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シンプル・イズ・ベスト

私の売買判断には、騰落レシオや出来高、為替などを考慮しないのかというメールをいただいていますので、改めて私の売買判断の考え方について書いてみたいと思います。これは投資への考え方と言うより、私の生きるということについての考え方でもあります。

私の娘の同級生の子供(小学6年生の女の子)が、近所ということもあって学校帰りによく話していくの行くのですが、その話の内容を聞いていると、私たちが小学生のころには想像もしなかった話をするのに驚かされる。

子供手当をもらうのと消費税を上げられるのとどっちがいいんだろうね。
私たちの老後って年金もらえないんでしょう。
うちのお母さん、恋多き女だからイケメンの男の人大好きなんだよ。
私は、お母さんみたいに借金で苦しみたくないから貯金してるよ。
バツイチって男の人にもてるらしいね。

こんな大人が話すようなことを話していく。

私が小学6年生の時、税金とか男と女のこととか、家の経済状態とか・・・ましてや自分の老後のことなど、思いもしなかった。トンボを追いかけ、魚をいくつ釣ったとか、それだけに夢中になっているうちに一日が終わっていった。小学校を卒業しなければいけないということも知らずに遊びまわっていた。

将来もなければ過去もない。
その日その日を精いっぱいに遊びまわって生きていた。

高校生になって初めて授業でセックスの話を聞き、女子には毎月出血(月経)があることを聞いた。そして子供は女性器から出てくることも初めて知った。それまでの16年間、子供はお母さんのへそから出てくると思っていた。私の高校は山間僻地出身者がほとんどだったので、ほとんどの生徒が、その授業にショックを受けたものであった。

その知識と言うか情報量は、現代の小学生にも及ばないのであろう。

教師も親もたくさん勉強して、いろんな知識を身につければ、身につけるほど賢くなれるし、幸せになれると信じ込んでいるのだと思うが、果たしてそうなのだろうかと私は思うのである。

小学生のころから男と女はセックスをして、その結果として子供が生まれると知っている。消費税が上がると自分にどんな影響が及んでくると知っている。そしてそして・・・もっと不幸なのは60年も70年も先の老後のことまで不安に思っている。

たくさんの知識を覚えた結果が・・・将来に不安を感じる・・である。わずか10歳程度の年代からずっと不安を抱えて生き続けなければならないのである。

私たちが10代や20代の頃、ウツ病などの精神障害になる人はいなかった。私の学校の同級生や同期生は500人近くいるが、精神科に入ったという人もウツや引きこもりになったという人の話は聞いたことがない。つまりそんな年代は楽しいことばかりで不安になることなどなかったのである。言い換えれば、将来のことなど、何の知識もなかったし、情報もなかった、それゆえに不安にあなるはずがなかったということであろう。

現代、若者たちの精神障害が問題になるのは、幼いころから勉強して、たくさんの知識を詰め込み、それゆえに不安に襲われる。毎日を不安との戦いで過ごしていれば、心が壊れるのは当然。そんなことを思います。

勉強すればするほど不安になり、知識を身につければつけるほどに判断ができなくなるということを、トレードに置き換えて考えてみましょう。

株価は、先物の動きにも影響を受けます。為替にも影響を受けます。経済指標にも影響を受けます。NYダウの影響も受けます。アジア市場の影響も受けます。つまり有りとあらゆるものに影響を受けて動くわけです。そんなもの(株価)の予想をするとき、あれも無視できない、これも無視できないと考え始めたら頭はパニックになるだけで、結局結論は出ない。鳩山首相とおんなじです。

私は、株のトレードに、勉強も必要ない、知識も必要ない、情報も必要ないと言ってるわけですが、何も知らない方が不安にならないわけです。不安がなければ迷いもないわけです。チャートを何の不安材料の知識もなく眺めれば、迷うことなく方向性が見えてくるわけです。

情報を知れば知るほど、不安になり、迷い、その結果、判断を誤る・・・そんなものだと私は思います。トレードについても、生きるについても「シンプル・イズ・ベスト」の考えにこそ正解があると私は思ってます。
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