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ひと山いくらのファンドとは

ユキさん
>今日のブログに、恒例の「ひと山いくら」の諏訪ファンド方式、諏訪ファンド構成銘柄、と3銘柄書いてありましたが、初めての事ですのでどう言う事か分りません。何分宜しく御解説下さい。お願い致します。


諏訪ファンドとは、考え方は、いわゆるリスク分散、銘柄分散ということです。つまり1銘柄に集中投資すれば、当たった時の利益も大きいが、外れた時のリスクも大きいということになります。そこで「同じような金額で買える、同じようなチャートの株を複数買えば、当たりの確率は高くなるのではないか」と考えるのです。

たとえば、スーパーなどで、規格外のリンゴやミカンなどの果物をザルやバケツに入れてひと山いくらで売ることがありますね。小ぶりの物もまだ青みが残っているものなど、いわゆる外れも含めてのひと山いくらということです。つまり外れのまずい物が混ざっていてもトータルで満足できれば良いということで買ってきます。考え方は、これと同じです。数がたくさんあれば良い物もたくさん混ざっているだろうということです。

具体的に検証してみましょう。たとえば、4/1の終値でこの3銘柄をひと山いくらで買ったとします。
クルーズ73400円
アズジェント74600円
インフォコム81800円
3銘柄トータル229800円

その10日後の値動きはこのようになりました。
クルーズ71100円-3.1%
アズジェント73900円-0.9%
インフォコム82900円+1.3%
3銘柄トータル227900円-0.8%
この3銘柄のうちクルーズは-3%と大外れでしたが、インフォコムがこの損をカバーしてトータルでは-0.8%と損失を軽く済ませました。

そして20日後は、このようになりました。
クルーズ69800円-4.9%
アズジェント79000円+5.9%
インフォコム83400円+2.0%
3銘柄トータル232300円+1.0%
クルーズはさらに下がって損失が大きくなりましたが、アズジェントが+5.9%と大きく値上がりしたことによってトータルではプラスになっています。

さらに1ヶ月後の4月末にはこうなりました。
クルーズ76900円+4.8%
アズジェント84800円+13.7%
インフォコム96600円+18.1%
3銘柄トータル258300円+12.4%
-4.9%もの大きな含み損だったクルーズもプラスに転じてトータルでは+12%と大きな含み益となりました。

これがリスク分散効果です。たとえば、この3銘柄のうちインフォコムを買えば良かったわけですが、クルーズを買ったとしたら損切りとなってしまうわけです。ですがこうして3銘柄を抱き合わせで買うことによって損切りしないで済んだということになります。

注意すべき点は、「購入金額がほぼ同額の銘柄を組み合わせる」ということと、トータルで何%マイナスになったら損切りしてしまうという「損切り基準を設定」しておくということです。さらに、ひと山いくらで買ったわけですから「売る時もセットで売る」と考えた方が初心者には管理しやすいと思います。

間違っても・・・含み損株を残して、含み益の株だけを利益確定することはしないでください。
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