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勢いを買うという判断で

hotaruさん
>日経が高値を超えてきました。ここから更に上に行くか下に向かうか・・というところですが、諏訪さんは個別銘柄のチャート分析で買いを狙うとき全体相場の行方はあまり参考にされないのでしょうか?例えば今日のような日に買いを入れる勇気が私にはなくて・・・さすがだなぁと感心してしまいました。いかがでしょうか

クックパッドの買いについても「高くなってからの買いは怖くて買えなかった」というメールを何人かの人からいただきました。あなたの質問もこれと同じ意味の質問だと思いますが、要するに「株価に、高値も安値もない」というのが私の考えの基本にあります。すなわち、どんなに安くなったところで買おうが、買ったところから下がれば、そこは高値であり、どんなに高いところで買おうが、さらに上がれば、そこは安値だったということです。

私の投資手法は「高いところで買って、さらに高くなったところで売る」という順張りが基本となっています。ですから高くなってきたら強気で買い進むということになります。言い換えれば、「高いか安いかは結果論であって、高い安いは、私の買いの判断基準には存在しない」ということになります。すなわち「買いの根拠があれば買い」「買いの根拠があれば、そこは高値ではない」という判断です。

「あのマニュアルに書いたローソク足の組み合わせが、実際の売買でどう役に立つのか」という疑問をお持ちの人もいるようですが、ズバリ言ってしまえば、ローソク足の組み合わせに何の意味もありません。あのローソク足のサイン通りに売買しても結果が出るわけでは当然ありません。重要なのは、あのローソク足の組み合わせのサインによって「株価の勢いをどう感じるか」がポイントなのです。

私は、「チャートがすべて」と考えますので、投資評論家やアナリストの株価情報や相場感などはまったく参考にしません。ですから日経平均が12000円になるのか18000円になるのか・・・はたまた8000円までもう一度落ちるのか、いろいろ言われているようですが、そんなものは勝手にそれぞれが予想しているだけで何の参考にもならないと考えています。

私が「為替や株価情報などを気にするな」と言うのは、そんな情報を見れば「不安になり、判断が鈍るだけ」だと考えるからです。「円高=輸出関連株下落」という意識をもってチャートを見ていると、上がりそうと感じていても買えないということになります。つまり「冷静な判断を下すためには、事前情報は少なければ少ない方が良い」ということです。「思考停止状態、すなわち無の状態で株価の勢いを感じたら、その自分の感性を信じる」これしかないと私は考えています。

「日経平均日足チャート」
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これが日経平均の日足チャートです。昨日までの9日間ほどは前の高値に接近でもみ合っていました。つまり木曜日までのもみ合い状態での判断は「下がるかも知れない、上がるかも知れない」というどちらに動いても不思議ではない中立の状態です。ですから私は、下に動いたときに備えてカラ売りを入れていたわけですが、金曜日はこのもみ合いボックスを上放れしました。

チャート分析の基本は「上放れにつけ」です。当然に売買判断は「売り建てを外して、買い増し」となるのは当然の判断となります。あなたのこの日経が高値を超えてきました。ここから更に上に行くか下に向かうか・・というところですがという迷いは、どこからでてくるのでしょう。アナリストたちの相場観を読んでいるとそういう不安になるかも知れませんが、このチャートを見れば買いに何の不安もなかったということです。
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