは、私は考えていません。たとえば、このようなツールのチャートを見ていて

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株価が5日線もしくは75日線を下に抜いたか、上に抜けたかは、視覚で判断しますので、5日線がいくら、75日線がいくらということは、今まで考えたこともなかったです。

移動線やトレンドラインは「株価判断のフシ目」にはなりますが、そのフシ目とは、あくまでもアバウトなものであって厳密に計算値を出してもあまり意味はないのではないかと思います。

トレンドラインの引き方

しおりさん
>これからトレードを始めようと考えている主婦です。トレンドラインの引き方と買い方を教えてください。


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まず高値(A)を起点として、いったん戻った(B)を結んだラインを引きます。これがトレンドラインです。このラインを上に抜けたら「買い」となります。このように右肩下がりのトレンドラインより株価が上に抜けて「マド」が開いたら迷わず買いとなります。

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次に最安値の(A)を起点として、上昇後に下がってきた安値(B)を結んだラインを引きます。これがトレンドラインです。このラインを株価が下に抜けない限り株価は上昇を続けることになります。株価がトレンドラインまで下がってきて「マド」を空けて反発したところは迷わず買いとなります。

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また、こうして高値と高値を結んだラインを引いてみるとどこが天井かを予想することもできます。トレンドラインの引き方に決まりや法則などはありませんので、自分でいろいろなところを基準としてラインを引いてみると、株価が動く規則性のようなものが見えてきます。

株価の規則性さえ見えれば、売買の判断もおのずから分かってくると思います。

相場全体のトレンドに応じて

かよこさん
>お世話になっております。私にでも理解できる解説をいつもありがとうございます。本日のチャートクイズが空売りということで、是非実際にも経験したいと思っております。今まで買ってきた銘柄のトレンド転換を狙いますか?それとも売りに適した銘柄があるのでしょうか?値下がりランキングとか監視方法も教えていただけると助かります。それとも売りは難しいので相場が悪いときは上昇相場になるまで待つべきでしょうか?どうぞ宜しくお願い致します。

昨年暮れから現在までのように相場全体が上昇トレンドにある時は買い方針でチャートを眺め、相場全体が下降トレンドに入ったらカラ売り目線でチャートを眺めていくということは、より効果的なトレード方法になると思います。

なぜなら相場全体が下降トレンドのときに、個別株の買いで入っても損切りが多くなってしまいますので、たとえ個別株であっても相場全体(日経平均)のトレンドの流れに乗ることは重要だと思います。

例年のトレンドの周期でいけば、4月もしくは5月で上昇トレンドはピークアウトして下降トレンドに移行していきますので、今からカラ売りの練習をしてみるのも良い勉強になると思います。

そこで空売り銘柄の条件としては、今回の戻り相場においても反発力が弱かった銘柄、すなわちいまだに75日線を抜けないようなチャートの銘柄をカラ売り対象として監視してみてください。

「弱った犬を叩け、強い奴には歯向かうな」ということですね。

「6463 帝国ピストン」
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たとえば、このようなチャートの場合、5日線を基準としてカラ売りを仕掛けてみるのも勉強になるのではないでしょうか。このような10万円以下の資金で売買可能な銘柄を使って空売りトレードの勉強をしてみるというのは良い経験になると思います。

このチャートの場合での具体的な売買判断は、下げて始まれば前日終値もしくは安値での指値売り、高く始まれば5日線での指値売り、5日線より高く始まれば様子見して5日線を割ってくるようなら成り売りというような判断が良いでしょう。当然のことですが、陽線引けで終わるようなら手じまい(確定)するのが良いでしょう。

慣れれば、売りも買いも同じですね。「売ってダメだったら買い戻せば良い」ただそれだけのことです。

ポジ売りとは

ユキさん
>ボジ売りとは、如何な売りの事ですか。公開質問では、お恥ずかしいですが、すみません。

このブログでの大原則は、質問についてはすべて公開回答とさせていただいています。ここの会員の入会資格は超初心者ということになっていますので、ほとんどの人が初心者だと思っています。また、現実のトレードをしたことのない人も数十人程度入会しています。

ですから、どんな初歩的なことにも回答していくつもりでいます。また、非公開のブログですからどんなことでも遠慮なく質問してください。当然、プライベートな質問については公開しませんし、メールの内容にプライベートな部分が含まれていれば編集して掲載させていただいています。

簡単な質問については「会員交流掲示板」を利用していただければうれしく思います。

そこで質問の「ポジ売り」ですが、あまり意味はないと思います。私の場合、3000万円の余力に対して1/3の500万~1000万円の株(ETFを含む)を保有しています。これを買いポジション、余力をキャッシュポジションと呼びます。

株式投資による資金運用は、現金から株式へ、株式から現金への資金移動をすることによって、その差損益が運用損益となるわけです。ですから、株式投資による資金運用においては、利益確定とか損切りとかの概念はないわけです。すなわち、現金から株式への資金移動が「買い」であり、株式から現金への資金移動が「売り」ということです。

ということですから、常に株式を保有して資金運用している投資家のトレードには、現金から株式に資金移動する「買い」と、株式から現金に資金を引き上げる「売り」があるだけで、その売りに利益確定も損切りという概念は存在しないということです。

私の場合は、通常3000万円の余力に対して2/3をキャッシュポジション、1/3を買いポジションとして資金管理をしていますので、新しい銘柄を買った場合、キャッシュポジションの比率が2/3以下に下がってきます。そこでポジションのバランスを取るために、買いポジションを引き下げなければなりません。そのためにキャッシュに引き上げる(売る)のがポジション調整の売り(ポジ売り)ということです。

少額資金でトレードしている人は、一銘柄を買って、売るという単一のトレードをすると思いますので、この考えはほとんど関係がないと思いますが、複数株を保有している人には、参考になるかも知れません。

たとえば、含み損株を2000株持っていて、買いたい銘柄が見つかった時、含み損株を保有したまま、余力を使い果たして買う方法と、含み損株を1000株売って、その資金で買いたい株を買うという方法があると思いますが、そんなときは損切りになるからと余力を使い果たすより、「ポジション調整の売り」と考えて、余力を残して乗り換えるのがベストの選択になると思います。

未経験者さんからの質問

ユカさん
>まだトレード経験のない素人です。チャートを勉強すれば利益をあげられるようになるんでしょうか。

チャートを勉強することと利益をあげることはイコールではありません。チャートの見方を覚えることは、単なる売買判断の基準を勉強するということだけであって、チャートで買いサインになったとしても「株価が上がるという保証はない」わけです。

言い換えれば「フシ」とか「マド」とか言いますが、それは単に買うか売るかの基準と言うだけのことであって「~~だから上がる」「~~だから下がる」ということにはならないということです。つまりチャートは売買判断の基準、すなわち数学で言えば「公式」ということです。

数学の公式を丸暗記すれば数学の問題は100点満点を取れるのか・・と同じで、公式はあくまでも基本であってその公式を応用できなければ好成績を残せないのと同じということです。

また、スポーツに例えれば、どんなに理想的なゴルフスイングをマスターしたとしても実践では通用しないし、どんなに空手の型をマスターしても喧嘩慣れした不良に勝つことはできないということと同じです。

ですからチャートは、あくまでも基本的な考え、すなわち数学で言えば「公式」ということです。基本的な公式を知らないでは、どんなに気合を入れても問題は解けません。つまり基本をマスターした上において、実戦トレードでは、気合というか、思いっきりというか、そんな決断力次第ということになります。

ですから、まずチャートを勉強して。。このブログに書いてある考え方などを理解して、あとは実戦トレードで自分の判断力を試してみるということになるのでしょう。

みほままさん
>トレードしてる友達の話を聞いていて私も始めようと入会させてもらいました。いただいたマニュアルを見てもなんにも分からないんですが、まず何をしたらいいですか?

こういう例えが適切かどうかは知りませんが、私は10年以上ケイタイを使っていますが、そして5台も買い変えましたが、いまだに「話すだけ専用」です。娘に聞けば「トレードもできる」し「ブログの更新もできる」また「ゲームもできる」し「音楽もダウンロードできる」と言いますが、私はそれができなくても不自由をしていないので、覚えようともしないし、勉強しようという気にもなりません。

つまりパソコンにしてもケイタイにしても、まずマニュアルをすべてマスターしようとすれば、そんなもの理解できるはずもないし、途中で嫌になって止めてしまうでしょう。

トレードもこれと同じことです。初めての人がチャートの読み方なんて分かるわけがないということです。トレード経験を重ねながら少しづつ理解していけば良いのです。ですから、最初は、「陽線を買う」「マドを買う」「陰線で確定売りする」だけで良いわけです。

私が「ケイタイは話すことだけできれば何の不自由もない」というのと同じで、トレードは≪「陽線を買う」「マドを買う」「陰線で確定売りする」≫だけ知っていれば、何も知らなくても儲けることはできるわけです。現実に、ウッチーはそれで利益を残しているわけです。

私はいつも「チャートは、勉強などするな」「見たまんま、感じたまんま」で、あとは気合でイッケェ~と言っています。そしてダメだったら逃げろと言っています。これが私がウッチーに教えたことです。ですから素人さんは勉強しようと考えず、ウッチーのように単純に売買すれば、ある程度の利益を残すことはできるのではないかと思います。

えりかさん
>××市に住んでいるので諏訪さんとはご近所さんです。専業主婦でヒマなのでトレードでも始めようとウッチーさんのブログを見つけ入会させていただきました。平日の昼間は時間があるのでウッチーさんのように直接会って教えてもらうことってできますか。

私は毎日ヒマな無職のおっさんですから、いつでもお会いしますよ。ただ「何が聞きたいのか」「何が分からないのか」は考えて来てくださいね。何も考えがなく来ても勉強にはならないと思います。まあそれでも私にとっては、女性と出会ってお話ができれば、それだけでも人生の暇つぶしになりますのでうれしいですけど。

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