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諏訪真吾

Author:諏訪真吾
無能・無芸・無職の58歳
怒らず・悲しまず・嘆かず・期待せず・後悔せず、すべてを受け入れ、すべてを認めながら、時の流れのままに流されていく中年男





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つれずれに思う
レギュラーガソリン、ついに100円割れ。
私は、昨年暮れから99円で入れている。同じ岐阜市内でも107円〜99円とスタンドによって売り値が違っているのが面白いところ。一般常識で考えれば、これだけの値幅があれば誰もが99円のスタンドに行くはず。なのに107円のスタンドでガソリンを入れる人たちもいる。世の中は、理屈や常識で成り立っているわけではないということであろう。

私が住む地域は郊外なのでスーパーの激戦区。10年前までは、半径5kmの圏内に個人経営のスーパーが5軒と中堅の地元スーパーが3軒で競い合っていた。そこへバロー進出して2店舗出店。さらにイオンがイオンモールを出店。さらに岐阜市南部から中堅地元スーパーが2軒進出してきた。

こうしてわずか半径5kmの圏内に個人経営の小規模スーパーを含めて十数軒のスーパーが潰し合いを始めた。毎日のようにスーパーの安売りチラシが新聞に折り込まれ、消費者の目から見てもそれはすさまじいサバイバル戦争の様相を呈していた。

やがてそれまで独り勝ち状態で店舗を拡大していた中堅地元スーパーが3軒倒産。現在は、個人経営の小規模スーパーと中堅地元スーパー1軒、バロー2軒とイオンモールが残っている。うわさではバローとイオンは店舗閉鎖撤退とも言われている。サバイバル戦争という消耗戦を戦うと共倒れ、勝者なき戦い、「そして誰もいなくなった」という現実を見ているような思いがする。


私の同級生の夫婦。

長男は名古屋にマンションを買って独立。長女は名古屋に嫁入り、次女は米国に留学したまま定住してしまった。その同級生の嫁さんは、そのような状態を「跡取りがいなくなった」「誰が老後の面倒を見てくれるの」といつも嘆いていた。

ところが5年前、長女が離婚して子供を連れて出戻ってきた。その嫁さんは、孫(男3人)が同居するようになったから、この家を継いでくれる。もう心配はなくなったと喜んでいた。

そして3年後、その嫁さんはウツ病で精神科通いを始めた。原因は、旦那の退職、娘が働こうとしない。孫(高校生、中学生2人)は反抗する。暴れる。経済的には苦しくなる。そして今年の正月に自殺未遂。

自分が願っていたことを叶えられたことが、地獄の入り口になろうとは夢にも思わなかっただろう。「人間万事塞翁が馬」、「幸いは災いであり、災いは幸いである」ということであろう。

誰にも頼らず、誰からも頼られず、何も望まず、現実をすべて幸せと受け入れていく。足りない物を数えるから不満が芽生える。足りている物を数えれば、心に余裕が生まれる。心の余裕こそが幸せなのかも知れないと思う。


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