素人こそ成功できます
みちこさん
>今年に入って初めて株を買ったド素人です。私にもなじみのあるパイオニアを2月の中頃に買って、どんどん増える利益にウハウハ状態だったんですが、あの大震災の暴落で一転して大損になってしまいました。株って怖いものだと身にしみました。それで勉強しようと入会させていただいたのですが、私のような素人でもできるトレード方法ってあるんでしょうか。
みなさん、あの大震災で大損したとおっしゃいますが、私に言わせれば「欲に目がくらんで、利益を追求した結果」というだけのことで、すなわち「リスクとリターンは等しい」という当然の成り行きだったと思います。
あなたの場合も利益は多ければ多い方が良いとの思いのみにとらわれ「もうそろそろ売ろう(確定)」という考えはなかった。「欲を追求すれば大損をする」、あの地震で大損した人は、あれが地震のせいで損をしたのか、自分の欲が深かったから損したのではないのか、そういう視点で考えて見ることも必要でしょう。
これについては以下の記事も参考にしてみてください。
「地震のせいで損するわけない」
「そうしてすべてを失ってください」
「物事の考え方こそが重要」
そこで素人のあなたがこれからのトレードをどう考えたら良いかについて説明しましょう。
「6773 パイオニア」

あなたが買ったパイオニアのチャートで売買判断の事例を説明してみましょう。
チャートは、こうしてイメージで見ることが重要なポイントとなってきます。陽線は上に向いた矢印、陰線は下に向いた矢印をイメージすると、これからの株価の方向性が見えてくるのではないでしょうか。そして私が言ってる「陽線の次は陽線」「陰線の次は陰線」がより理解できるのではないでしょうか。
このチャートの左側部分(丸印)での売買判断です。

陰線、陰線と出て3本目が陽線でした。当然ここは「3本目、4本目のチャンス有り」で買いとなります。ところが翌日は「陽線の次は陽線」とならずに陰線でした。当然ここは損切りとなります。
426円(終値買い)⇒409円(終値売り)⇒-17円(損切り)
損切りした陰線の翌日は陽線でした。ここは「陰線の次は陰線」にならなかったのですから当然に買いとなります。その翌日はマドを空けての始まりです。ここも「マドは買え」ですから買い乗せとなります。そして3本目が陰線です。ここで確定売りとなります。
420円(終値買い)⇒438円(終値売り)⇒+18円(利益確定)
422円(始値買い)⇒438円(終値売り)⇒+16円(利益確定)
これで差し引き⇒34円(利益確定分)-17円(損切り分)⇒+17円
となります。
次に真ん中の丸の部分です。

3本目の陽線ですから「3本目、4本目のチャンス有り」で買いとなります。翌日はマドを空けての始まりですから「マドは買え」で買い乗せです。その翌日は「はらみ線」ですから確定売りとなります。その翌日は陽線ですが「はらみ線」の下放れですから買いとはなりません。
419円(終値買い)⇒428円(終値売り)⇒+9円(利益確定)
424円(始値買い)⇒428円(終値売り)⇒-4円(損切り)
これで差し引き⇒9円(利益確定分)-4円(損切り分)⇒+5円
となります。
そして最後が急落後の赤丸の部分です。

陽線は買いです。その翌日もマド空けですから買い乗せとなります。そして3本目が陰線ですから確定売りとなります。
337円(終値買い)⇒380円(終値売り)⇒+43円(利益確定)
344円(始値買い)⇒380円(終値売り)⇒+36円(利益確定)
これで差し引き⇒43円(利益確定分)+36円(利益確定)⇒+79円
となります。
あなたが大損したと言ってるパイオニアであっても、私が言ってる「陽線を買え」「マドを買え」「陰線を売れ」さえ守っていれば、あの大震災の急落は大儲けできたということになります。
「あの大震災の暴落があったから大損した」というのは、単なる言い訳であって自分の欲が深かっただけのこと、自分の判断が悪かっただけのことではないでしょうか。「大震災だったのだから損したのは仕方がない」と自分が損したことを地震のせいにしてしまえば、それでお終い。
それ以上の進歩もなければ、また同じことを繰り返すわけです。たとえ何が起ころうが「自分の判断に間違いなあったのか、なかったのか」を考えることで進歩していくのだと思います。
>今年に入って初めて株を買ったド素人です。私にもなじみのあるパイオニアを2月の中頃に買って、どんどん増える利益にウハウハ状態だったんですが、あの大震災の暴落で一転して大損になってしまいました。株って怖いものだと身にしみました。それで勉強しようと入会させていただいたのですが、私のような素人でもできるトレード方法ってあるんでしょうか。
みなさん、あの大震災で大損したとおっしゃいますが、私に言わせれば「欲に目がくらんで、利益を追求した結果」というだけのことで、すなわち「リスクとリターンは等しい」という当然の成り行きだったと思います。
あなたの場合も利益は多ければ多い方が良いとの思いのみにとらわれ「もうそろそろ売ろう(確定)」という考えはなかった。「欲を追求すれば大損をする」、あの地震で大損した人は、あれが地震のせいで損をしたのか、自分の欲が深かったから損したのではないのか、そういう視点で考えて見ることも必要でしょう。
これについては以下の記事も参考にしてみてください。
「地震のせいで損するわけない」
「そうしてすべてを失ってください」
「物事の考え方こそが重要」
そこで素人のあなたがこれからのトレードをどう考えたら良いかについて説明しましょう。
「6773 パイオニア」

あなたが買ったパイオニアのチャートで売買判断の事例を説明してみましょう。
チャートは、こうしてイメージで見ることが重要なポイントとなってきます。陽線は上に向いた矢印、陰線は下に向いた矢印をイメージすると、これからの株価の方向性が見えてくるのではないでしょうか。そして私が言ってる「陽線の次は陽線」「陰線の次は陰線」がより理解できるのではないでしょうか。
このチャートの左側部分(丸印)での売買判断です。

陰線、陰線と出て3本目が陽線でした。当然ここは「3本目、4本目のチャンス有り」で買いとなります。ところが翌日は「陽線の次は陽線」とならずに陰線でした。当然ここは損切りとなります。
426円(終値買い)⇒409円(終値売り)⇒-17円(損切り)
損切りした陰線の翌日は陽線でした。ここは「陰線の次は陰線」にならなかったのですから当然に買いとなります。その翌日はマドを空けての始まりです。ここも「マドは買え」ですから買い乗せとなります。そして3本目が陰線です。ここで確定売りとなります。
420円(終値買い)⇒438円(終値売り)⇒+18円(利益確定)
422円(始値買い)⇒438円(終値売り)⇒+16円(利益確定)
これで差し引き⇒34円(利益確定分)-17円(損切り分)⇒+17円
となります。
次に真ん中の丸の部分です。

3本目の陽線ですから「3本目、4本目のチャンス有り」で買いとなります。翌日はマドを空けての始まりですから「マドは買え」で買い乗せです。その翌日は「はらみ線」ですから確定売りとなります。その翌日は陽線ですが「はらみ線」の下放れですから買いとはなりません。
419円(終値買い)⇒428円(終値売り)⇒+9円(利益確定)
424円(始値買い)⇒428円(終値売り)⇒-4円(損切り)
これで差し引き⇒9円(利益確定分)-4円(損切り分)⇒+5円
となります。
そして最後が急落後の赤丸の部分です。

陽線は買いです。その翌日もマド空けですから買い乗せとなります。そして3本目が陰線ですから確定売りとなります。
337円(終値買い)⇒380円(終値売り)⇒+43円(利益確定)
344円(始値買い)⇒380円(終値売り)⇒+36円(利益確定)
これで差し引き⇒43円(利益確定分)+36円(利益確定)⇒+79円
となります。
あなたが大損したと言ってるパイオニアであっても、私が言ってる「陽線を買え」「マドを買え」「陰線を売れ」さえ守っていれば、あの大震災の急落は大儲けできたということになります。
「あの大震災の暴落があったから大損した」というのは、単なる言い訳であって自分の欲が深かっただけのこと、自分の判断が悪かっただけのことではないでしょうか。「大震災だったのだから損したのは仕方がない」と自分が損したことを地震のせいにしてしまえば、それでお終い。
それ以上の進歩もなければ、また同じことを繰り返すわけです。たとえ何が起ころうが「自分の判断に間違いなあったのか、なかったのか」を考えることで進歩していくのだと思います。
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