FC2ブログ

メンタルダメージの回避(2)

株は、高いところ、上がったところで買うと下がる(損をする)ような気がして買えないという人がいる。これは大きな間違いで思い込みに過ぎない。短期スイングの場合、売り圧力の強い安値で買うより、売り圧力の少ない高いところで、かつ動いた株に飛び乗った方が短期間で大きく伸びる確率が高い。

言い方を変えれば、「株は安いところで買おうが、高いところで買おうが、損するか儲かるかは五分と五分」ならば「短期間で大きな利益を手にできる確率の高いところで買った方が良い」と私は考えるわけです。

いずれにしても株を買えば損をするわけですから、損をしたときにどうするかを常に考えておく。これがメンタルダメージを受けないためのメンタルコントロールだと思います。上がることしか考えていないと、下がった時、判断ができない。そして判断できない自分に嫌悪して落ち込む。これがメンタルダメージです。

すると、次からのトレードで何を基準に買えば良いのか自信を失い、何の基準もないギャンブルトレードを繰り返すことになってしまうわけです。

メンタルコントロールのもう一つは、一つの銘柄に執着しないということでしょう。
1133-4.gif
たとえば、このようなチャートの赤い丸の部分で買ったとします。ここは当然に買いの形ですから買いに問題はありません。ですが、株はそんなこと関係なしに下がることもあります。そして前の安値で急反発して大陽線を引きました。

まだまだ上がってくるような形になっています。そこで上がってくることを期待してナンピン買いということは当然に考えるところですが、上がってこないで下がっていったとしたら損が2倍で増えていくことになります。こうなるとメンタルにダメージを受けます。

そんなとき、この株の損を同じ株で取り返す必要はないのではないかと考えるのです。たとえば、同じ金額で買えるこのような別の上がる形をしたチャートの株を買うわけです。
1133-5.gif
つまり投資する金額は同じですからナンピン買いしたのと同じことですが、確率的に下のチャートの方が上がると予想できるわけです。そして損益は、前に買って含み損となっているものと、後に買った株の含み益の通算で損益を考えれば良いわけです。これなら前に買った株がさらに下がったとしても、ナンピン買いして損が2倍になるよりメンタルダメージは軽く済むことになるし、もうひとつが上がっていれば、前のを損切りすることにも抵抗は少なくなるわけです。

どんなに好みの女性であったとしても、アタック(買い)して拒絶(下落)されたにも関わらず、その女性を追いかけ回していると理性を見失ってしまいます。好みの女性に拒絶されたら、同じような女性はいないかと探して、別の女性にアタックしてみる方がメンタルダメージは軽く済み、成功の確率も高くなると私は思います。

トレードには、その人の生き方、考え方が強く反映されるわけですから、失敗を極度に恐れる人は、それがトレードにも表れて、なかなか決断ができないトレードをするし、物事に執着心の強い人は、一つの銘柄にとことん執着する。

そんなものではないかと思いますが、自分を下手だと責めてみたり、結果で判断して自己嫌悪に陥ることは、「百害あって一利なし」です。結果がどう出るかは、誰にもわからないトレードでの判断ですから、失敗も成功もないし、ましてや上手とか下手もない。すべては自分の判断力が試されているというだけのこと。

そんなことで自分を責めてみたり、自己嫌悪に陥るなんてことは、いかにも愚かなことであって、それより結果が悪く出たら「勝負は時の運」と割り切って、「なぜ判断を誤ったのか」を検証してみる。これこそが重要なポイントではないかと考えます。

私も勝っているときは、チャートを見るのがおろそかになりますが、負けた時、失敗した時は、チャートを真剣に見る。いろいろなチャートを分析してみます。つまり「しまった」と後悔しているより、チャートを見て、これからの作戦を考えていると精神的にポジティブになってくるわけです。

「一つのことに執着しない」、「すべてはツキがなかったと割り切る」、「気分を常にポジティブに保つ」、そんな精神的なことこそがトレードでは重要なことではないかと私は考えています。

人気ブログランキングへ
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

諏訪真吾

Author:諏訪真吾

掲示板
<会員交流掲示板>
記事検索フォーム
カテゴリー
月別アーカイブ
最新コメント
リンク