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ポジション売りとは

ミミィ~さん
>初めて質問させていただきます。このブログで紹介された「株式投資でHappy Life」での記事にポジション売りという書き方がされていました。私もETFを買っているので気になっているのですが、ポジション売りとはどのような意味なのでしょう。超初心者なので恥ずかしい質問だったらごめんなさい。

資金運用とは、考え方として価値の変動しない資産(現金)+価値の変動する資産(株式)の比率配分によって投資資金を増やしていこうというものです。

たとえば、300万円の資金を株式運用する場合、日経平均が上昇トレンドにある時期は、現金100万円+株式200万円と変動資産に資金移動することで、株価の値上がりによって資金総額が300万円から350万円と増えていくことになります。逆に現在のように下降トレンドにあるときに、価値が変動する株式資産の比率を高めていると資産総額が300万円から250万円と減っていくことになります。

つまり株価が上昇すると考えれば、価値の変動しない資産(現金)の比率を減らして、価値の変動する資産(株式)の比率を高めることによって資産総額は増え続け、株価が下落すると考えれば、価値の変動する資産(株式)の比率を落として、価値の変動しない資産(現金)の比率を高めて資産の減少を防ぐことが求められるわけです。

ベテラン投資家は、常にこの投資配分を重視して、現金から株式へ、株式から現金へと資金移動を繰り返す・・・すなわちこの「資金移動が株式投資による資産運用」ということなのです。

リーマンショックなどの株価暴落で、大きな損をした人は考えてみて欲しいのですが、株価が下落を始めたとき「価値の変動する資産(株式)から、価値の変動しない資産(現金)に資金移動をしていたら、大損することはなかったはずです。つまり投資上手と言われる人と、初心者の違いは、この大きな視野での考えをもって相場を見ているかどうかということだけなのです。

これを踏まえて、ご質問のポジション調整の売りについて、お答えします。つまりポジションとは、株式と現金の投資比率と考えてください。

たとえば、日経225のETFを買い下がったとすれば、今までの下げの過程で、現金比率が下がり続け、ETFの比率が上がり続けているわけです。もっと具体的に言えば、300万円の現金で買い始めたとしたとき、現金200万円+ETF100万円⇒現金100万円+ETF200万円⇒現金50万円+ETF250万円と、日経平均が下がり続けるに従って現金比率が下がっていくわけです。

つまり、このまま下がり続ければ、新規に資金をつぎ込まない限り、買い下がりはできないわけです。ナンピン買いの鉄則は、途中でやめたら絶対失敗します。とことん買い下がることでナンピン買いの成果があるわけです。

そこで買い下がりの資金を調達する必要がでてきます。方法は二つ。新規に資金を投入するか?保有株を損切りして資金を調達するか?です。

ポジション調整の売りとは、簡単に言えば、買い下がりのための資金調達と考えれば分かりやすいのではないでしょうか。つまり、日経平均はまだ下がると考えたとき、金曜日のように日経平均が大幅に上げて含み損が減った時、ETFの一部を換金売りして現金を調達し、再度下がった時に、その資金で買い増してさらに買い単価を引き下げるという考え方です。
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