初心者の株サークル

資金運用の鉄則

コロさん
>なぜ全部売ることができるのですか。
>含み益とか含み損とか勘案しないのですか。


まだ現役のころ、約3年ほど資金運用の実質的担当責任者をやったことがあります。
そのころセミナーで何度も言われたことがあります。

1.資金運用とは、運用資金を減らさないことが鉄則。
資金運用ですから当然資金を増やすことを目的としています。
ですが、担当者としての心得は、「大儲けを考えることは絶対禁止」、「減らさないこと」を最優先に考えることでした。つまり「減らさなければ増えていく」ということです。誰でもが資金を増やそう、増やそうと考える。しかし、、現実は「増やそうとしか考えていないと、必ず減らすことになる」ということです。

2.儲けは制御できない。人間にできるのは損失の制御のみ。
たとえば「5000円を抜いてやろう」と考えても、そこには株価の動きや相場の流れが大きく影響します。ですから自分の能力で計画の5000円を抜くことはできません。ですが、損失は人間の能力で制御できます。たとえば「損失は5000円以内に抑える」と決めれば、自分の力で損失を5000円以内に抑えることはできます。
よって、「運用にあたっては、自分にできることを確実にやれ」ということです。

3.異変を感じたら一目散に逃げろ。
相場の怪しい雰囲気を感じたら何も考えずに資金を引き揚げる(逃げる)こと。変動する相場から資金を引き揚げておきさえすれば、何が起きても資金は減らない、、ということです。
怪しいと感じながらも、いろいろ考えて「まだ大丈夫だろう」と理屈をつける。その結果、逃げ遅れて大損をする。つまり「人間が考えるとは、自己弁護をするに等しい」ということで、自分に有利な情報や理屈を引っ張り出してくるだけのこと。よって、「逃げるときは何も考えるな」ということです。

4.結果を見て判断するな。
危ないと感じて売ってしまった。しかし、何も起きずに株価は上がった。この結果を見て「損した(儲けそこなった)」と悔しがるのは、資金運用者としての資格の欠如と思えということである。
たとえば、胃に不調を感じた。それでガン検診を受けた。結果は、何も異状なし。その結果を見て「検査料を損した」「ガン検診など受けなければ良かった」と悔しがる。儲けそこなったのを悔しがるのは、それと同じこと。それはすべては、感情の動きに過ぎない。感情に支配される人間などに、物事を判断する資格はない。

5.資金運用に感情を移入するな。
「売らなければ良かった」とか、「この会社の将来性は・・」とか、「もう少しすれば上がる」とか、、資金を運用して増やすという業務に関係のない個人の感情は絶対排除せよ。これは何度も叩きこまれた。
相場の流れを冷静に見極め、資金を投入し、資金を引き揚げる。感情を動かさず、淡々と資金の異動に徹する。常にこれを心掛けよということでした。

これがセミナーで叩き込まれた5原則。
ですから、私のトレードに対する基本的な考えは、すべてこの5原則に忠実に従っているということです。

関連記事

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する