FC2ブログ

水準訂正しながら動く

ようこさん
>チャートの解説や相場解説ばどで「日柄調整が必要」という言葉を目にしますが、日柄調整ってどんなことを言うのでしょうか?

日柄調整とは、すなわち私がボックスの考えとしている部分を指します。このチャートで説明しましょう。

「3627 Pワークス(日足チャート)」
1128-3.png
株価は上がり過ぎれば売られ、下がり過ぎれば買われます。この習性を利用した投資手法に「移動平均線とのかい離率」を用いた投資法があります。つまり株価は「移動線を中心として上下何%の範囲内で動く」というのが考え方の基本で、株価が上がり過ぎたら売り、下がり過ぎたら買いと判断するわけです。いわゆる逆張りの投資手法となります。

この「Pワークス」のチャートを見た時、25日移動線を基準とすれば、最初に株価が大きく上昇した時、株価と25日線との値幅(かい離率)は、赤い矢印のように大きく開きます。そして株価が下げてきて25日線が上昇してきて株価と25日線との値幅(かい離率)は縮小してきます。

株価はヨコヨコの動き(ボックス)で足踏み状態となり、25日線は上昇してくるので、株価と25日線との値幅(かい離率)は、さらに縮小してきます。そしてある程度の期間ボックスの動きを続けていた株価は、また急伸します。これが私がマニュアル化したボックスとトレンドの動きと言うことになります。

日柄調整とは、このボックスの動きのことを言います。すなわち株価が移動線と離れすぎたので、移動線が追い付いてくるまで待っているという状態を指します。移動線が株価に追いついてきても上がらないずに移動線を下に抜けるという事態になれば、上昇から下降に転じたと判断するわけです。

これがマニュアルに書いた「底のラインを下に抜けたら強制損切り」という意味になるわけです。

株価の調整(押し目)には、この日柄調整と値幅調整があります。値幅調整とは、一般的に1/3押し、半値押し、2/3押しと言われているもので、上昇した株価が下がった場合、値幅の1/3、1/2、2/3を高値から差し引いた位置が押し目買いのポイントとなるという考え方です。

すなわち高値から1/3押し(下がる)という考え方は、株価が上昇して含み益を抱えた場合、30%の人は利益確定するという考え方となります。つまり1/2押しは50%の人が利益確定をするということになります。

これは、高値から1/3下げてそれ以上は下がらずに上昇した場合、30%の人しか利益確定(売り)をしなかったということであり、その株を買っている人が、まだまだ上がると考えているということになります。

言いかえれば、1/2押し(50%の人が売った)、2/3押し(70%の人が売った)した株より、1/3しか下げなかった株の方が上昇していく、すなわち上昇していくと考えている人が多いということになります。つまり株価は下がれば下がるほど、上昇する確率が低くなるということになります。

これが「上がる株は上がる」「下がった株は上がってこない」ということになるわけです。東証一部銘柄であっても、高値更新をする銘柄が増えている中で、いまだに底値付近で低迷を続けている銘柄があります。つまり「安いところを買えば利益は大きくなる」との考えは、こうした株価の動きを見れば、それが正しくないことが分かるのではないでしょうか。


人気ブログランキングへ
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

諏訪真吾

Author:諏訪真吾

掲示板
<会員交流掲示板>
記事検索フォーム
カテゴリー
月別アーカイブ
最新コメント
リンク