FC2ブログ

デフレ下での長期投資は無謀

れいかママさん
>究極の資産形成法を興味深く読ませていただきました。まだ子育て中でしかも専業主婦なのであまりリスクを取ることができません。私もオークション感覚でトレードを始めたおバカな女のひとりで減らしてばかり(涙)先生が教えたと言われる女性のように、上場投信を少しずつ買い増してじっくりと待つという投資なら、そんなに値動きを気にしなくても良いし、何より資金が1/2にはならないというのに魅力を感じました。そこで教えて欲しいのですが、何をいつぐらいから買ったらいいのかアドバイスをお願いします。

最近、相場が上昇してきたこともあって退職した上司や同僚、部下だった主婦たちから投資の相談を受けることが多くなってきました。結局、素人が株で損をする原因はここにあるのです。

「株で儲かった」と話を聞くようになって「それなら俺も株をやって見よう」と株を始める。「みんなが儲かってから株を始めても儲かるわけがない」、「株は、誰もがもう株はダメだ」と見向きもしないときが一番のチャンスなのである。みんなが儲けた話を聞いてから始めれば、現在のようなこれから下がるときに株を始めることになり、損して当然という結果になるわけです。

「株は、書店から株の本が消えたら買い時、書店に株の本があふれ始めたら売り時」と誰かが書いていましたが、これこそ名言だと読んだ記憶があります。あのライブドアショックの前、書店は株関係の本であふれかえっていました。そのころを振り返ってみれば、結局、あのころが上昇トレンドのピークだったわけです。

それで誰から相談を受けても「株はやるな」「投資信託は買うな」と言っています。基本的に、投資はインフレ状態にないと儲けることはできないわけです。現在の日本のようにデフレ状態にあり、かつ将来的にもデフレが進行していくと予測される状態で、株の長期投資なんて考えることは、すべてを失うことに等しいわけです。

株や投資信託、土地を長期で持てば必ず上がると言われていた時代は、高度成長期の超インフレだったからであり、これからのデフレ下では、現金を抱え込んでいるのが最大の投資ということなのです。すなわち物価が下がるわけですから、現金の価値は上がり続けるということです。

そんなことを言ってみても、投資をしたいという人の気持ちは変わらないわけですから、株と同じように売買ができ、かつパソコンなんか開かなくても日経指数やTOPIX指数は、毎日ニュースで流される。ということで上場投信を進めているわけです。

そこで何をいつ買ったら良いかとの質問ですが、まず日経平均のトレンドを見てみましょう。

「日経平均(週足チャート)」
1035-2.png

まだまだ日経平均は上昇トレンド継続中です。このトレンドラインから判断した場合、下値のフシは13週線(10500円)、もしくはトレンドライン(10000円)となり、上値の目標は12000円となるわけです。このままトレンドが崩れなければ、押し目を形成して12000円まで上昇するというシナリオと、トレンドが崩れて10000円割れとなるシナリオが想定されるわけです。

そこでどこで買ったら良いのか。そんなことは誰にも分かりません。最近、大きく下げているので、まずは買ってみることです。いわゆる打診買いということです。とりあえず買ってみて、その買値を基準として買い下がっていくわけです。

このチャートで判断する場合、底は8000円ですから、8000円まではナンピン買いを続けられるように資金配分を考えておくことが重要なポイントとなります。下がる株を買うときは、徹底して買い下がることが絶対条件ですから途中で弱気になってナンピン買いを止めてしまったら意味はありません。

現在の位置から8000円まで下がることを想定して、投資できる資金配分して、ナンピン買いする位置を決め、そして計画通り買い増していくわけです。

何を買ったら良いか。たくさんありますが、私は、出来高も多く、投資金額も少額で始められるので、「1306 TOPIX連動型上場投資信託 10口単位」「1321 日経225連動型上場投資信託  1口単位」が良いのではと思っています。
関連記事
プロフィール

諏訪真吾

Author:諏訪真吾

掲示板
<会員交流掲示板>
記事検索フォーム
カテゴリー
月別アーカイブ
最新コメント
リンク