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素人は手を出さないのが無難

ひさよさん
>ところで、私は勉強が好きではないので、チャートで単純にトレードをと思っているのですが、最近は低位株ブームで安く買って爆発するのを待っているというのも、正直興味があります。四季報などで、いろいろ調べるそうですが、こういうファンダメンタル重視の低位株と先生のチャートの取引はやはり一緒にしないほうがいいですか。低位株はどう思われますか。よろしくお願いいたします。


こう考えてみましょう。四季報に書かれている業績はあくまでも過去のものです。そして書かれている業績予想も時間の経過とともに刻々と変化します、と言うことが第一点。次が、株価は過去の業績で動くものではなく、将来性を織り込んで株価が形成されるということが第2点です。つまり四季報など買ってきて読んでみても何の役にも立たないということになります。

すなわち企業の将来性を織り込むとは、現在の企業価値がイコール現在の株価ということです。東京電力を例にあげれば、原発事故を起こすまでの企業価値は3000円台の株価であり、事故を起こしてからの企業価値は500円台ということになります。ここから先、さらに企業価値が減損すれば株価はさらに下がり、国有化と言うことにでもなれば企業価値はゼロ、すなわち株価もゼロになるということです。

これを四季報を読んで予測できるかということです。

次に低位株を買って2倍3倍にするという考え方ですが、低位株とは、すなわち企業価値(将来性)がほとんどない企業の株ということになります。こうした企業価値のほとんどない株を買うことについて、こう考えてみましょう。

低位株とは、ほとんどの投資家が見向きもしないから低位に放置されているわけです。つまり商品で言えば、一般の人が興味を示さない骨董品と同じと考えると理解しやすいでしょう。しかし、一般の人が興味を示さない骨董品であっても、そのたくさんの骨董品の中には買値の10倍、20倍にもなるお宝も混じっています。

ですが、骨董品のほとんどは無価値のゴミの山です。低位株を買うとは、骨董品をたくさん買い集めて、その中にお宝が混じっていると夢を見る骨董品収集家と同じことだと考えると理解しやすいのではないでしょうか。

もうひとつたとえ話をすれば、通常30万円以上はするルイビトンのバッグが5万円、10万円で山積みにされて売っていったとしましょう。あなたはそのバッグを見て、お値打ちに買えると喜んで買うでしょうか?普通の人は、偽物じゃあないかとか何か問題のあるバッグじゃあないかと考えてしまうでしょう。

低位株を買うとは、そういうことなのです。無価値の株を無価値の株だと分かっていて買うのであれば、何も問題はありませんが、価値が上がると思い込んで買うと失敗するということです。これを「安物買いの銭失い」と言います。

すべての商品の価格は「需要と供給のバランス」によって形成されます。株価も同じです。つまり骨董品を買うのであれば、骨董品の目利きができるだけの知識が必要ということです。素人が骨董品に手を出してもゴミをつかむことになってしまうということになります。

初心者は、いま人気がある商品(株価)、いま流行の商品(株価)を買うことこそが失敗しない唯一の方法だと私は考えます。いま人気がある商品(株価)、いま流行の商品(株価)とは、すなわち上昇トレンドのチャートを買うということになります。
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