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買い直すために売るのです

S.Uさん
>諏訪様、いつもわかりやすい説明ありがとうございます。損切りまではできるのですが、次に買うのが上手くいきません。躊躇いがあります。損したという精神的な物だと思いますが、諏訪様はどのようにお考えでしょうか?同じく、気づいた時上昇を始めていた場合、そのまま買われるのでしょうか?3%ぐらい上昇してしまったとして。これも躊躇ってしまいます。

まずトレードの基本原則を大前提に考えてください。
「株価が上がるか下がるかは誰にも分かりません」
つまり自分がどう感じたか、どう考えるかが重要な問題です。そこで株価の動きを予測するための判断材料としてローソク足を活用するわけです。あのマニュアルで説明したローソク足の組み合わせによって上がるか下がるかを予測するということです。

「株は、売るために買い、買うために売る」
つまりトレードには「買い」と「売り」しかないわけです。損切りとか利益確定というのは、単に結果がそうであったというだけのことで意味はないわけです。このことは、ほとんどの人があまり意味を感じないのだと思いますが、これこそが重要なポイントなのです。

あなたの場合、「損切りはできるけど買い直しができない」ということですが、ここでの問題は「なぜ売ったのか?」ということです。つまり「損したくないから売った」と考えるから買い直しができないとなるわけです。私は、そうは考えません。「儲けるために資金を調達(回収)した」と私は考えます。

こう考えてみましょう。

300円で買った株が280円に下がりました。まだ下がるような気がします。そこで280円で売って資金を回収するわけです。いわゆる損切りですが、この損切りに意味はないわけです。つまり280円で資金を回収して250円で買い直せば、30円も安く買うことができるわけです。言い換えれば、280円の資金を回収して250円で買い直せば、手元に30円残るわけです。

これだけでも30円儲けたことになりませんか。投資は考え方次第。その人の性格や考え方がトレードに表現されると私は言っていますが、「過去の損失にこだわる人と、儲けることしか考えられない人は成功しない」と私は経験上そう考えています。

「株は買うために売る」、「売るという行為に損も得もない」、すなわち個別株での損得なんか投資で利益を上げることと何の関係もない・・・という大原則を踏まえて、実際の売買での考え方を具体的に説明します。

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このようなチャートの青丸で囲んだ部分の判断としては、最初の青丸の部分は、前日の陽線の尻のラインを下に抜けたわけですから迷わず損切りです。ここからが重要なポイントです。このチャートの場合、下の方に75日移動線があります。つまり損切りしたあとは、この下値サポートラインで下げ止まるかどうかを監視するのです。言い換えれば、買い直すために売ったわけですから、買い直しのポイントを監視するのは当然ということです。

そして下げ止まって反転上昇してきました。この移動線(下値サポートライン)で下げ止まれば上昇していくというのが株価の基本的な動きですから、ここで買い直しするわけです。ここでの買いは迷わず成り行き買いで良いわけです。買ってから含み損になろうが75日線を下に抜けない限り上がるわけですから強気で上がるのを待てば良いということです。

<ワンポイントアドバイス>
「損切りしたあとに今度は何を買おうと銘柄探しをする人はチャンスを逃します」
銘柄選びに意味はありません。株価は上げたり下げたりのトレンドを形成して動くものですから、少額資金で売買を繰り返す初心者は、同じ銘柄のチャートの観察に集中して、トレンドの波に乗ることだけを考えた方が好成果を上げることができると思います。そしてそれこそが投資の勉強であり、これから先の投資につながっていくと考えます


次に、二つ目の青丸です。陰線が2本立ちました。ここは「陰線の次は陰線」と考えれば、明日も下がると予想できるわけですから、翌日は5日線を下に抜けるかどうかに注目するわけです。このチャートの場合は5日線で踏みとどまって上がって行きました。この第1本目の陽線の上昇途中は迷わず成り行きで買うわけです。つまり「陽線の次は陽線」ですから、今日が陽線であれば、明日も陽線になると判断するわけです。明日も上がると判断できるなら迷う必要は何もないということです。

最後に投資の大原則に戻りますが、「株価が上がるか下がるかは誰にも分かりません」ですが、分からないと言っていたら迷って買えません。すなわち、あなたが何を信じるかです。これは人生においての考え方でも同じですが、何かを信じなくては何もできません。そして信じたからと言って、すべてがそのように動くものでもありませんが、信じる以外に判断のしようがないということです。
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