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みんなの気持ちを読み取る

昨日説明しました「三の法則」について、三本目四本目の変化日がチャンスだと説明しましたが、それに関して・・・「どこに損切りの逆指値を入れれば良いのか」とか「買ったけど逆指値で強制損切りさせられることが多い」などいう質問をいただきました。

私は損切りの逆指値は使いません。なぜなら「逆指値による損切りは、損するための方法」だと考えています。上がるという「確信を持って買ったのであれば損切りなど考えるな」ということであり、「上がると判断した自分を信じてみろ」と私は考えます。

「仕事を持っていて場が見られないから儲けられない」という人もいます。ならば「仕事を辞めて日中場を見ていれば儲けられるのか」・・・儲けられるはずはない。

つまり「人としての基本的な考え方」こそが問題なのです。

言い訳をする、失敗した時の逃げ道を作っておく、自分の判断間違いを転嫁する、・・・・すべては「自分の判断に対して、責任を負おうという覚悟がない」ということです。管直人がその典型的な人間ですが、自分に厳しくない人が成功できるはずがない。

というのが私の考えであり、私の師匠の教えでもあります。

たとえ仕事を持っていたとしても昼休みは誰にでもあります。逆指値など使わなくても昼休みにチェックして陰線だったら売れば良いわけです。後場引け間際のトイレ休憩で陰線だったら売ってしまえば良いし、陽線だったら買っておけば良いわけです。

つまり仕事を持っていたとしても方法はいくらでもあるわけです。ならば逆指値など使わずに、自分の判断を信じてみる、それで損が出たとしても、それは自分の判断が間違っていただけのことで、判断を間違えた検証をすれば良いだけのこと。

そう思います。

ちょっと余計なことを書きましたが、株価の売買判断などシンプルであればシンプルなほどベストです。どうせ株価なんて上がるか下がるかだけのことですから。そんな単純なことを複雑に考えるから判断に迷うわけです。

たとえば「三本目四本目の変化日のチャンスを見極める方法」にしても、こう考えれば良いわけです。
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この陽線で100人の人が買ったとします。そして陰線、陰線で50人の人が利益を確定(売った)したとします。まだ残り50人の人は含み益となっていますので保有しています。そこで利益を確定した(売った)50人の人はどうするか?と考えるわけです。

「下げたらもう一度買い直したい」と考えているわけです。このような人の心理状態の中で3本目のローソク足が形成されるわけです。この3本目で陽線となれば、買い直したいと考えていた50人は、買い遅れてはならじと買いに走るわけです。こうして2本目の陽線が形成されるわけです。

つまり、これが「1本目の陽線にチャンス有りと」いうことです。そして3本目が変化日とは、陽線3本目で前の高値に接近します。ここでまた利益を確定しておきたいという弱気の何人かの人が出てくるわけです。その弱気の人数が多ければ、また陰線となるわけです。

弱気の人が少なければ4本目も陽線、5本目も陽線となり「3本目で変化しなかった」わけですから買いとなるわけです。こうして上昇トレンドが形成されていくわけです。

次は、上昇トレンドンドの逆パターンです。
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大陰線で100人の人が売ってきました。そして陽線2本で逆張りの人が買ってきました。「三本目四本目が変化日」で、次の3本目が注目となります。

逆張りで陽線で買った50人は利益確定をしようと考えます。そして100人が売ったとき、損切りできなかった人は、ここで逃げておこうと損切りを考えます。そんな弱気の心理状態の中で3本目のローソク足が形成されるわけです。

弱気の心理の中で陰線となれば、逆張りで買った50人は利益確定売りを急ぎます。そして逃げ遅れていた50人も損切りを始めます。そうしたとき1本目の陰線の次のローソク足が形成されるわけです。当然陰線となります。そして陰線3本目で底に到達しますので、ここでまた逆張りで利益確定をした人は買いに入ります。

ここで買う人が多ければボックストレンドとなり、売る人が多ければ、3本目で変化しないで4本目5本目も陰線と下降トレンドを形成していくわけです。

要するに、株価判断とは「上がるだろうか、下がるだろうか」と考えても分かるわけがないし、ましてや「儲かるか、損するか」などと考えていては、それは株価判断をしているのではなく、単に損得計算をしているにすぎないということです。

世の中すべて損得計算をすれば、肝心なことが見えなくなるし、大勢を見失って孤立してしまうことになります。物品販売などの自営業をやっている人は、よく分かると思うのですが、目先の利益追求に走れば客足は遠のくし、人の心を読んで、心をくすぐってやれば人は集まってくる。トレードもこれと同じで、目先の利益追求に目がくらんでいては成功はできない。

ローソク足を見て、そのローソク足はどのような人の心理で形成されたのか?カラ売りで待っている人は、このローソク足を見てどのように考えているのだろうか?買いで待ってる人は、どのように考えてこのローソク足を見ているのだろうか?とみんながどう考えているのか人の心理を読み取ることが重要なのです。

世の中のこともトレードも同じことなのです。
「私がどうしたいか」ではなく「みんなはどうしたいのか」を考えないと世の中では孤立し、トレードでは流れの中に取り残されてしまうということです。
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