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外国人の動向に注目

さえきさん
>ここは優良企業を買いだと思うのだが、なぜ下がると考えるのか?

まず優良企業という概念ですが、日本が高度成長期のころ石炭産業や鉄鋼、建設などは超一流の優良企業でした。そしてバブル期、電気、自動車産業は超一流の成長産業でした。やがて日本の高度成長はピークに達してバブル崩壊。石炭、鉄鋼、建設など往年の優良企業は経営難に陥り、そしていま、電器産業が没落していく状況に陥っています。

つまり優良企業という企業は存在しないということになります。バブル崩壊までは、株式は安全な優良資産として企業も金融機関も資産家も保有し続けてきましたが、バブルの崩壊によって、株式も土地も安全資産ではないことが認識され、企業間や銀行、企業間での持ち合い解消売りが発生し、株価の下落に拍車がかかったわけです。

これによって従来は資産として保有し続けるべき株式が、市場に放出され流動株比率が高まったということになります。つまり市場で売買される比率が高まったわけですから、投資家の心理によって株価が形成されるという状況が従来より顕著になってきたといえるでしょう。

次に、日本の株式を売買しているメインプレーヤー(大口投資家)は誰かについて考えてみましょう。中長期での大口投資家は「年金基金」と「投資信託」でしょう。この大口投資家の売買動向によって株式相場の方向性は決まってくると言っても過言ではないでしょう。

さらに、国内の「年金基金」と「投資信託」など大口投資家と外国の大口投資家の売買動向は、もっとも株式相場に影響を与えます。つまり「欧米の複数国の投資資金」対「日本一国の投資資金」と考えれば理解できると思いますが、当然に外国の資金量は膨大。すなわち外国人の投資動向によって日本の相場も動いているというわけです。

ひとこと掲示板の方で毎日、いしやんさんが「外国証券の寄前注文状況」として詳しく書いてくれていますが、一言でいえば「外国人が買い越しに転じれば、日経平均株価は上昇トレンドを形成し、外国人が売り越しに転じれば日経平均株価は下降トレンドを形成する」ということです。

このいしやんさんの資料を見れば一目瞭然ですが、「外国人売り⇒株価下落⇒日本人買い」となり、「外国人買い⇒株価上昇⇒日本人売り」という構図が明確に表れています。

つまりこれを一言でいえば「日本人買い=株価下落」という構図ですから、日本人であるアナリストや証券会社が「今が買い時」「日本株は割安」と買いあおっている時期は、株価は上がらないということになるのでしょう。

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