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攻めの気持ちさえあれば

「トレードで重視すべきこと」のアンケートについて、私の考えを書いてみます。

アンケート結果を見ると「投資損益重視」と考える人が最もたくさんいました。誰でも利益を得たいがためにトレードを始めたわけですから損益重視は当然のことでしょう。ですが、なら投資損益を重視していると答えた41%の人は利益を上げ続けているのでしょうか?

私の株の師匠だった女性は「投資損益、すなわち損得勘定にのみに目を奪われる心の狭い人間は、投資で儲けることはできない」と教えました。つまり投資は、視野の狭い目の前の損得計算ではなく、いかに大きな視野で相場の波に乗れるかということでしょう。相場の波にうまく乗ることだけを考えていれば、損益なんか気にしなくても投資資金は増え続けるということです。

これを踏まえて、私の経験則を言えば、損益を重視し過ぎると・・「損するのが怖くて、上昇トレンドの波に乗り遅れる」、いわゆる「高値が買えない」「損切りができない」「目先の値動きに気を取られて株価の方向性が読めない」という落とし穴にはまるということになります。

言い換えれば、ある程度の利益を出せば、その利益を減らしたくないという守りの心理が働いて、攻めるべきポイントで弱気になりトレンドの波に乗り遅れる。反対に、損失が増えてくれば、損を大きくするのが怖くて、上がっていく株なんか買えない。しかも損切りもできなくなる。

どんなベテランでもこのような状態を最初は経験し、この損益重視と言う欲の支配から脱却できた人のみが、長年相場で生き残れている、すなわち投資のベテランではないかと私は思っています。

私は、ずっと以前から「投資の考え方には、その人の人生の考え方が反映される」と考えています。たとえば、人間関係をすべて打算(損得計算)で考えて生きている人もいれば、その場の雰囲気で友人になったり喧嘩したりして生きている人もいます。また一度友人になったら何があっても友人としてつきあっていくという人もいます。

この人それぞれの思考が、トレードにおいても反映されると考えるわけです。ですから男性と女性では、トレードや株価判断、売買判断に大きな考え方の違いが出てくるし、人それぞれの性格の差も判断すべきときにおいて出てくると考えているわけです。

私は、トレードで重視すべきは「心(精神)の安定」だと考えています。「リスクコントロール」「トレードルール」重視という人も何人かいますが、なぜそれを重視するかと考えれば、それも「心の安定(メンタルコントロール)」のためだと思いますが、これはトレードに限らず対人関係や交渉事においても「心(精神)の安定」こそがすべてではないかと思うわけです。

同じチャートを眺めていても、利益の出ている強気の人には買いに見えるし、損ばかりしている弱気の人には、まだ下がるように見えるもの。チャート判断、売買判断など、そんなものだと思います。

そう考えたとき、私はトレードにおいて重視すべきは「メンタルコントロール」、すなわち「いかに攻め(強気)の気持ちを継続させるか」だと考えてトレードをしています。具体的には、トレードで精神的ダメージを受けないことを心がけているわけです。

「買ったら下がった、売ったら上がった」そして「へこんだ」というフレーズをよく見聞きしますが、私は「株は買えば下がり、売れば上がるもの」だと考えています。ですから買ったとたんに上がりだすことこそが想定外。つまり自分の考えと逆に動くのが株価と考えて買うからへこむことはない。言い換えれば、そう考えることで心理的ダメージを回避しているということになります。

「損切りできずに塩ずけにする」と言うのも良く聞くフレーズですが、私は「含み損を見ていると気分が滅入るタイプ」ですから10000円以上の含み損になったら迷わず切り捨てる。つまり目の前の含み損が、ここから減るか増えるかは関係ないのです。いま目の前のマイナス1万円が気分を悪くするから消して(切り捨てて)しまう。もし上がれば買い直せば良い。これも損得計算ではなく、心理的ダメージを回避するための手段ということです。

「利を伸ばす」という考え方にも私はこだわりません。つまり利を伸ばすことにこだわって含み益を吹き飛ばしてしまうと心理的ダメージが大きいということです。1万円の含み益があって陰線引けとなりそうなら何も考えずに手の中に入れてしまう。これも損得計算ではなく、心理的ダメージを回避するための手段ということです。

トレードで最も重要なのは「攻める強気な精神状態にある」ことだと私は考えています。守りに入る、すなわち弱気になったら必ず下がってくるところを買おうと言う心理が働き始め、下がってくるところを買えば、上がっていくところを買うことに比べ、数10倍も損するリスクが高くなります。

短期スイングで勝つ秘訣は、「強気で攻めて、攻めて、攻めまくる」、ただこれだけのこと。そのために、常に心がけなければならないのは「心理的ダメージを回避すること」、ただ、この1点に重点を置くことで、損益は気にしなくてもあとから知らず知らずについてくるということだと思っています。
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