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経営者感覚で売買を考える

ミスターXさん
>あれだけたくさんの銘柄を買ったり、値動きを監視したりできることに感心します。どのように判断されるのかぜひお聞きしたいものです。

その疑問は、一銘柄のみの損益を重視するから出てくるのだと思いますが、私の思考はアバウトでザックリとトータルで利益を出せば個別株の損益なんか関係ないという考えで投資しています。入会のとき「私の投資手法の基本はローソク足に有り」と言いましたが、基本的には、前日のローソク足との比較で株価の勢いを感じた株を買っていきます

当然に買ったら下がる銘柄も有りますが、個別株の損益は全く無視しています。どんどんと上がると感じた株を買いこんで、前場の寄り付きや後場の引け間際に、勢いの弱かった株、すなわち見込み違いだった株を処分したり、明日に期待できそうな株を新たに買ったりと銘柄を入れ替えます。

私の資金投入額は、信用枠で1200万円あるわけですが、常に1/3の400万円を投入資金の限度としています。すなわち投資手法としては一銘柄に400万円を集中させる方法と、私のように400万円で10銘柄程度に分散して投資する方法があると思いますが、私は分散して複数の銘柄を買うという手法をとっています。

ですから個別株が上がろうが下がろうが関係なく、投資した400万円が増えたか減ったかが問題なわけです。 よって利益確定する時にも含み益銘柄も含み損銘柄もすべてをセットで利益確定するということになります。

大きな利益を得ようと考えれば、一銘柄に集中投資の方が効率的なわけですが、逆に動かれた場合の損失も大きくなる。すなわち「リスクとリターンは等しい」ということです。分散投資の場合、効率的には悪くなってもローソク足の判断で10銘柄買えば、悪くても6割から7割の銘柄は上昇します。時には、大化けする株をつかむチャンスにも恵まれます。

投資ですからリスクは避けられませんが、いかにリスクを回避するか、いかに損をしないかを考えるのが私の投資に対する考えとなります。「常に株価は買ったら下がる」「自分の期待と逆に動く」と私は考えて株を買いますので、株を買う時に上がることは考えていません。常に「下げたらどこまで下げるか」と考え、その下げの限度が許容できるかどうかが判断の基準となります。

私は、株のトレードを単なる数字の売買だとは考えていません。売れそうな商品を仕入れて高く売る小売りの商店主と考えて売買しています。ですから経営者として、いかに利益を上げるか、いかに高く売れる商品を仕入れるか、いかに売れ残った在庫を作らないか、そんな商店経営の考えで株を売買しています。

すなわち売買する商品が洋服や肉、魚という物品ではなく、株価という商品だと考えるわけです。いわゆるネットオークションでの物品売買と同じ考えです。そう考えたとき、逆張りの考えはないわけです。

誰も買わないものをどんなに安く仕入れてみても売れるはずもなく、商品の回転も悪いし利益にもつながらないわけです。また、損切りにしても、商店の経営者の考えでいけば、売れ残りの商品をいつまでも抱え込んでいては利益が上がるはずはありません。経営者なら買値より下げても・・・損してでも売って換金しようと考える。そういうことなのです。

分散投資の考えにしても、単品を売る商売よりも、たくさん品ぞろえをした商売の方が売り上げは伸びる。そして売れ残った商品と、売れた商品の利益を相殺して、トータルで利益を出す。これが商店経営だと考えるわけです。こうした経営者の発想でトレードを考えれば、私の投資手法は理解できるのではないでしょうか。
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