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現実をどう判断するか

S.Uさん
>諏訪様、いつもわかりやすい説明ありがとうございます。質問させていただきたいのですが、4751サイバーAですが、2日続きの大幅下落後、75日線上で上昇を始めた30日に買ってみました。諏訪様でしたらこのような下落をどうお考えになるのでしょうか、ご教示頂けますと幸いです。


「4751 サイバーエージェント(日足チャート)」
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「なぜ、こんな急落をしたのか」「その理由は何か」・・・テレビのワイドショーや週刊誌では、お決まりの発想でしょう。万引きなどで警察に補導された親を呼びつけると「なぜ、こんなことをやったのか」と叱りつける。ズバリ言えば、そのような思考や発想は、目の前の問題を解決することにおいて、まったく方向が違うと私は考えます。

「済んでしまった過去のことなどどうでも良いこと」「この目の前の現実にどう対処するかが重要なこと」と私は考えますし、そう考えないと目の前の現実の問題は何も解決されないと思います。

投資専門家のように、きれい事で後講釈すれば、「急落前の高値より上には2005年にもみ合った株価位置(抵抗帯)があったから・・・」とか「75日線からのかい離が広がり過ぎたから・・」とか、もっともらしい理屈は付けられます。ですが、それでこの急落を予測できたかと言えば「できるはずがない」と言うことです。

相場解説などを読めば「アジア市場急落の影響により・・」とか、「円高に進んだため・・」とか、日経平均が下げた理由や上げた理由をもっともらしく解説してますが、そんなのは「上がる理由、下がる理由をどこからか探してきた」だけであり、現実には「買いより売りが多かっただけ」と言うだけのことなのです。

以上のことを踏まえて、この銘柄の売買判断をすれば、まず第一本目の陰線は誰にも予測できませんが、二本目の陰線は予測は可能です。つまり青丸の部分ですが、2本の陽線を包み込む「陰の包み線」が発生しています。この「陰の包み線」は売りサインとなりますから二本目の陰線は予測できるわけです。

次に30日の買いの判断は妥当な判断だと思います。ここで下げ止まれば下げ幅の1/2もしくは2/3戻しは期待できるでしょう。ただし、ここでの買いは、下げ止まりの確認(陽線)はされていないわけですから打診買いということになります。すなわち「まだ下げる可能性はある」という株価位置です。よって75日線を下に抜けていくようであれば損切りが妥当な判断となるでしょう。
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