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チャート分析の基本(5)

<二度目の戻りを狙え、二度目の反発に期待するな>

上がって行く株を追いかける順張り投資が良いか、下がって来る株の反発を狙う逆張り投資が良いか・・・一見、下がってくる株を買った方が良いように思える。

だが、それは「単なる安心感」にすぎないと私は考えている。

下がってくる株しか買えない人は、高値と言う目標が目に見える分「そこまで戻るだろう」「こんなに安くなったんだからもう上がるだろう」という買いに安心感があるだけのこと。大きくマドを空けて上がった株を買うときは「いったん下げるだろう」「下げそうで怖い」という恐怖心があって決断に迷うだけのこと。

そんなもの単なる「自分の感情に支配されているだけで、値動きを客観的に分析しているとは言えない。株式投資は、客観的に分析し、判断しなければ、高いところで買おうが、下がってきたところを買おうが損をするということになるわけです。

損切り貧乏になったという人がいます。
なぜ損切りばかりするのか?
そこが問題なのではないでしょうか?

つまり買うべき時に買ったのであれば、含み損になったとしても「売るべき時」までは損切りしない。もしくはいったん損切りして再度買い直す。そういう判断がなければ損切りするために株を買っているということになるのでしょう。
1103-1.gif
このチャートの「買うべき時」は、赤の☆マークを付したところです。下げ続けた後にマドを空けて上に向かった位置です。ここがトレンド転換のサインとなります。「マドは空いた方に向かえ」です。

単なる感情ではなく、客観的に自分で上がると判断したのなら上がる前の安値を下回るまでは損切りしないということです。つまり「売るべき時」とは、このマドがダマシに終わったときになるわけです。

株価は、フシを抜けるとき、いったんフシを抜いたら押し目を作ります。この押し目こそが「絶好の買いのポイント」となります。このチャートに描いた赤い矢印の動きが株価習性の基本となります。

次に75日線を抜けていったあと下がってきます。そして75日線まで下がって、ここで反発して上昇します。この第一回目の反発狙いは買いチャンスとなりますが、このチャートのように上がりきれずにもう一度75日線まで下がってきます。

一回目の反発狙いで成功した人が陥る失敗が、もう一度反発を狙って75日線付近に買い指値をするわけです。そして買いと同時に含み損を抱え、こんなはずじゃあなかったと損切りもできずに含み損を抱え込んでしまうパターン。

つまり「柳の下にドジョウは2匹いない」ということです。2度目下がってきた青い星印の位置は「買い」ではなく「売るべき時」だということになります。売るべき時に買えば、当然損をするということになるわけです。

損切りばかりを繰り返している人は、「買うべき時」に買っているか、「売るべき時」に売っているか、を検証してみてはいかがでしょう。損切りとは、含み損になったから売るのではなく、売るべき時だから売ると考えてみる必要があるのではなでしょうか。

ラブリートレードの霧子さんは、その「売るべき時」の判断基準として5日線を活用しているわけです。逆の言い方をすれば、株価が5日線より下にあるときには買わない、ということになります。
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もう一個チャートを貼り付けておきます。

<二度目の戻りを狙え、二度目の反発に期待するな>を考えながら見てください。この形はチャート分析の基本形ですから記憶しておいて損はないでしょう。

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