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出来高価格帯の効果

1ヶ月チャートの出来高価格帯ときょうの前場値動き。

「6135 牧野フライス(日足」
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昨日は陰線だったものの長ヒゲを引いて価格帯で踏みとどまる。
そしてきょうは価格帯で踏みとどまっての急伸。

「6501 日立(日足」
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これも牧野フライスと同じ動きで急伸。

「6358 酒井重工(日足」
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きょうも冴えない動きだが価格帯に接近。
ここからが要注目。

「2432 DeNA(日足」
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下げが止まらないDeNA。
2200円ラインに価格帯が控えている。
ここで下げ止まるかに注目。

マニュアル作り

アキさん
>ご無沙汰してました。高値つかみが怖くてどうしても安いところにある株しか買えません。今月はグリー、DeNA、サンリオなど好業績なのに?という思いがあって買っては利を伸ばそうとして損切りの連続でこの上昇相場でマイナスです。今日の記事を読んでマニュアルを作ろうと思いました。昼間は仕事をしてるので霧子さんのような利を伸ばすトレードがしたいです。師匠の買いの基準を教えていただけたらうれしいです。


ホントにお久しぶりです。まず「トレードは基本に忠実にすべき」というのが大前提です。たとえば「ぼんちゃん」が含み損を抱えて苦しむトレードをする原因は、上昇トレンドの「東光」にカラ売りをかけたり、下降トレンドの「グリー」を買ったりするから。すなわち「トレードの基本の間逆」のトレードをするからということになります。あなたのトレードの失敗も同じでしょう。

デイトレならともかくスイングで、しかも利を伸ばしたいのであれば「基本に忠実」すなわち上昇トレンドの株を買わないかぎり成果は出ないでしょう。それはぼんちゃんのトレードが実証しているということです。

霧子さんが最近記事にしていましたが、買いであれば「75日線、25日線ともに右肩上がりであること」、「25日線が75日線の上にあること」、が絶対条件です。

あとは買いのタイミングの問題となります。
これは私がきょう買った銘柄の一部のチャートです。
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きょう買いで入った銘柄の結果はこうなりました。
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上のチャートを見てもらえれば一目瞭然ですが、買いで監視する銘柄チャートのすべての共通項は「75日線、25日線ともに右肩上がりで、かつ25日線が75日線の上にあること」「5日線、10日線が右肩上がりで、かつ5日線は10日線の上にある」ことです。

あとは買うタイミングの問題ですが、株価が5日線の下から上に抜けだしたタイミングで買い参戦するというのが諏訪流の買いタイミングの取り方となります。

「5日線を越えたら買い」「陰線引けとなったら損切り」
私のトレード判断は非常にシンプルです。ただこれだけのことです。
いつも言ってることですが、株価の動きなんて誰にもわからないし、どんなに考えても分からない。これが現実です。ならば、考えることに意味はないし、悩むことにも意味はない。自分の基準で買って、想定通りに動かなければ損切る。ただこれだけのことだと思っていますし、だからこれまで生き延びているのだと思っています。

きょうの私のトレードでタイミングの問題を言えば「酒井重工」は5日線ブレイクと同時に買ったから大きな含み益になり、「丹青社」の場合は、タイミングを外して遅れて乗ったから含み益は少ないということになります。すなわち「利益の額とトレード判断は等しくない」とうことになります。

どんなにタイミングよくINしても動く株と動かない株は有り、それによって利益の額は違うわけですが、それは上手下手という問題でも、銘柄選択が下手という問題でもなく、ただ「運が悪かった」というだけのこと。人間の能力の及ぶところではないと言うことだと思います。

ですから「銘柄探しこそがタイミングを逃す原因」であり、いろんな銘柄探しや情報探しをすることこそが、注意力を散漫にし、基本的な基準を忘れ去るということになると私は思っています。

まず前日に「75日線、25日線ともに右肩上がりであること」、「25日線が75日線の上にあること」の条件を満たした銘柄を監視する。そして当日は、5日線をブレイクするかしないかに注目する。あとは思い切って飛び込む。ただそれだけのことだと思います。

高値つかみとは、新高値を抜いていくような株価を買うから高値つかみになるのではなく、下降トレンドの反発の上昇を買っても高値つかみになるということです。

あなたの「グリー」や「サンリオ」「DeNA」のトレード結果を見れば、あなたが高値つかみをしたということが分かるでしょう。つまり右肩下がりの安い株価を買っても、上昇トレンドの高い株価を買っても同じということであり、上昇トレンドの株価を買っていた方が上がる確率は高いということになります。

特に、日中仕事をしていてトレードができない人や利を伸ばしたいと考える人は、上昇トレンドの株価の株価を買わなければ結果はついてこないでしょう。

「安くなった株価は上がる」という発想から「高くなった株価はさらに上がる」という発想に思考を変えることこそが重要な課題でしょう。バーゲンセールの商品に価値が出ることは決してありません。いま流行の商品にこそ価値があるのです。

がんばってください。

制約は多い方が良い

「こうしたらダメ」「こうしなさい」と誰かに自分の行動に制約をかけられたら、自由に動けなくなり窮屈でしかたがない。その結果として反発して言われたことの逆をやろうとする。

まさに思春期の子供がこういう心理状態なのであろう。

なら「自分の好きなようにやったら」とそれぞれの意思に任せたらどうなるのか?

子供の場合、成績は上がらないだろうし、会社の場合は、業績が上がるはずもないだろう。一人ひとりに「やるべきこと」「やったらいけないこと」の制約をかけるから、成績は上がり、会社の業績は上がるということになるのであろう。その制約とは、子供の場合は「時間割」であり、サラリーマンの場合は「業務マニュアル」である。

トレードの場合はどうか?

誰の制約も受けない。勝手気ままに売買できる。まさに自由気まま、自分が思うままにトレードできる。何の制約も束縛も受けない行為は、うまくいけば面白いのだろうが、うまくいかなかったときの精神的負担は非常に重くのしかかる。

何の制約も受けない状態で、勝手気ままにトレードして失敗したのだから「なぜ失敗するのか?」という負ける理由も分からない。勝手気ままにトレードして失敗する。。。そこに残るのは、ただ「損したという後悔のみ」、その失敗を教訓として上達するという考えもない。

何の制約も受けない行動の結果とはそういうものではないでしょうか?

子供が先生に「勉強方法を教えてください」と聞く。
先生が答える。「自分の好きなようにやっりなさい」

嫁さんが姑さんに「葬儀の場で私は何をしたらいいのでしょう?」と聞く。
姑さんは答える。「自分の思ったままにやったら・・」

「こうしろ」「ああしろ」と制約をかけられるのも腹立たしいが、「好きにやれ」と何の制約を受けないのは、もっと不安で、精神的には制約をかけられた方が、言われた通りにやっていれば安心なのだから10倍も20倍も楽であろう。

であるならば・・・
トレードにおいても自分に対して制約をかければ、もっと精神的に楽になれるのではないのか?

たとえば「5日線を越えてしか買わない」とか「25日線右肩上がりの陽線しか買わない」とかというように、買いの制約を課す。また、たとえば「陰線になったら売る」「5日線を割り込んだら売る」というように売りの制約を課す。こうして自分に制約を課すことで・・・言い換えれば、トレードを不自由にすることで、精神的な不安は少なくなり、無駄なトレードも減るのではないだろうか。

「自分のトレードに制約を課す」とは、すなわち自分に、買いの条件、売りの条件を課す「トレードマニュアル」を作ると言うことになろう。

「こうならなければ絶対買うな!」「こうなったら絶対売れ!」というトレードマニュアルを作って自分のトレードに制約をかける。このトレードマニュアルこそが社会で言えば法律であり、会社であれば規則となり、絶対守らなければならない制約。

人間守るべきものがないと歯止めがきかないし、間違った時にどこまでも堕ちていく。心を痛めて夜も眠れない、大切な資金を失ってしまう。それではトレードを楽しむことなどできない。トレードを楽しむためにも、自分の行動に制約を加えることは重要なことなのであろう。

すべては運があるかないかだけ

カヨさん
>少し下げないと恐ろしくて手が出ません。強気で勝負と言うことですが強気になった根拠があるんですか?こんなにたくさん買うことに不安はないんでしょうか?


根拠は「トレンドは継続する」です。
下のチャートを見てもらえば分かるように、下がっていく株価はどこまでも下がっていく。上がっていく株価はどこまでも上がっていく。これが「トレンドは継続する」ということです。

「6501 日立」
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「2432 DeNA」
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スイングの場合、買うタイミングにそれほど気を使う必要は有りません。どこで買おうと思ったか?というだけのことで、上昇トレンドの株価であればどこで買うかについては「好きなところで買ったら」というぐらいのことでいいのではないでしょうか。

「トレードは人生と同じ」と私は考えています。よって、トレードには、その人、その人の考え方や性格、個性が、そのまま表現されると考えています。

たとえば、思いつきで買って、思いつきで売ると言う人、迷って迷って迷った末に買うと言う人、きっちりとしてマニュアルどおりのトレードをする人、・・・いろいろな人がいるのでしょう。

また「上がった株価は下がる」と考える人もいるし、また逆に「上がった株価はさらに上がる」と考える人もいる。こうした考え方の違いでトレードも違ってきます。「上がった株価は下がる」と考える人は、株価が下がってこないと買えないし、「上がった株価はさらに上がる」と考える人はどんどん高値を追いかけられます。

それで結果はどうなるのか?トレードの違いは結果(利益)の違いとなって現れるのか?ということになるのでしょうが、私は「トレードは人生と同じ」と考えますので、どんなトレードをしようが結果には関係ないと考えます。

結果はすべて「運」です。
「運」が良ければ勝てるし、「運」がなければ負ける。

つまり人生ならば、一流大学を卒業したから成功者になれるわけでもないし、中卒だから路上生活者になるわけでもない。人の人生など、すべては「運」次第だと私は考えるわけです。

人が人生を生きるとき、結果はすべて運次第だと分かってはいても、自分に運があるのかどうかは分かりません。そこで必死になって成功するためにいろいろ考えるわけです。そうして考えながら生きていく中で「自分としての考え方や信念」と言うものが生まれてくるのでしょう。

「自分としての考え方や信念」とは、自分が生きてきた経験の中から見つけ出した経験則ですから、その自分の信念に基づいて生きていけば間違いないと言う確信と言うか、自信を持って、誰もが生きていることでしょう。

人生にしても、トレードにしても「基本さえ外さなければ大きな失敗はしない」と私は考えるわけです。

「上昇トレンドの株価を買ってさえいれば損はしない」というのが基本ですから、強気で上昇トレンドの株価を買ってみたというだけのことです。

ならばなぜ今まで買わなかったのか?ということになりますが、今が買いだと言う気が起こらなかったというだけのことで、それは「なぜいま携帯を買い換えたのか?」とか「なぜいま食事に出かけたのか?」と言うのと同じで明確な理由などなく、「ただ単に買いたいと思ったから」というだけのことです。

たくさんの銘柄を買うことに不安はないのかという質問ですが、これも人生と同じです。不安に思い始めれば、すべてのことが不安でいっぱいで真っ暗になりますし、楽観的に考えれば将来はバラ色です。トレードもそんなものです。

ダメなら切り捨てれば良い。
損切りさえすれば、資金すべてがなくなるわけじゃあない。
どうせトレードは勝つか負けるかの二者択一。
結果は神のみぞ知る。自分に運があったかなかったかだけのこと。
必死に考えようが考えまいが結果は同じ。

トレードなんてそんなものだと私は思います。

目の付け処はどこに

フミさん
>高値つかみが多くて損切り貧乏が治りません。その日の監視銘柄を探す場合のポイントを教えてください。みなさんのようにうまくいかないのはポイントがズレているような気がします。よろしくお願いします。


基本は「三の法則」がベストだと思います。

「7242 カヤバ工業」
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たとえば、この「カヤバ工業」のチャートを見たとき、四連続陽線で急上昇してきて本日(14日)はマドを空けて高値で寄り付きましたが陰線引け。

当日の監視銘柄としてピックアップする場合、このような三連続陽線とか四連続陽線のチャートは除外しておくのが高値つかみをしないポイントになるのではないでしょうか。

「三の法則(3本目、4本目で変化する)」で判断するなら、この「カヤバ工業」の株価がきょう陰線引けになるのは予想できたということになり監視する必要はなかったということになります。

それではどのようなチャートの株を監視するかということになりますが、たとえばこの「プレス工業」のようなチャートです。

「7246 プレス工業」
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「三の法則(上昇トレンド中の1本目、もしくは2本目の陰線の翌日は変化日)」で判断するならば、三連続陽線のあとの二連続陰線です。しかも大陰線ではなく陰線コマですから3本目は陽線の期待ができるわけです。

とすれば、きょうは監視銘柄に入れて寄り付きでマドを空けての寄り付きは買ってみる。これこそが高い確率で勝てる方法だと思います。

一言で言えば「上昇トレンドの押し目を買う」が基本中の基本です。

トレンドは継続する

きょうの「DeNA」「グリー」の急落は・・・
まさに「三の法則」
下降トレンド中の1本目、2本目の陽線は売り。
でした。

これが下降トレンドのチャートを買うな!!
というお手本のような値動きでした。

「底値で買おう」と言う意識が強いと、なぜかこのような下降トレンド入りしたチャートの株価に魅力を感じてしまうものですが、それこそ「安物買いの銭失い」ということになってしまいます。

トレードの基本は・・・
「上昇トレンドの押し目買い」
「下降トレンドの戻り売り」

です。


「2432 DeNA」  -6.5%
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「3632 グリー」 -6.0%
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判断の基本と考え方

ふうさん
>8日のブログ、すごく心にとまりました。マッキー♪さんやクジラさんにあって、私に足りないもの。売買を淡々とこなしていないのですよね~。そして、「間違ったら逃げる」を徹底していない。損するのが怖くて、徹底していない。3月7日に買いで持ち越していたサンリオがいい例です(真っ青!)トレンドの下に行ったら、売るしかない。いつももっと早く売っておけばと思いながら持ち越して、底で売ってしまう。これをなくさないと。サンリオは持ち続けてしまったのですが、3,200円より下にいくことになったら損切りします!


「8136 サンリオ(日足1ヶ月)」
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<ポイント1>
この銘柄は「最安値更新中のチャート」です。
トレードの基本として「最安値更新銘柄は売り」です。
ですから、このチャートを買うと言う判断は間違いとなります。

<ポイント2>
「移動線が株価の方向性を指し示す」
ですから、この右肩下がりの移動線のチャートは買いとはなりません。

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<ポイント3>
出来高価格帯チャートでみれば、あなたが買った2本目の陽線は、ちょうど大きな価格帯のフシに突き当たった株価位置となりますから、ここでの買いは失敗する確率90%以上の株価位置だったことが分かります。

<ポイント4>
「株価は高い位置で買え、底を買おうとするな」
「安物買いの銭失い」ということわざもある通り、底値を買おうとする意識が高い人ほど損するトレードを繰り返すことになります。トレードは「高いところで買って、さらに高いところで売る」が基本です。

>今日は金曜日に買った商船三井、長い陰線だったので、損切りしました。損切りだけど、清々しい?感じです。

「9104 商船三井(日足1ヶ月)」
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出来高チャートの分厚いカベを下に抜けました。この損切りの判断は大正解でしょう。

<ポイント5>
なぜ「サンリオ」を損切りできずに「商船三井」を損切りできたのか?
ここに大きなポイントがあります。
つまり「商船三井」のチャートは高値圏にあって、一番下まで急落していくと言う不安があったから損切り。一方の「サンリオ」は底値で買っているから、これ以上は下がらないだろうとの安心感(底値で損切りしたくない)がある。

ですが、それはこのチャートの形を見たままの目の錯覚です。相場(日経)が下がった時は、同じだけ下がり、同じだけ損をします。よって、高値圏にあるから大きな損をする、安値圏にあるから大きな損にはならない・・と言うことにはなりません。

高値圏にある株価は、不安(恐怖心)に駆られて失敗したらすぐに損切りできるが、安値圏にあると不安心理が働かずに損切りできない。・・・・

だから・・・・株価は高値圏で買うべし・・ということになります。つまり高値圏で買えば、失敗したとき、恐怖心からすばやく損切りできるというメリットがあるわけです。

<ポイント6>
上昇トレンドのチャートは、株価の下に幾重ものサポート帯が存在して株価の下落をサポートしてくれるが、下降トレンドのチャートは、株価の上に幾重もの株価を押し下げる抵抗帯が存在して売り圧力をかけてくる。よって、安値圏の株価を買うより、高値圏の株価を買った方が下値不安は少ないことになります。

以上、トレードのポイントをあげてみました。

エスバイエルを勝手に判断

何かと「エスバイエル」が話題になってますので勝手に分析してみました。

「1919 エスバイエル(日足チャート)」
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6ヶ月&3ヶ月チャートとも198円~200円の価格帯に大きなカベがあります。ちょうどこの価格帯は5日移動線の位置する価格帯となります。としたとき、5日線は非常に信頼できるサポート帯と考えていいのではと思います。

「1919 エスバイエル(15分足チャート)」
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短期では、きょうの上昇で210円~212円の価格帯に大きなカベを作ってしまいました。来週は、このカベを突破できるかどうかが注目となるでしょう。

トレード作戦としては「210円~212円の価格帯」をブレクしたら買い。ナイアガラの急落があれば「199円~200円の価格帯」で押し目買い、もしくはナンピン買い。当然にこの「199円~200円の価格帯」を下に抜けたら損切り。

トレンド主義とメンタル重視

リコさん
>師匠、ご無沙汰してました。いつも読み逃げばかりですみません。霧子さんのブログとこのブログは私の生活の一部になってます。そこでいくつか質問させてください。
1.師匠は霧子さんのメルマガとか呼んでますか?
2.やっぱり霧子さんは知識があるから成功してるんでしょうか?
3.霧子さんの手法のポイントはなんでしょう。
師匠は具体的にわかりやすく説明してくれるので失礼とは思いましたが霧子さんについて質問させていただきました。

お久しぶりですね。たしか霧子さんの紹介が縁でで入会されたんでしたね。このブログの初期の頃の入会者からの連絡があると特別な思いがします。

まず第一の質問ですが、霧子さんのメルマガは読んでいません。これは私の生き方の問題というか祖父の教えでもありますが、「他人の本など読んでも何の役にも立たない」というのがあります。ですからミステリーや歴史物以外の本を読んだことがありません。祖父は「本など読む時間があるならやってみろ」という実践主義の人でした。ですから私も、本で知識を身につけるより、やってみて失敗して、失敗の経験からベストの方法を見つけ出していく生き方をしてきました。効率は悪いですが、確実に身についていくというメリットはあります。トレードの考え方にしても30数年間、損を繰り返して身に付けたものです。

次に第二の質問ですが、霧子さんのトレード手法は「短期のテクニカルトレード」ですから知識は無関係だと思います。1年以上の中長期トレードであるならばファンダメンタル分析などの知識は必要でしょうが5日線を基準にしたテクニカル投資に知識などまったく必要ないと考えます。よって、霧子さんのトレードは、初心者向きの誰にでもできる手法だと思います。

最後に第三の質問ですが、霧子さんのポイントは「トレンド重視」「メンタルの制御」この2点のみだと思います。
<5日線ブレイクで買って、5日線ブレイクダウンで売る>という手法ですが、これはすなわち私が言ってる「移動線が株価の方向性を指し示す」というトレードの基本です。つまり株価が5日線を上に抜ければ移動線は右肩上がりになり、株価が5日線を下に抜ければ移動線は右肩下がりになるということです。よって、5日線で売るという考え方は「移動線が右肩下がりに変化する」、すなわち「移動線が右肩下がりになれば株価は下がっていくから売る」ということです。

次に<メンタルをいかに制御するか>という意識は<利益が出たら使ってしまいましょう>と彼女はよく言っています。つまりこれこそがメンタルを安定的に保ち、トレードスタイルを崩さない方法として考えているのでしょう。

たとえば、100万円の資金が1000万円に増えたとしましょう。すると投資金額も100万円から1000万円に増えてきます。すると100万円のとき10%の利益で10万円だったものが1000万円になると10%利益は100万円になります。こうなると人間の感覚は狂ってきますから10万円の利益でも薄利という感覚になってきます。こうして金銭感覚が狂うことでメンタルが安定しなくなりトレード手法にも変調をきたすことになるということです。

逆に、損切りの場合でも100万円のときは-2%(-2万円)できっちり損切りできていたとしても、1000万円の資金で始めると-2%でも-20万円となります。すると、損切りに躊躇することになります。つまり-2万円なら迷わず切れるのに-20万円となると迷いが生じるわけです。その結果として「損切りしたくない」感情が湧き上がり、その結果としてあのトレードスタイルを崩してしまうことになるわけです。

5日線で確実に切りすてて行くと言うトレードスタイル守り切るために、そして安定したトレードを貫くために、そしてメンタルダメージを受けないために、彼女は<儲かったら使ってしまいましょう>と言ってるのだと思います。


チャート読みの基本

CDSさん
>師匠にお尋ねです。私は仕事で日中に取引ができないので、夜間、先物ミニをしています。でも、かなかな勝てません。師匠のブログを参考にがんばっておりますが、損切りも下手です。師匠は先物はしないのですか?何か良いアドバイスがあればお願いします。基本的な質問ですみません。


「225ETF(5分足)」
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私は先物はやっていないので参考になるかどうかは分かりませんが「チャート読みの基本」的なことを書いてみます。先物のチャートがないので225ETFのチャートで説明します。左の矢印が本日の寄り付きとなります。上の赤いライン2本が前日の高値(最高値と次の高値)ライン、下の2本が安値(最安値と次の安値)ラインとなります。

寄り付いてからしばらくもみ合い(白い丸部分)が続きます。ここをどう判断するかですが、移動線は右肩下がりです。すなわち「トレンドは継続する」が基本ですから売り目線で監視します。ここで打診売りも有りだと思います。強制損切りは、上の赤いライン(前日の高値)に設定します。

もう一点の売りポイントは、前日の安値ライン(赤いライン)を下に抜けた位置となります。この場合の損切りラインは、矢印で示したラインに設定します。

<テクニカルの基本>
第一、トレンドは継続する。よって移動線が方向を指し示す。
第二、フシ抜け(カラ売り)、フシ割れ(買い)が損切りの基準。

<心理面の制御>
第一、「確定してから上がろうが下がろうが関係ない」と考えること。
第二、損切り場面で「上がってくるんじゃあないか」と自分に都合よく考えないこと。「損切りしてから後のことは自分には関係ない」と考えること。
第三、「損するか、儲かるかは運次第」と考えること。

<まとめ>
感情を排除して「フシで買ってフシで売る」「トレンドの方向を信じる」
「負けたら逃げる(含み損を持ち越さない)」
「迷ったら手を出さない」


ではないかと思います。

当然のことを当然のように書きましたが、この当然のことが、なかなかできないのが欲の絡んだトレードの難しいところだと思いますが、すべてにおいてですが「基本さえ守っていれば大きな間違いはしない」と私は考えています。トレードはテクニカルではなく、その人の考え方、性格が表現されるものと思っています。


売買の基準を明確に

チコさん
>初めて質問します。最近、出来高価格帯のチャートを使っておられるようですが、そのメリットと考え方について教えてもらえないでしょうか?


この二つのチャートは同じもので「2432 DeNA」の5分足チャートです。寄り付きから急落して下げ止まっての反発の動きでした。

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移動線のチャートで判断する場合、この○印の部分でなぜ下げ止まるのかという根拠は何もありません。ですが、ここで買えるための根拠さえあれば自信を持って買うことができます。ですが、この移動線のチャートでは株価が移動線から放れてしまって移動線が判断の目安として機能しません。

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それでは同じチャートを価格帯チャートで見てみましょう。2日分の価格帯チャートを表示させると、左側の○印の価格帯に分厚い出来高のカベができています。この出来高のカベが大きなフシとなりますので、急落してもこの価格帯で下げ止まるということは予想できます。下げ止まると予想できれば「買いの根拠がある」のですから迷わずに買いができることになります。

次に右側の○印のところでは、フシとなった価格帯を下に抜けました。ここはフシ抜けですからカラ売り突入となるわけです。買いで持っていたのであれば、ここは強制損切りのタイミングとなるわけです。これが移動線のチャートではなかなか判断ができませんね。これが価格帯チャートのメリットとなります。

あと価格帯の考え方ですが、言うまでもなく横棒は出来高を表しています。出来高とは、その価格帯でどのくらいの売買約定が成立したのかを表しています。

売買約定数(出来高)が多い価格帯をどう考えるかということになりますが、すなわち売買約定数(出来高)が多い価格帯とは、新規に買った人も利益確定で売った人も多い価格帯ということになります。言いかえれば、利益確定で売った人は、この急落で利益確定した株価まで下がってきたわけですからもう一度買いに出てきます。この価格帯で買っている人は売りには出ません。とすれば買いが多いわけですから株価は上がるということになります。それがこの急反発ということになるわけです。

しかし、株価の戻りは鈍く、寄り付きの価格帯まで届きませんでした。つまり日足では陰線ですから買った人は、薄利でも確定売りを急ぎます。確定売りがたくさん出れば株価はじりじりと下げ始めます。下げ始めれば買う人はいなくなりますから株価は右肩下がりに下がっていくということになります。

そしてこの出来高の多い価格帯をみんなが注目して見ています。この価格帯で下げ止まれば買いに出てきますから株価は再び反発上昇しますが、このチャートのように価格帯を下に抜けてしまえば、買いで持っていた人は強制損切りの売りを出し、カラ売りで狙っていた人は迷わず売ってきます。つまり売りが売りを呼ぶ状態になるわけですから、このような株価急落という状態になるわけです。

価格帯別チャートのメリットは、一言で言えば「売り買いの判断が明確であること」と言えるでしょう。特に、損切りに迷ってできないという人にはお勧めです。分厚い価格帯の下に逆指値を入れておけばいいんですから。

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