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勝ちパターンを見つける(1)

相撲の決まり手には48手あると言われているが、横綱となったどんなに強い関取でも「この形になれば絶対に勝てる」と言う自信の持てる技は、せいぜい2つか3っつぐらいであろう。プロ野球の選手で常に3割の打率を残す名選手であっても自信を持ってヒットにできる球種はそんなにはない。高めであろうが、低めだろうが・・・直球であろうが変化球であろうが、どんなボールが来てもヒットを打てる選手などいない。

「どんな名選手でも何でもできるわけではない」「得意の勝ちパターンを持っているのが名選手」・・・と私は考えるわけですが、トレードをする場合に、こうした考えこそ重要なのではないかと思うのです。

よく「このチャートは買いかどうか」とか「この判断は良いかどうか」とかメールをいただきますが・・・これは・・たとえば、直球しか打てない選手に、変化球を打っても良いかどうかを聞いているのと同じことで、私の得意のチャートパタンでないものを聞かれても一般的なことしか言えるわけがないということです。

私は、「上昇トレンドのブレイクを買う」のを勝ちパターンとしているわけですから、下降トレンドの銘柄や大陰線の反発を買うという買い方は考えたこともないわけです。言い換えれば、イチローにホームランの打ち方を聞くようなもので、ホームランバッターでもないイチローにホームランの打ち方を聞くのはあまり意味がない・・・ホームランを打ちたいのならマツイに聞くべきだと思います。

また「銘柄探しの方法」に重点を置いている人も多いようですが、上がる銘柄とか下がる銘柄なんて誰にも分かるわけがないし、探しようがない・・・というのが私の考えです。「銘柄選びが悪いから利益が上げられない」という考え方では、これから先も自信を持ったトレードをすることはできないと私は思います。

つまり「投資信念が生まれない」「自分に自信の持てる勝ちパターンが見つけられない」ということです。そういう意味で、私は「いろいろなチャート見なさい」と言っています。いろいろなチャートを見ることで「株価が上昇するときのチャート形」が見えてきます。株価は、上昇する前に必ず同じようなチャート形を形成します。

すなわちこうした株価が上昇する前のチャート形のパターンを見つけることによって、自分が自信を持って投資できる必勝パターンを作り上げる。・・・たとえば、インコースの直球は絶対ヒットにする自信がある野球選手は、変化球は見逃してインコースの直球を待つ。そしてインコースの直球は確実にヒットにしていく。トレードにおいても、これこそが勝率を上げていく唯一の方法だと思います。

ですから「銘柄探しが成功のポイント」ではなく「必勝のチャート形を探しだすことこそが成功のポイント」だと私は考えているわけです。よって、たくさんのチャートを見て、株価が上がる前にどのようなチャート形を形造るのか、共通項を見つけ出せと言っているわけです。そのチャート形の共通項こそが自信を持って投資できる必勝パターンに成り得ると言っているわけです。

以下に、私のチャート判断について考え方を説明したいと思います。
1037-3.png
このチャートの中央部分。上値を切り下げながらの下降トレンドであったチャートが大陽線で下降トレンドラインを上に突き抜けました。この大陽線がトレンド転換のサインと想定します。すなわちここで打診買いです。ここからは上昇トレンドが崩れない限りナンピン買い増しで良いわけです。そしてきれいなゴールデントライアングルを形成してのブレイクアップです。

次に右側の部分。大陰線、大陰線と急落した後、ローソク足の尻をそろえての陽線出現です。この陽線が下げ止まりを意味するのかどうかは翌日の判断となります。そして翌日は下値を切り上げての陽線(コマ)です。この陽線で下げ止まりと確信しての打診買いという判断になります。

~次回に続きます~
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