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損切りの考え方

なみだ猫さん
>霧子さんがいつも「5日線を損切り基準に」と言っています。諏訪さんも同じように言われていますが、私はせっかく含み益になっても5日線の逆指値にひっかかって損切りすると株価が上昇して悔しい思いを繰り返しています。この5日線の意味がよく分かりません(涙)

まずこのことをよく理解してください。
「株価は買った時が一番リスクが高い」
つまり買った時点では、上がるか下がるかはイチかバチかの状態ということです。そして
「含み益が大きくなるほどリスクは少なくなる」
つまり買った株価が上昇すればするほど損するリスクはなくなっていくということです。

ですから、株を買う人は「できる限り含み益を伸ばそう」と考えるわけです。

あなたのトレードに間違いがあるとしたら買った直後に5日線を損切り基準にしていることではないでしょうか。

5日線(移動線)とは、株価の下値サポートラインであり、基本的には下値サポートラインは「買い」のポイントとなります。あなたが損切り貧乏になっている大きな原因は「買うべき時に売っている」というところにあります。あなたが「5日線の逆指値にひっかかって損切りすると株価が上昇して悔しい思いを繰り返しています」と言っているのは、まさに株価の基本的な動きだということです。

たとえば、このチャートで売買判断を示せば
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赤丸の部分で買って保有している場合、含み益は大きく膨らんで、もう損するリスクはほとんどありません。あとはどこで利益確定するかだけとなりますが、含み益はできる限り大きく伸ばしていきたいと考えるのが人間ですから、どこまでも保有し続けようとします。ですが上がったものはいつかは下がります。

そこで売り(利益確定)の基準をどこにしたら良いかという答えが、霧子さんの言う5日線を基準に利益確定をするということなのです。つまり「株価が5日線の上にある限り株価は上昇していく」ということであり、「株価が上昇を続ける限り利益確定の基準は切り上がる」ということなのです。すなわちこれが利を伸ばすという基本的な考えです。

それではなぜ5日線を割り込んだら売りなのかということですが、前に書いたように、5日線とは下値サポートライン(フシ)ですから株価がこの5日線(下値サポートライン)を割り込まない限り上昇トレンドは継続しているということです。つまり株価は上昇を続けると考えられるわけです。

ですが、この上昇トレンドの5日線を株価が下に抜ければ「上昇トレンドから下落トレンドへのトレンド転換」となり、株価は下がり続けることになるわけです。そう考えれば、なぜ5日線が利益確定の基準になるのか理解できるのではないでしょうか。

これがチャート分析の基本です。これをまず理解してください。

そこであなたのトレードについてのアドバイスですが、たとえば、青い丸で示した部分の陽線で買った場合、5日線に逆指値を設定しておけば、当然、強制損切りを執行され、そののち株価は反転上昇していくということになります。ですから、あなたのようなトレードをすると損切りを繰り返して結果的に資金を減らし続けるということになってしまいます。

そこで考え方としては二つあります。
第一が、含み損になっても5日線を割り込むかどうかを確認するという方法。
第二が、陽線の尻を抜ける陰線が発生したらいったん損切りして、5日線で反転してきたら買い直すという方法。

第一の方法は、5日線を割り込んでしまうという最悪の場合、大きな損失を出すことになってしまいます。ですから私は、第二の含み損が小さいうちにいったん損切りして5日線付近で買い直すという方法を取っています。

いずれにしても「基本は、あくまでも公式にすぎない」わけですから、現実のトレードでは「上がっていきそう、下がりそう」とあなたが感じる感性がすべてだと思います。あくまでも損切り基準まで待つ必要はなく「下がりそう」と感じたら損切りしてしまうという決断も必要ではないでしょうか。その判断がたとえ失敗に終わったとしても、自分の感性を信じる、自分の判断を信じる・・・この自分に自信を持つということが大きなメリットだと私は思います。
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