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損切り&買い増しの判断

マルコさん
>ここで教えてもらった225投信を買い下がっていますが、あまりにも下げ続けて不安になってきました。アドバイスください。


「積立貯金と投資の違い」は何か?をまず考えてみてください。
積立貯金は、積み立てた元金は必ず帰ってきますが、投資は、積み立てた元金が減っていくということもあります。すなわち元金が減るというリスクがある分、元金以上に増えるというメリットもあるわけです。ですから株式にしても、投信にしても、リスク管理が非常に重要になってくるわけです。

端的に言えば、たとえ225投信であっても積立貯金の感覚で、漫然と買い下がる(積み立てる)だけでは元金を大きく減らしてしまうというリスクがあるわけです。

リスク管理とは、日経平均株価がこれから先、上がるか?下がるのか?を判断して、利益の出る資産管理が求められるわけです。簡単に言えば、買い単価を引き下げるということです。つまり日経平均がどこまで下がるか?どこまで戻るか?を判断して、戻ったところで利益が出るかどうかを判断することが重要なのです。

「1321 225投信(月足チャート、5年)」
1200-5-5-3.png
これが過去5年間のチャートです。225投信は日経平均に連動しますので、日経平均も同じチャートとなります。

リーマンショック以降、上値を切り下げながらの三角持合いのチャート形状となっています。つまり中期で見た場合、8000円を割り込んだら、あとは底なし状態でどこまで下げるか分からない状態。逆に、上げるとしてもせいぜい9800円程度が天井。

日経平均株価は、日本の国力(経済力)を表します。とした時、電力不足で企業は海外に逃避し、少子化で日本の購買力は減少、企業の海外移転で雇用の場は喪失、国民所得は将来的に減少、高齢者は急激に増加で福祉予算は青天井に膨張、こうした日本の将来を眺めてみたとき、この国に成長性はあるのか?

私は、日経平均株価が1万円をつけることは二度とないと考えます。

「1321 225投信(日足チャート、3ヶ月)」
1200-5-5-4-1.png
「日経平均株価が1万円をつけることは二度とない」という前提で、225投信の投資する場合、日経平均9500円~9800円で利益が出なければ、投資する価値はありません。とした時、225投信の買い平均単価は、9000円程度まで引き下げなければ利益の出る資産管理とはならないと考えています。

私の場合、4月末の買い平均単価は9600円台、そして現在は9300円台まで引き下げました。計画としては9000円台まで引き下げたいと考えています。

買い単価を引き下げる方法には、二通りの方法があります。
一つは、ナンピン買い増し。
二つ目は、損切り&買い直しです。

ナンピン買い増しによる買い単価引き下げは説明するまでもありませんが、漫然とナンピンを続けると非常に高いリスクを抱えることになりますし、多額の資金も必要となってきます。さらに資金が尽きて、途中でナンピン買い増しをやめれば利益を得ることは難しくなります。

そこで資金回収(損切り)をしながら買い単価を引き下げていくという考え方は重要になってくるわけです。資産運用は、あくまでも消極的に考えなければなりません。つまり上がることより、下がることを前提に考えることが重要となってくるわけです。言い換えれば、儲けることより、減らさないことを重点に考えるということです。

ちなみに私の場合は、5日線付近まで上げてきたら一部損切りして資金を回収、損切りした位置から150円~200円下げたら回収した資金で買い増しを繰り返して買い単価を下げてきました。

繰り返しになりますが、投資にはリスク管理が重要です。リスク管理とは、すなわち損切りとナンピン買い増しによる損益分岐点の引き下げということになるのではないかと思います。
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