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失敗の教訓を生かせ

「ライブドアショックで大損をした」「リーマンショックで大損をした」という人はたくさんいるのだろうと思うが、「なぜ損をしたのか?」と損をした自分のトレードの検証をして、これから先、同じ失敗を繰り返さないために何を考えれば良いのか考えている人が何人いるのであろう。

人は、一度痛い思いをすれば、その経験を踏まえて学習し、二度と繰り返さないのが人たる所以だと思うのだが、現実には、二度も三度も詐欺被害に遭う人がおり、二度も三度も結婚相手に泣かされて離婚を繰り返す女性がいる。いわゆる学習効果のない人たちである。

誰にでも失敗はあるし、人は失敗の経験をすることによって、一つの考え方や生き方が決まっていくものだと私は思っている。これは週刊誌か何かの記事で読んだ受け売りだが、「△△にウソを教えられたから失敗した」「上司が指示しないから失敗させられた」と失敗の責任を他人のせいにするタイプの人は、何度でも同じ失敗を繰り返す。「政治が悪いから・・」「景気が悪いから・・」「商売がうまくいかない」と、その責任を世の中のせいにする人は成功することはない。

そうである。

これをトレードに置き換えた場合、「△△にウソを教えられたから」とか「リーマンショックが起きたから」というように、「なぜ損をしたのか」と自分の売買方法を検証しようともしないで、自分が大損をした責任を他人のせいに転嫁したり、リーマンショックで株が暴落したのだから仕方ないと、何の検証もしないで、みんなが損したのだからと自分を慰めて終わってしまう。

ライブドアショックにしてもリーマンショックにしても、一日や二日のうちに株価が半分や1/10に暴落したわけではない。何カ月もかけて下落トレンドを形成して下げ続けていったわけである。この下落トレンドを確認した時、損失を最小限に食い止める判断はできたはずである。

それを自分が判断しないで大損した責任をリーマンショックのせいにするのは、なんとも情けない話であると私は思うのです。

私は、ここ数日、チャートをプリントアウトしてトレードの買いの根拠と売りの判断を記録として残すように記事を書いていますが、こうして記録を残すことによって自分のトレードの検証があとからできるということなのです。いまは誰でもが順調に利益を上げていると思います。・・・そして順調にいっている今は、誰もが自分のトレードを反省することもないでしょう。

ですが、やがて下降トレンドに入ります。すると損切りの連続になったり、含み損が増え続けたりすることに必ずなります。こうして負けが続き始めると・・・人は、なぜ勝てないのかと考え始めます。そんなとき、自分が勝ち続けていた時の記録を見ることで、なぜ勝てないのかという自分のトレードに検証ができるわけです。

目先の1万円、2万円の利益ばかりに目を奪われてトレードをしていても何も身に付かないし、下落トレンドに入れば、そんな10万円や20万円の利益など、一瞬にして吹っ飛び、またまた含み損を抱え込むか、投資資金を減らし続けることになるのは目に見えています。

そんな目先の利益を追いかけまわしているより、どんな相場にも対応できる投資手法を身につけることこそが、初心者がやるべきことだと私は思います。
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