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メンタルダメージの回避(1)

トレードで最も重要なのは「儲けることを考える」のでもなく、「損しないことを考えるのでもなく」、「メンタルダメージを受けない」ことだと私は考えています。つまり儲けることを考えることと、損しないことを考えるは同じことであって、それは考えても人の力ではどうしようもないことだと考えるのです。

トレードは「自分の理性と欲望との戦い」、すなわち心の葛藤ですから、大きく負けた時のメンタルダメージは計り知れなく大きいものがあります。つまりトレードで負けたということは、自分の心の中に潜む欲望に理性が負けたと言うことになりますから、「理性を失って欲望に負けた自分に腹が立ち、どうしようもない自己嫌悪に陥る」わけです。このメンタルダメージこそが金銭の損失以上の損失となるわけです。

トレードは自分の心の内面(理性と欲望)の戦いですから、メンタルダメージを受けたということは、すなわち自分の欲望に負けたということになり、それによって自己嫌悪、自己否定に陥ると、自分の考えに自信を失い、そんな自信を失った状態でトレードをしたとしても、薄利で確定してみたり、損切りができなかったりの繰り返しとなります。

つまり自分の考えや判断(理性)に自信のない戦い(トレード)をしてみても勝てるはずはないわけです。「これは絶対上がる」との強い自信をもって戦い(トレード)に臨み、「これは判断を間違えた」と理性が考えたら潔く撤退する。これが理性あるトレードです。「売ったら上がるんじゃあないか」「あの時、売らなければ」というのは、理性ではなく欲望に支配されている状態と言えます。

私は、常にメンタルを高めることこそ最重要事項と考え、メンタルダメージを受けないこと、ただそれだけを考えてトレードに臨んでいます。具体的な例をあげれば・・・
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このようなチャートで大陰線の発生で下がると判断してカラ売りを仕掛けたとします。そして踏み上げられました。この時、損したくない欲望を優先させれば、トレンドは下と判断しているわけですから当然に追撃売り(ナンピン)して売り単価を上げようと考えます。しかし、このチャートのように下げてくれれば、それで成功なのですが、高値を抜いてくるような形になれば、投げるか、もしくは多額の含み損を抱え込むことになります。

こうなるとメンタルにダメージを受け、自信を失ってしまうか、増え続ける含み損に見ないフリを決め込んで、いつまでも悶々とした暗い気持ちを抱え続けなくてはいけなくなるでしょう。そこで私は、このチャートの場合、大陰線の天井ラインを越えなければ、トレンドは下と判断しているですから、踏み上げられたらいったん損切りして大陰線の天井付近で再度カラ売りを仕掛けます。

そして自分の判断通り下がらずに高値を抜けていくような動きになれば再び損切りとなります。このチャートのように下がった時、あの踏み上げられた時、損切りしてしまったということになりますが、それは「儲けられなかった」という欲望に支配された考えであって、高値を抜いていく動きになっていたら莫大な損をしたということになるわけです。

つまりナンピン売りやナンピン買いしたときは、含み損の多い方を損切りしておくことで、メンタルダメージを回避できると考えるわけです。つまり大儲けをしようと企めば、損した時のことを考えなくなる。すなわち心の内の欲望に支配された状態だと考えるわけです。

欲望に支配されると、見えている物も見えなくなる。すなわち冷静な判断ができなくなるわけです。カラ売りをしていると、どんなに買いのチャート形になっていても下がるように見えるものです。買いの場合も同じですね。つまり冷静に判断してるようで、実は、自分が儲かるようにしか見えないわけです。

そうした心理状態がトレードでは悪い方に作用して当然成果も上がらないということになると考えています。繰り返しますが「トレードは、自分の心の内の理性と欲望の戦い」ですから、欲望と理性のバランスを取ることが重要となります。この欲望と理性のバランスを取ることとは、すなわちメンタルコントロールであり、メンタルダメージを受けないように自分の心をコントロールすることが重要だと思うわけです。

儲かるか、損するかは、自分の意思ではどうしようもありませんが、自分の心をコントロールすることは自分の意思できます。よって、自分の意思でどうにもならないことを考えるより、自分の意思でできること考えることが重要なポイントだと私は思うわけです。

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