FC2ブログ

順張り発想の効果

「カラ売り入門」記事のアンケートについての考察をしてみましょう。

(A)「アルプス電気」             (B)「住友重機械」
1053-3.gif1053-4.gif

アンケートした時点での終値を基準として、その後の安値および現在株価での損益を比較すると・・
(A)「アルプス電気」
889円⇒その後の安値 835円(+6.1%)
889円⇒現在株価    894円(-0.6%)

(B)「住友重機械」
540円⇒その後の安値 489円(+9.1%)
540円⇒現在株価    517円(+4.3%)

こうなりました。

いわゆる(A)のチャートを売りたくなる人は「逆張り発想の売買をする人」であり、(B)のチャートが売りだと考える人は「順張り発想の売買をする人」だと言うことになります。

私の投資信念は「上がるを買って、下がるを売る」という順張り投資ですから、当然(B)のチャートが売り対象となります。この結果を見て「俺の考えは正しいだろう」と言うつもりはありませんが、30数年株の売買をしてきた経験則として言えば、基本的に順張り投資で考えた方がコンスタントに利益を上げることができると考えています。

私は、トレードでもっとも重要なのは「メンタル(精神)の安定」、すなわち常に冷静に判断できる精神状態を維持することだと考えるわけですが、順張り投資は、メンタル(精神)の安定という心理面で、より大きなメリットをもたらすと考えています。

このカラ売りの事例で言えば、カラ売りして踏み上げられた(含み損になった)とき、逆張り発想の(A)のチャートでは、損失は青天井(無限大)になる可能性があるわけですが、順張り発想の(B)のチャートの場合は、株価の上に大きな売り圧力が控えていますから(A)と比較して損失は限定されます。

この踏み上げられた時の損失を想定(覚悟)できることによって、精神的パニックを起こすこともないし、冷静に損切り、もしくは売り乗せの売買判断が下せることになり・・・言い換えれば、いかなる状態にあっても冷静に判断できることこそがトレードの成功につながると思うわけです。
関連記事
プロフィール

諏訪真吾

Author:諏訪真吾

掲示板
<会員交流掲示板>
記事検索フォーム
カテゴリー
月別アーカイブ
最新コメント
リンク